Chamomile tea -12ページ目

Chamomile tea

図書館戦争の二次小説を書いています。基本堂郁です。
はじめての方は「はじめに」をご覧ください。(メッセージボードにINDEXのリンク貼ってます。)

アメーバって、予約投稿が出来るんですね!初めて知りましたーーー!

ということで、これからは予約投稿にします笑

こうすればしばらく更新がありませーん状態回避できると思うので★


という訳で、カワイすぎる郁ちゃんを書きたい管理人の妄想にお付き合いください笑


***


郁がこうして我慢するのは度々あった。というか、風邪の時は毎回隠し通そうとしていた。


もともと風邪などをよく引くタイプではないのだがそれでも結婚して2年以上過ぎれば2回ほどは風邪をひくことがある。


1回目は結婚後間もない頃だっただろうか。その日は通常業務と訓練の日だった。朝に少しおかしいとは思ったものの郁が大丈夫だ、というのでそのまま職場へ向かったのだが訓練の途中でぶっ倒れてしまった。その時は高熱ですぐさま早退してその後風邪の治りが悪く何故言わなかったのだと長く拷問したものだ。


2回目は結婚してから1年経とうか経たないかの頃だった。公休日で郁と出かけに行く約束をしていた。朝は調子が良かったようだったのだが途中から具合が悪くなったそうでいつもの明るい郁の様子がどうもおかしかった。後から聞いたがその時は大事なデートを壊したくなくて具合の悪さは黙っていたそうだ。しかし午後の帰りの車の中で酷い頭痛に襲われてものすごい勢いで唸ったのでそのまま病院へ直行。大事には至らなかったがその風邪もまた、長時間耐えていたせいで治りが遅かった。唸られたときは動物にうなられているようで怖かったがさすがにそれは言わない。


で、過去二回。風邪をひくたびに「具合が悪ければすぐに言う」という約束をしたのだ。


まあそれを郁が守らないのは重々承知であったが今回もまた言わないでいたので早めに気づいてやれてよかったと心底思った。



「郁、具合が悪かったら必ず俺に言うって約束しただろう。」


まるで子犬が叱られてしゅんと尻尾が下がるかのようにうなだれた。

そんなところまで可愛いと思ってしまうのはもう末期症状か。堂上夫妻は結婚してから結構な時が経つが、新婚当時と相変わらずラブラブ状態だ。


「ごめんなさい・・・・。」


消え入るような声で郁がつぶやいた。どうやら本当に反省しているようだ。


くしゃくしゃと髪をなでてやるとフッと可愛らしい笑みを浮かべた。


「熱は」


「さっき計ったら38.3°・・・」


平熱が36.2°の郁にとってはかなり高い。熱のせいなのか郁はかなり具合が悪いようで車のシートを倒して眠っていた。


「水分補給を忘れるな。脱水症状は一番危険だ。そして暖かくしろ。今の季節は暑いから汗をかかない程度にな。お腹がすいたらすぐ俺に言え。明日も安静を取って休めよ。有給全然使ってないはずだからまだまだあるはずだ。俺も明日休む。」


「篤さん、お母さんみたい・・・。でも明日は篤さんは仕事行ってね。あたしのためになんて休まなくても大丈夫だよ。班の人困っちゃう」


こんな時にすら堂上の心配をする郁はどこまで純粋で可愛いのだろうと改めて思った。

風邪の時の郁はもう可愛くて仕方ない。

この可愛さを見れるのは夫である堂上の特権かと思うとつい顔がにやけた。きっと小牧に知れたらとことん弄られ、柴崎に知れたらバカップル~どうにかしなさいな、この惚気メっなんて言われるのだろう。


「アホか。心配で業務にならん。。。」


昔の堂上なら絶対に仕事に行ったのだろうが今は違う。


相当「郁病」におかされている。


そうこうしている間に病院に着いた。あいにくかなりの混雑だ。


「郁、起きれるか。」


郁の肩に手をまわして起こすのを援助する。


普段もそうだが風邪となるといつもよりもボディタッチが多くてそのたびドキッとする。


新婚じゃあるまいし、と思うがそのたびに百面相に変わる郁の顔を見ているだけで毎日が楽しかった。



***


妙な終わり方!

