拝啓
突然のお手紙、申し訳ございません。
私は、夢人10周年記念アルバム製作スタッフに選んでいただいた、森崎裕歌と申します。
私を選んでいただいて、本当に嬉しいのですが、私自身のことについて話さなければならないことがいくつかあります。
私は和歌山にある県立中高一貫校に通う中学3年生です。
高校へは試験無しで進学できるため、勉学でアルバム制作に支障が出ることはほとんどないので、心配していただかなくても大丈夫です。
しかし、私は、心因性失声症という病気で、5歳の頃から、声がほとんど出ません。
ささやき声なら出せるのですが、大きな声は出せないので、普段は筆談と簡単な手話で会話しています。
声を出すこと自体には問題がないので、発症当時からカウンセリングを受けていますが、それもほとんど受け終わっている状況です。
何かを企画して進めていくのに、私のこの病気はきっと足手まといになります。
私も製作スタッフに選んでいただいたからには、全力で制作に取り組みたいと思っています。
しかし、私の病気がアルバム制作で負の要素になると思われるのならば、
遠慮なく、他の方に代えていただいてかまいません。
夢人のアルバムが素敵なアルバムになるために、私は一ファンとして、製作スタッフを辞退するという仕事をしたことにします。
もちろん、貴社に断られても、恨みなんて持ちません。
これからも、今まで通り、夢人を応援していく気持ちに変わりはありません。
だから、「夢人のアルバムが素敵なアルバムになるため」だけを考えて、私のことを決めてください。
どうか、お願いします。
敬具