久しぶりすぎてアウェイ感がすごいですが…。
「お久しぶりです」ね。(いいのか、こんな亀更新で…読者の皆様すみません…)
みなさま、こんばんは。

今日は、俳優の鈴木亮平さんのブログから、非常に嬉しいご一報を…。

それは!なんと!!!

斉藤洋さん作、『ルドルフとイッパイアッテナ』が来年の夏休み、3DCGアニメ映画化することになったそうなのです!!!!!!!!
その上、鈴木亮平さんは声優さん初挑戦とのこと。
それがこの作品で、私はたいへん嬉しゅうございます…(感涙)←
鈴木亮平さんは、主人公の相棒、イッパイアッテナの役をなさるそうです(=^_^=)

さてさて、ここで『ルドルフとイッパイアッテナ』の原作についてのあれこれを、ざっくりお話し致しましょう。
先ほどから「「ルドルフ」って誰?」「「イッパイアッテナ」って読みづらい!何?」と思っていらっしゃる方もおられると思いますので…。
(何の話だ…)と頭を抱えておられる方、しばしお待ちを。

まずは、この本のジャンルからです。
『ルドルフとイッパイアッテナ』は、ジャンルで言いますと児童文学にあたります。
ハードカバー、計三作のシリーズもので、“冒険もの”とも“友情もの”ともジャンルづけできるかと思います。

次に、作者です。
原作者は斉藤洋(さいとうひろし)さん、男性です。
有名な方ですので、名前を聞いたことがある方もおありではないでしょうか。
児童文学作家の方で、実は今回話題にする『ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社)は彼の処女作です。
Wikiによると、講談社児童文学新人賞、野間児童文芸新人賞、路傍の石少年文学賞、野間児童文芸賞など数々の賞を受賞されているようです。
他作品には『ぼうけんしマウス』、『ドルオーテ はつかねずみは異星人』、『ペンギンたんけんたい』(シリーズもの)、『ナツカのお化け事件簿』(シリーズもの)などがあります。

『ルドルフとイッパイアッテナ』の主人公はルドルフ、彼は猫です。
イッパイアッテナという相棒、彼もルドルフ同様、猫なのです。
ルドルフは、リエちゃんという女の子に飼われていたいわゆる飼い猫でしたが、ある日故郷で、道行くトラックに間違えて乗ってしまい東京へ来てしまいます。そこで虎猫のイッパイアッテナと出会い、彼に厄介になりながら、家へ帰る方法を探そうとするのですが…?

ちなみに、主人公のルドルフの役は井上真央さんがなさるそうです。
ルドルフ、男の猫(こ)なのですが、女優さんが男の子の声を担当されることはよくありますものね^^

ところで皆さま、“イッパイアッテナ”とはずいぶん変わった名前だと思いませんか?
これは、ここに書かせて頂くとネタバレになってしまいますので、気になる方は是非原作を!!
ルドルフとイッパイアッテナの出会いに関係するエピソードなのです。
本作は猫たちの物語、一作目のみならず、三作目まで続きが気になる児童書となっています。

いつもの私であれば、原作のあるものをアニメ化・映画化するとなるとがっかりすることが少なくないのですが、今回は役者魂の素晴らしい鈴木亮平さんが(べた褒め)声優さんをなさるとのこと、来年の夏休みを楽しみにしております。
井上真央さんも、地上波で放映中の大河「花燃ゆ」含め、好印象の女優さんです。
きっと原作を大事にした作品になることでしょう。

みなさま、来年の夏休みまでに、ぜひ原作を!!!!
お子様のいらっしゃるご家庭の方、小学校の図書館にはきっとあるはずです!
(私が通っていた小学校にはありました)
ぜひぜひお手に取って、一作目だけでもお読みください(^^)/

ではではまた~。
夏も本番です、皆さま体調には十分ご注意下さいね!

(心の声:今回は米澤穂信さんの『リカーシブル』について書くつもりが…!)