これ、かーなり長ーくなっちゃいそうです泣

ココロは当初5くらいで終わる予定がもう・・・10以上になりそうですよね汗


では明日は「お水にご用心」を更新致します(*^_^*)


お品書きを別に作りました。

判り易いようにテーマもINDEX専用に分けますね。


図書館SSの目次です。はじめましての方は「はじめに 」を御一読ください。

随時更新します。

下に行くほど、右横に行くほど新しいです。


カッコ内は完結した月&日を記載しています。

「~」のままのものはまだ続いているものです。


未来投稿予定のものもそのままリンクとして載せていますので時々見れませんが時間が経つと見れるようになります。


堂郁の日記念特別INDEXはこちら


<INDEX>

(2013年度のものです。)


ココロ(0621~0723)

[1] [2] [3] [4] [5(郁ver.)] [5(堂上ver.)] [6] [7] [8] [9]


世界一勿体ないケーキ (0626)


夏、真っ盛り (0621)


バトル (0627)


スイートデー(0708~)

[1] [2] [3]


お水にご用心(0708~0713)

前篇  中篇  後篇


幽霊泥棒  (0713)


ケチの報酬  (0716)


不器用  (0717)


消えたリング(0719~0722)

前篇 後篇


パウンドケーキ  (0724)


王子様と娘  (0727)


バナナと堂上  (0731)


ストップ作戦  (0802)


手塚、お疲れ様です!(0803~) 

[1]


面接 (0803~)

他隊員目線


にゃんこちゃん(0806~)

[1]


短冊の悲劇 (0809)


酔っ払い (0812)


もしもシリーズ(0812~)

カミツレデートが続行していたら


小さな幸せ(0823~)

[1] [2]

王子様云々  (0904)




<図書戦記録>


図書戦の記念日を不定期更新中です★


6月



いよいよ『飲み会』です★

とは言っても、もちろん酒を飲んだことが無いのでよくわかりません笑(じゃあなんで書こうと思った!?)

