6月25日発売

 

「虹色のパズル」の天川栄人の新作が小峰書店から。会食恐怖症と摂食障害の2人の少女を主人公にした青春小説のようです。
 

 

「今夜世界からこの恋が消えても」の一条岬の新作がKADOKAWAメディアワークス文庫から。あらすじ見ても話の方向性がよくわかりませんが、高校生が主人公のようです。恋愛ものかな?
 

 

ベスビオ山の噴火で滅亡した古代の都ポンペイを舞台に若者たちの恋や魔術師との戦いを描くエドワード・ブルワー=リットンの19世紀の歴史フィクション小説「ポンペイ最後の日」の完訳版が上下巻2ヶ月連続刊行。幻戯書房から。
もともとは児童書ではありませんが、日本ではその昔はいろんな出版社で抄訳版が児童書として売られていた作品です。(でも最近の児童書では見かけなくなりましたね。)
今回は完訳。
翻訳は「「フランケンシュタイン」とヘルメス思想」の田中千惠子。

 

 

 

6月24日発売

 

ベストセラーミステリ作家知念実希人による初児童書ミステリ「放課後ミステリクラブ」の4巻目。
 

 

「with you」の濱野京子の新作YAがくもん出版から。母親と2人暮らしという共通点を持つ3人の女子中学生の青春物語のようです。
 

 

 

河出書房新社×エブリスタの児童向け5分系短編集「5分シリーズ」の新作が2冊同時刊行。
 

 

あさだりんの児童向け科学ミステリ「科学でナゾとき」の4巻目。
 

 

「あたしが乗った列車は進む」のポール・モーシャーの2020年のYA作品「Summer and July」が「七月の波をつかまえて」の邦題で岩波書店STAMP BOOKSから。両親が破局してシングルマザー家庭になった12歳の孤独なヒロインと、旅先の町で出会ったサーファー少女のひと夏の友情物語のようです。翻訳は「メディエータ」の代田亜香子。
 

 

万城目学の昨年の直木賞受賞作品「八月の御所グラウンド」の続編のようです。

 

 

 

大ヒットグラフィックノベル「HEARTSTOPPER」で知られるイングランドのグラフィックノベル作家&YA小説家アリス・オズマンによる2017年カーネギー賞ノミネート作品のYA小説「Radio Silence」が「Radio Silence レディオ・サイレンス」」の邦題でトゥーヴァージンズから。
難関大学に入るのだけが目標のガリ勉少女フランシスと、彼女がある日出会ったポッドキャストの配信者のシャイな天才少年アレッドの友情を描いた青春物語。「HEARTSTOPPER」と同じユニバースを舞台にした作品(キャラも一部共通)です。翻訳はほかのオズマンの小説作品を手がけてきた石崎比呂美。

 

 

 

6月21日発売

 

「執事ジーヴズ」シリーズのP・G・ウッドハウスの1909年のスタンドアローン作品「The Swoop!」が「スウープ!」の邦題で国書刊行会から。ドイツ、ロシア、中国など9カ国から同時に侵略されたイギリスのドタバタを描くユーモア戦争小説(人は死なない)だそうです。翻訳は「ウィリアムが来た時」の深町悟。

 

 

「虹色のパズル」の天川栄人の青春小説短編集が集英社みらい文庫から。LGBTQ+当事者からの聞き取りをもとに小説化した短編作品集だそうです。



6月20日発売

 

「交換ウソ日記」の櫻いいよの新作が集英社オレンジ文庫から。記憶喪失ものの青春ラブストーリーのようです。
 

 

「ある晴れた夏の朝」の小手鞠るいの新作がさ・え・ら・書房から。フィクションではなく、世界各国17人の一般の人々へのインタビュー集のようです。

 

 

 

6月19日発売

 

アメリカのSF作家P・ジェリ・クラークの2021年の作品「A Master of Djinn」が「精霊を統べる者」の邦題で東京創元社から。魔法と科学で発展した架空の20世紀エジプトを舞台にしたファンタジーのようです。翻訳は「ファーシーアの一族」の鍛治靖子。
児童書も書く作家ですが、これは一般書です。
 

 

京極夏彦の妖怪×必殺仕事人風時代ミステリのベストセラー「巷説百物語」シリーズの3年ぶりの新作がKADOKAWAから。1990年代から続くこのシリーズの完結編で、作者の別シリーズ「京極堂シリーズ」とリンクする(京極堂の曽祖父が登場する)作品にもなるようです。
 

 

「ぼくはイエローでホワイトでときどきブルー」のブレイディみかこの新作エッセイが中央公論新社から。「ぼくイエ」の息子くんも登場するようです。
 

 

「読書嫌いのための図書館案内」の青谷真未の新作が早川書房から両親を失って伯母夫婦に引き取られた男の子と元警察犬のシェパードの物語のようです。
 

 

2022年から児童文庫レーベル「ポプラキミノベル」で全3巻で刊行されてる中田永一の初児童書作品「彼女が生きてる世界線!」が単行本化。児童文庫買いにくい中田永一ファンの大きいお友達も買いやすくなるね。加筆等があるのかはちょっとわかりません。出てくる子どもたちがみんないい子で心温まる良い作品で、大人が読んでも結構楽しいと思います。
 

 

新人作家ことさわみの第12回ポプラズッコケ文学新人賞受賞作品がポプラ社から。
クラスメイトと中身が入れ替わってしまった中学女子を主人公にしたファンタジー&青春物語…というと児童書によくある設定ですが、こちらはクラスの女子3人が玉突き状に2回にわたって中身チェンジするというもう少しひねった設定みたいです。
 

 

10分で読める青春小説短編作品集がポプラ社から。よくあるコンセプトですが、これは執筆陣がすごい豪華です。「給食アンサンブル」の如月かずさ、「満月珈琲店の星読み」の望月麻衣、「Eバーガー」シリーズの神戸遥真、「保健室経由かねやま本館」の松素めぐりなどYA中心に人気作家が総勢8名参加しています。

 

 

 

6月18日発売
 

魔法の力を強化する黄金の心臓を探して旅をする落ちこぼれ魔女の冒険を描く日向理恵子のファンタジー「いばらの髪のノラ」の2巻目。



6月14日発売

「あの子の秘密」の村上雅郁の新作YAがフレーベル館から。友達のいない香奈多とと友達をなくした瑚子という中学1年の少女たちの物語を通じた友情物語で、意外な展開があるようです。