【参考URL】「斉藤洋」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%89%E8%97%A4%E6%B4%8B(2015年8月2日閲覧)
鈴木亮平さんのブログ「『ルドルフとイッパイアッテナ』」http://ameblo.jp/suzuki-ryohei/entry-12056581155.html(2015年8月2日閲覧)

【参考文献】斉藤洋『ルドルフとイッパイアッテナ』、講談社、1986年
       斉藤洋『ルドルフともだちひとりだち』、講談社、1988年
       斉藤洋『ルドルフいくねこくるねこ』、講談社、2002年


お久しぶりです。

失礼致しておりました。

なかなかブログを書けずにいましたが、今日やっと手を伸ばしました。


今日ここでご紹介するのは、米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』です。


米澤穂信さんは、ミステリ作家の方です。ブログ読者のみなさま、ご存じでしょうか。


過去に彼の作品である『氷菓』はアニメ化し、TVアニメーション化されましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

『氷菓』は、『氷菓』を一作目としたシリーズものです。

そのあとに

『愚者のエンドロール』

『クドリャフカの順番』

『遠まわりする雛』

『ふたりの距離の概算』

と続きます。


この『氷菓』という小説は、神山高校1年生である折木奉太郎を主人公とした物語です。

米澤穂信さんの作品の中では、かなりライトな作品である印象を受けます

(もっとも、主人公の折木奉太郎は、原作では重く暗く、思慮深い印象を受ける主人公ではありますが)。

どことなく漂う暗さ、闇は、米澤穂信作品に共通しているもののように感じられます。


さて、『儚い羊たちの祝宴』についてです。

この本には、5つの物語が収録されています。


1.身内に不幸がありまして

2.北の館の罪人

3.山荘秘聞

4.玉野五十鈴の誉れ

5.儚い羊たちの晩餐


以上の5つです。


全体のあらすじ紹介にはこうあります。

「夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂」(米澤穂信、『儚い羊たちの祝宴』、新潮文庫より引用)


ちなみに、Wikipediaにはこう書かれていました。

2007年 から2008年 に『小説新潮 』に掲載された4編と書き下ろしの1編を収録、いずれも「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」に拘った内容となっている。2008年に刊行後、2011年6月に文庫版が発売された。上流階級の関係者が主人公であること以外、各編はそれぞれ独立したストーリーを展開するが、一部の登場人物が「バベルの会」と呼ばれる読書サークルの関係者であるという共通項があり、書き下ろし作「儚い羊たちの晩餐」にて「バベルの会」に纏わる話が描かれる。(Wikipediaより引用)


5つの物語全てに共通しているのは、使用人や給仕といった立場の人物が登場すること、加えて、ラストが衝撃を与えるものであること、です。

各章はそれぞれ独立しており、共通した登場人物はいません。

つまり、全て短編となっています。

ホラーではないため、恐怖におびえながら読むような作品ではありません。

しかし、人間の闇の部分に触れるような、心理的にぞくっとする箇所はあるかもしれません。

それがやはり、米澤作品の特徴なのでしょうか。

興味がおありの方は、是非ご一読くださいね。


ちなみに私はホラーが苦手で、あまり読みませんが、この作品は読めました。

ですから、その点はご心配なさらずとも大丈夫です!


ではではまた。


こんばんは。

お久しぶりです、ひだまりです。


今日は、最近になってまた手を伸ばしたクリスティーの有名作、『オリエント急行の殺人』について書きたいと思います。


…と言っても、まだ再読途中です。

その上、以前一度読んだことがあるとはいえ、話をほとんど忘れ、犯人が誰であったのかすらも忘れてしまいました…。

ですから、詳しい内容は述べられません。

逆に言うと、ネタバレの可能性はない、ということにもなりますが(笑)


私が読んでいる『オリエント急行の殺人』は、ハヤカワ文庫のものです。


主人公はエルキュール・ポアロ、彼は探偵です。

季節は冬、大雪の降る中、ポアロたちはオリエント急行に揺られていました。

乗客は満員に近いほど混雑しています。

その途中、列車の中で一人のアメリカ人の死体が見つかります…!

そのアメリカ人が身体に12か所もの刺し傷を受けていることから、他殺の疑いが強いという判定が。

さて、この密室殺人とも言える殺人事件の犯人は誰なのか…?


気になる方はぜひ、クリスティの代表作、『オリエント急行』をご一読ください。


ではではまた。


みなさま、こんばんは。

お久しぶりです、ひだまりです。


この間、文庫化ということで、児童文学作家である村山早紀先生の新刊、

『その本の物語』を買ってきました(上・下巻に分かれていました)。


村山早紀先生の物語は、どれも「優しい」以外のことばが見つからないほど優しく、

切ない物語ばかりです。

『シェーラひめのぼうけん』というシリーズものの作品では、そのようなことはありませんが、

『コンビニたそがれ堂』という作品などもまさにその「優しい物語」として取り上げることができると思います^^


今まで読んだことのある村山早紀先生の物語で、私が一番好きなのは、(以前にもブログにあげたと思うのですが)『魔女の友だちになりませんか?』という本です。

魔女のルルーという女の子と、くまのしゃべるぬいぐるみペルタ、そして彼らが人々と出会い、関わっていくさまが描かれています。

あらすじを書いてしまうと、ねたばれになるかもしれないので、それは控えますが、とにかく非常に繊細で優しい、どこか悲しい物語です。

興味を持たれた方は一度是非ご一読くださいね^^


そんな村山早紀先生の書かれた『その本の物語』なのですが、なんと『その本の物語』に、別作品の『魔女の友だちになりませんか?』シリーズに登場した、魔女のルルーが登場しているのです!