が、イメージ妄想150%に膨らませて行きたいと思います笑


***



もっと堂上と一緒に居たいと思ったが、これ以上一緒にいる理由は無い。郁は堂上と別れることになった。もちろん「飲みすぎるなよ。」という忠告付きで。

流石に最近は自分で飲まないようにしているがそれでも時折堂上におぶって帰ることになってしまう。だからこうして毎回堂上からの忠告が入るのだ。


今日は飲みすぎないように・・・っと。


そんなことを考えながら席へと向かった。


郁は長身の為女の中にいると非常に目立つ。隣には華奢で柴崎とまではいかないが可愛らしい女の子がズラリと並んでいるがその美貌より郁のデカさの方がより目立っていた。


自己紹介が始まる。


と、数人自己紹介が終わったあと、聞き覚えのある声が響いた。


「柴崎麻子、業務部所属・・・・・」


ん?同姓同名?いや、そんなわけはない。

でも確か柴崎は来ないと言っていたような・・・・


視線を声の主に向けるとやはり同室で超美人の柴崎麻子様であった。どうやら郁が考え事をしていた間に自己紹介が終了したようで柴崎がこちらに笑いかけている。


男たちの視線は柴崎に虜だ。


郁が柴崎に問いかけるより先に郁のターンとなった。


「あっ。ええっと・・・笠原郁図書士長図書特殊部隊所属です。」


何を言ってよいのかよくわからなかったので簡潔にした。

本当ならばここで趣味など言うのだろうが特に突っ込まれなかった。まあそれも当たり前といえば当たり前。男たちの視線は柴崎にしか向いていないのだ。


その中、一人の人が郁のことを真剣な目で見ていた。 見た目はまあまあといったところだ。終始ニコニコしていて堂上とは正反対のタイプだ、と思った。

確かこの男は「三浦」と名乗ったような気がする。郁の記憶が間違っていなければ業務部所属の図書生の筈だ。


郁と目が合うとすぐさま声をかけてきた。


「笠原さん、だよね。俺は業務部所属、三浦晴己三等図書生。宜しく。タスクフォースだよね?凄いね。やっぱり、鍛えてるんだ。」


だいぶ馴れ馴れしい話しかけ方で郁は戸惑ったがその波についていくことに必死で考える暇がない。


「あ、はい。訓練が厳しいので。」


そうなんだ~と普通に相槌を打つ。


「笠原さんって、好きな人とかいるの。」


直球で来たのでぽかーんと頭の思考回路が停止した。

好きな人・・・。 堂上の顔が頭に思い浮かんだ。だが流石にここで「堂上教官です」とも言えないし自分の気持ちが確かという訳でもないのであいまいにしておくことにした。


「あ・・・よくわからないです。」


「そっか。変な事聞いちゃったね。ほら、ここ合コンだから。彼氏とかいるのかなーって思って。」


ああ、そういうことか。

いつもとは違い一応ここは合コンということになっている。


「いえいえ、すみません。こういう合コン?とかって初めてで・・・。」


初めて、といったことに驚いたのか三浦三生は驚いたような表情をした。


「そうなんだ~。あ、これ、飲みなよ。」


堂上に気をつけろとは言われているがあまりに美しい色で少量だったので飲むことにした。


「うー、甘くておいしいですね。これ。凄く~美味しいです。」


先程からニコニコしている三浦三生は人に酒を勧めておいてなかなか飲もうとしない。


「三浦さんは飲まれないんですか?これ、すごく美味しいですよ。」


三浦三生はフフっと笑うと飲むよ、と言ってグラスと手に取った。


「笠原さん、プライベートなんだし、階級呼びしなくていいよ。・・・って、笠原さん?」


三浦の声は脳に妙に響いてあまり頭の中に内容が入ってこないのか、真剣に聞けない。郁は三浦がしゃべっているのもずっと上の空で聞いていた。


「あっ、すみません・・・・。じゃあ、三浦さんって呼びますね。」


「誰か、探してたの?」


三浦が怪訝な顔でこちらを伺った。

さがしていない。と言えば間違いになるかもしれない。確かに郁は堂上の姿を目で探していた。結局どこに行ったのやら見つからなかったのだが。


「あ、探してた・・・っていうか・・・・。上司と一緒にここまで来たんでどこに行ったのかなーって気になって。なんかすいません。気にしないでください!」


「それってもしかして、堂上二生のこと?」


えっ、何で知ってるの。


どうやらその気持ちが顔に出たようだ。三浦は郁が言葉を発する前に話し始めた。


「アハハハハ~。なんでって、有名だよ、図書隊の中では。」


「どういう風に・・・有名なんですか。」


「うーん。そこは自分が一番よくわかってるんじゃない?」


この人、小牧に似てるとこがあるかも。と少し思った。

だが三浦は正論派ではなさそうだ。


気づけばグラスが3つ目に突入した。どうもこの人と話していると酒が進む。


「ふわあ~眠い。ちょっと、お手洗いに行ってきましゅねえ。」




郁がトイレを済ませると出た先に堂上とばったり会った。


「どうじょうきょうかーんですかあ?どこいってたんですかあ~さみしかったですよお~さがしてたんです、ずっと。」


こいつ・・・酔ってんのか。

にしてもこの眠そうに目をこすりながら歩いてるこの無防備な姿を他の奴にさらすのはごめんだ。その上この可愛らしい発言。寂しかった? そんなことを堂上以外の人に言ったらどうなるか、想像しただけで恐ろしい。この堂上でさえ理性が壊れかけそうだ。

もう既に大切に大切に開けないように厳重にしてあるジュエリーボックスは壊れかけている。そして今、またガタリと動いたが堂上はありったけの自制心でそれを抑えた。


「お前一体何杯飲んだんだ。」


「えぇーっと・・・」


指で数を数えるようなしぐさを見せる。


「一本・・・二本・・・三本・・・・ですぅ~。ちょこっとなんですよぉ~!可愛いピンクのでしたあ~。甘かったです。ジュースみたいで・・・。」


それ、量が少ないほど度が高いのを知らないのかお前は!と言おうと思った瞬間、思ってもいない言葉が郁の口から出た。


「でも・・・物足りなかったです。」


「何がだ。」


それだけ飲めば十分だろうと思った。だが郁は悲しそうな顔をしていつもは絶対にしない上目使いでこちらを見てくる。 しかもそれはこの上ないほど可愛い。


「きょうかんが・・・きょうかんがいなかったから・・・さみしくて・・・・」


そこまで言って郁はぽろぽろと泣きだした。


そして郁の後ろには妙に人影があった。



***


いつもの二倍以上の長さになっちゃいましたね笑

ついつい・・・wwww


もう、これ、付き合ってんじゃないの?


っていう突っ込みはおやめ下さいまし笑


今日も暑いですねえ~熱中症には気を付けましょうね!