はじめに

 みなさんこんにちは。本野鳥子です。銀英伝の再読の途中ですが、今回は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の原書を一ヶ月間くらいかけて読み終わったので、そちらについてお話しさせていただこうと思います。

 

「Harry Potter and the Chamber of Secrets」J.K.Rowling(BLOOMSBURY)

 実は、ハリポタの洋書版は、もう二ヶ月位前からじりじりと読み進めていて、このブログを始める前に、第一巻の「ハリー・ポッターと賢者の石」は悪戦苦闘しながら読み終わっている。この二巻も、私にとってはかなり読み解くのが難しかった。もう読み始めてから一ヶ月近くになるか。日本語版一冊であれば、一日もあれば読み終わるから、単純に計算して読む速さは日本語の30分の1である。これが遅いか速いかはともかく、やはり母国語というのは強い、と改めて思った。これから挑戦しようと思っている方もいるかもしれないので、参考までに言っておくと、辞書を何も引かずに読んで、この速度である。日本語版の記憶がなければ、挫折していたかもしれない。だが、得たものはその努力に充分すぎるほど答えてくれた。

 

 まず、ロックハートについてだ。日本語版では、ちょっといらっとくる先生、といった印象だったのだが、英語で読むと、これがものすごくいらいらする。とても神経を逆なでしてくるのだ。日本語ではどうしても婉曲的な言い回しが多くなってしまうのか知らないが、英語ではハリーの怒りに完全に同調して読んでしまった。

 

 それから、確実に読むのが速くなっているということ。相変わらず時間はかかるが、一日10ページは大体読めるようになってきた。始めた頃に比べれば、なかなか進歩していると思う。

 

 あと、これはあまり英語には関係ないが、ラテン語を少しかじり始めたので、呪文も読んでいてさらにおもしろくなっている。

 

 三巻も引き続き読んでいきたい。

 

おわりに

 というわけで、ハリポタの原書についてでした。いつかはこういう感想も英語で書きたいですね。次回はまた、銀英伝に戻ります。三巻もかなりあとになるでしょうが、また感想書きたいと思います。お楽しみに。最後までお読みいただき、ありがとうございました。