なんだか分かりづらい説明になってしまいましたね(笑)

つまり、『魔女の友だちになりませんか?』の主人公であるルルーが、『その本の物語』にも登場している、ということです。

ちなみに、主人公である魔女のルルーは「風の丘」と呼ばれるところで暮らしているため、このシリーズは俗に「風の丘(のルルー)シリーズ」と呼ばれます。

早速先ほど読み始めたのですが、今から読むのを楽しみにしています(*^_^*)

その「主人公」がルルーなのです。


したがって、『その本の物語』にもルルーは登場し、一貫して彼女が主人公として描かれた物語となっています。

この「風の丘シリーズ」を読んだことがないという方でも、話と話の合間に、今までの「風の丘シリーズ」が散りばめられているため、大丈夫です。

このような構造になっていることに驚きながらも、その工夫に心が踊りました。

構造と言う意味では、この物語はいわゆる「二重構造」になっています。

ルルーたちの世界と、南波と沙綾、千鶴先生の世界。

単に「空想と現実」というように線が引けないほど、2つの世界は隣り合って、あるいは混ざり合っているのではないかと感じました。

その上、それが「救い」にもなっているのだと。


「あなたは優しい、心の綺麗な方です。わたし、優しい心や強い心って――そうでありたいと思う人の心の有様のことを言うんだと思います」(下巻・146頁)

「『ぼくは…人形はね、もし壊れても、死なないんだよ。死ぬのは友達から忘れられてしまった時さ。それか、自分で死んでしまいたいと思った時だけ。だからぼくは、どんなに壊れても、まだ死なないよ。ずっと死なない。ね、ルルー?』」(下巻・197頁)



ルルーだけでなく、私が想像していた像とは違った、成長してきて優しくなったペルタもそこにいました。下の方の引用で、私が思い出したのは、漫画『ONE PIECE』のDr.ヒルルクのセリフです。

人が死ぬのはいつか、毒の入った実を食べたとき?怪物に襲われたとき?違う、人に忘れられた時さ!と叫ぶヒルルクが、同時に私の頭の中ではじけました。

逆に、身体的には亡くなってしまっても、その人が記憶の中にある限り、人はいわゆる「生」とは違う形で生き続け、「その人がそこにいた」という事実はずっと消えないのだと思います。
その上、誰もけがすことなどできないのでしょう。

しかし、これほど心温まる、切ない物語があるでしょうか。

村山先生の書かれる児童文学は、決して「幸せ」なものばかりではありません。

むしろ、その根底にあるのは「さびしさ」や「悲しみ」など、ある種の「苦しさ」ではないかと思います。

…気持ちに言葉が追い付かないので、このくらいに致します。

この本には、心に残る、書き留めておきたいような文章がたくさんあります。

興味を持たれた方は、ぜひ一度、書店で『その本の物語』を手に取ってみて下さい。


そして、もう一冊群ようこの『母のはなし』というエッセイを買ってみました。

これは角川(文庫)から出ているものです。

角川は毎年、ナツイチフェアというものを期間限定で行っていて、先着でオリジナルのブックカバーがもらえるのです!^^

オリジナルカバーは、いくつか種類があり、選べるようになっています。

そのため、私は毎年必ず最低一冊は買っています(笑)

今回は、ヨーヨーの柄の、夏らしいブックカバーにしてみました。

藍色のような青(染め青と言えばよいのでしょうか)を基調とした、和風の素敵なブックカバーです。

使うのがもったいない気持ちに駆られています…。。。


ではではまた。



ご無沙汰です。

こんばんは、ひだまりです。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

暑くなって参りましたね。



今日は、本屋さんで本を立ち読みしました。

といっても、取り立てて特筆すべき行動でもありません。

私は毎日のように本を読み、本屋さんへ足を運ぶからです。



今日は本屋さんで高田郁さんの『八朔の雪』を読みました。

高田郁さんの「みおつくし料理帖」のシリーズは、かなり前から文庫がシリーズもので出ていますよね。

うちにはあるのですが、読みたい、読みたいと思いつつも、

なぜか読むきっかけがなく、今まで来ていました。

それを文庫1冊、まるまる立ち読みしてしまったのです。

足が痛かった…(笑)

2作目も読み切ろうと思ったのですが、それは足の限界でした(笑)

ですから、2作目も途中まで読んでいます。


時代小説のようで、それでいて思ったよりずいぶん読みやすい小説でした。

何より、出てくるお料理の数々が、どれほど美味しそうであることか!

本屋さんには『みおつくし料理帖レシピ』も、別冊として出ていました(それも文庫でした)。

興味のある方は是非書店へ。



最近同じように本屋さんで読み始め、止まらなくなった本は、村上春樹の『ノルウェイの森』です。

家にあると思っていたらなかったため、すぐに書店で取り寄せを頼みました。

2、3日の間に書店へ取りに行く予定です。

『ノルウェイの森』も、読みたい、読みたいと思いながら今まで来たうちの1冊です。

『ノルウェイの森』は、上・下巻に別れているのですが(講談社)、上巻の半ばあたりまでカフェで読んでしまいました。

カフェで、というのは、そこのカフェに『ノルウェイの森』が置いてあり、自由に読めるようになっていたのです。

続きはうちで、と思って家へ帰ると、驚くことに『ノルウェイの森』は我が家にはありませんでした。。



それでは今日はこの辺で。

ではではまた。

こんばんは。

ひだまりです。



今日は、記念すべき連載のことをブログに書いてみようかと思います。

それは、朝日新聞の連載のことです。



テーマは、タイトルにもした夏目漱石の『こゝろ』です。

なんと100年ぶりに朝日新聞にて連載されることになりました。


高校の教科書にも載っているため、有名な作品ですよね。

みなさん、読まれたことがあるでしょうか?



高校の教科書には『こゝろ』の最終章、「先生と遺書」しか載せられていないため、私はしばらく『こゝろ』という作品「全て」を読むことはありませんでした。

大人になってから、ふと思い立ち、『こゝろ』を紐解いたのです。

それが『こゝろ』を初めから終わりまで読む、初めての機会となりました。



私はそれまで、『こゝろ』という作品についてあまり良い印象は持っていませんでした。

ただ「暗い小説」である、という印象しかありませんでした。

ところが、『こゝろ』一冊全てを読み終わったとき、それまでとは全く違った印象となったのです。


本は、人によって、時代によって、さまざまな読まれ方をするものです。

それを小さい規模ながら実感した作品の一つが、この『こゝろ』という作品です。



実はまだ読んだことがないという方、途中からしか知らないという方、ぜひ一度漱石の代表作『こゝろ』を読んでみてはいかがでしょうか?



ちなみに、私がおすすめする漱石作品は、『虞美人草』『明暗』です。

『虞美人草』は、美文にあふれ、たいへん美しい描写で描かれています。

初めの方は、もしかすると少し退屈するかもしれません。

ところが、中盤を過ぎたあたりから、どんどん物語が展開し、次はどうなるのか、次はどうなるのかとどきどきしてページをめくることになります。

気になって気になって、ページをめくるのがもどかしいほどになるに違いありません。



『明暗』は、漱石の遺作であり、未完の作品です。

水村美苗という人が『続明暗』を書いているので、『明暗』を読まれた方は、そちらも読んでみるとよいかもしれません。

この話も実に心惹かれる作品であり、登場人物に感情移入して読める作品です。


漱石の記したこの二作品は、いずれも伏線回収が見事です。

思わず読みながら「おおおおお!」と言いたくなるでしょう。



気になったあなた、ぜひ書店へ行って、今一度、漱石作品に触れてみて下さい。

今までと違った世界が見えてくるかもしれません。


お久しぶりです。

なかなか更新できず、失礼しております。


ブログのコメントやイイネの履歴などを拝見していると、出会い目的の方、勧誘目的の方と思われる方々がいらっしゃいますが、私はそのようなことは受け付けませんので、よろしくお願い致します。


すみません、初めに気分の良くない話を書いてしまいました。


さて、今日は、私が一番最近読んだ、宮部みゆきの作品をご紹介したいと思います。


ミステリで知られる宮部みゆきさん、今日の一冊は『小暮写真館』です。

小暮写真館は割と最近、講談社から(上)、(下)巻で文庫化致しました。

書店の店頭に並んでいるのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

新しく引っ越してきた一家と、彼らを取り巻く人々の物語です。


主人公は花菱英一という高校生で、家族と共に古家へ引っ越してきます。

その古家は、写真屋さんを営んでいた老夫婦の残したものであり、変わり者の英一の両親たちは、面白がって写真屋のレイアウトのまま、写真屋の看板も出したままで、自分たちの住まいとしてしまいます。

英一の友人の店子力(たなこつとむ。通称:テンコ)も遊びに来たりとにぎやかにしていると、一人の女子高生が英一たちの家へ訪れます。

彼女は英一たちの家を、かつての写真屋であると勘違いし(看板のせい)、やってきたのでした。

英一が追い払おうとすると彼女は、「こっちは、あんたンとこの写真で迷惑してンだからね。逃げようったって、そうはいかないわよ」(56頁)と言い放ちます。

迷惑とはどのような迷惑かと英一が尋ねると、彼女は一枚の写真を英一に突きつけ、こう言ったのです。


「心霊写真よ!」(57頁)


ここから、花菱一家(英一、父親、母親、英一の弟の「ピカ」こと光(ひかる))とテンコ、そして彼らを取り巻く人々の写真調査が始まります。


「心霊写真」と書きましたが、全く怖くはありません。ホラーではなく、ミステリです。

話の語り手は英一で、読みやすい文体ではないかと思います。


是非ご一読ください。


宮部みゆきはたくさん小説を書いていますが、私は『パーフェクト・ブルー』という小説も好きです。

『パーフェクト・ブルー』の物語の語り手はマサという警察犬です。

心惹かれた方は、ぜひどうぞ。

続編、『心とろかすような』も必見です。


ではでは今日はこのあたりで…。




皆さまこんばんは。

久しぶりですが、今日はブログを書くことにしました。


今日は、最近私が読んだ本をご紹介したいと思います。

一つ目は、紅玉いづきさんの『毒吐き姫と星の石』です。

これはひたむきでまっすぐな小説で、好きな方はかなり好きな小説になるだろうと思います。

紅玉いづきさんの、優しくどこか悲しい雰囲気が、私はたいへん好きで、この小説も気に入ってしまいました。

もう一冊は門井慶喜さんの『おさがしの本は』です。

この小説は、図書館のレファレンスカウンターに配属となった主人公と、彼を取り巻く人々、そして登場人物たちの本とのつながりやいかに、というようなあらすじの小説です。

探してほしい本のタイトルすら分からない、作家名もうろ覚え、そんな状態の(図書館)利用者もいる中、彼がどのようにして本を探していくのか…。

そんなところも含め、続きの気になる一冊となっています。


これから、ラフカディオ・ハーンの『日本の怪談』を読み、三上延の『ビブリア』(『ビブリア古書堂の事件手帖』)の新刊を読む予定です。どちらも、読み始めたところです。


ではではまた。

うむ。

さてさて、今日は(今日も)本日記とその周りのなんだかんだを書きます(なんだそれは)。



え~、ついこの間、というのか昨日、桜庭一樹さんの『GOSICK』の新シリーズ、『GOSICK RED』の新刊を読破しました!

これから新シリーズが始まるということで期待していたのですが、その期待を裏切らない、なかなかスリルのある1冊に仕上がっていたと思います。

序盤から、旧シリーズとは趣を変えて出てきた主人公のヴィクトリカと久城一弥…と思いきや、中身は前のままでなんだかほっとしたり。



そしてそして、重要なのは私の持っている『GOSICK RED』がサイン本であること!

(以前書かせて頂いたような…)

桜庭一樹さんのステキなサイン入りです!

しかも、いつもおなじみ可愛らしいスイーツのでこぼこシール付き♪

表紙もおなじみの切り絵のようなデザインになっていて、とってもステキです。



そして私は今日も本屋さんへ。

息を吸って吐くように本を読む私にとって、本屋さんというのは目的がなくとも行ってしまうところなのです。


そして今日買ってきたのは(←とか言いながら、結局買ってる)漱石の『三四郎』(新潮文庫)と、宮崎駿の『本へのとびら』の2冊。

漱石は、この間『明暗』を読み終わったばかりです。

実に面白い小説で、続きが気になってどんどん読み進んでしまいました。

『明暗』という小説は、実は未完の小説とされています。

漱石が、『明暗』を執筆中に亡くなったからです。

その続きを水村美苗という人が書いていて、それを今は読んでいます。

タイトルはそのまま、『続明暗』です。

今もなかなか興味深いところにさしかかっています。


これから読むのが楽しみです。