7月20日発売

 


「ねずみの騎士デスペローの冒険」のケイト・ディカミロの2023年の作品「The Puppet of Spelhorst」が「スペルホーストのパペット人形」の邦題で偕成社から。スペルホーストという名の船乗りの老人の遺品の5体のパペット人形たちの物語。翻訳は「目で見ることばで話をさせて」の横山和江。



6月28日発売

 


ダークなおとぎ話の世界を舞台に少年の冒険を描いたジョン・コナリーの2007年アレックス賞受賞作品「失われたものたちの本」の2023年刊行の続編「The Land of Lost Things」が「失われたものたちの国」の邦題で東京創元社から。今度は意識不明の娘を持つお母さんがおとぎ話の国へ行く話のようです。
 

 


「屍人荘の殺人」の今村昌弘の新作が東京創元社から。「屍人荘」に登場する大学ミステリ愛好会の会長明智恭介を主人公にしたミステリ連作短編集のようです。
 

 


ドラマ「iCarly」などに出演していたアメリカの元人気子役ジェネット・マッカーディによるベストセラー回顧録「I'm Glad My Mom Died」が「ママが死んでよかった」の邦題で徳間書店から。娘を人気子役にするためにすべての自由を奪った毒親の母親との関係を描いた作品で、2023年の全米図書館協会アレックス賞(YAにおすすめの一般書に贈られる賞)受賞作品です。
翻訳は「ダニー・トレホのタコスを食え!」の加藤輝美。
 

 


「戦争は女の顔をしていない」のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチによるチェルノブイリ(チョルノービリ)原発事故の証言集「チェルノブイリの祈り」の「いくさの子−織田三郎信長伝−」の熊谷雄太によるコミカライズ版2巻目。



6月27日発売

 


百合小説のアンソロジーが実業之日本社から。全作新作で、参加した作家は「早朝始発の殺風景」の青崎有吾、「記憶屋」の織守きょうや、「みんな蛍を殺したかった」の木爾チレン、「恋に至る病」の斜線堂有紀、「丸太町ルヴォワール」の円居挽。豪華です。
 

 


学研の児童向け5分系ショートショートのヒット作「5分後に意外な結末」の恋愛に特化した姉妹シリーズ「5分後に恋の結末」の新作。



6月26日発売

 


イギリスの王子とアメリカ大統領の息子の恋を描いたケイシー・マクイストンの2020年の全米図書館協会アレックス賞(YAにおすすめの一般書に贈られる)受賞ロイヤルゲイロマンスコメディ「赤と白とロイヤルブルー」のコレクターズエディションが出るようです。とりあえず文庫ではなく単行本になり、本編のほかに後日譚1編がおまけで収録されてるのが確定みたいですが、お値段が4000円超もするようなのでほかにもおまけがついてるんじゃないかと思います(2021年に刊行された通常版は文庫で1500円)。
 

 


「さくらいろの季節」の蒼沼洋人の新作がPHP研究所カラフルノベルから。ヤングケアラーと若き女子ボクシング選手という2人の少女の物語のようです。
 

 


YA青春小説「世界は「」で」シリーズやスターツ出版のヒット作「交換ウソ日記」などで人気の櫻いいよがファンタジーに進出。詳しい内容不明ですが、別世界に迷い込んだ双子の姉弟の物語のようです。児童書かどうかは不明ですが、お値段的に児童書っぽい。
 

 


「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」のこまつあやこの新作YAがあかね書房から。奇妙なおまじないで別の中学生と中身が入れ替わってしまった中学生女子を主人公にした青春小説のようです。
 


天川栄人が2日連続刊行。こちらは体についての悩みを抱える中学生たちを描く短編作品集のようです。



6月25日発売

 


「虹色のパズル」の天川栄人の新作が小峰書店から。会食恐怖症と摂食障害の2人の少女を主人公にした青春小説のようです。
 

 


「今夜世界からこの恋が消えても」の一条岬の新作がKADOKAWAメディアワークス文庫から。あらすじ見ても話の方向性がよくわかりませんが、高校生が主人公のようです。恋愛ものかな?



6月24日発売

 


ベストセラーミステリ作家知念実希人による初児童書ミステリ「放課後ミステリクラブ」の4巻目。
 

 


「with you」の濱野京子の新作YAがくもん出版から。母親と2人暮らしという共通点を持つ3人の女子中学生の青春物語のようです。
 

 

 

 


河出書房新社×エブリスタの児童向け5分系短編集「5分シリーズ」の新作が2冊同時刊行。
 

 


あさだりんの児童向け科学ミステリ「科学でナゾとき」の4巻目。

 

 

 

6月19日発売

 


アメリカのSF作家P・ジェリ・クラークの2021年の作品「A Master of Djinn」が「精霊を統べる者」の邦題で東京創元社から。魔法と科学で発展した架空の20世紀エジプトを舞台にしたファンタジーのようです。翻訳は「ファーシーアの一族」の鍛治靖子。
児童書も書く作家ですが、これは一般書です。
 

 


京極夏彦の妖怪×必殺仕事人風時代ミステリのベストセラー「巷説百物語」シリーズの3年ぶりの新作がKADOKAWAから。1990年代から続くこのシリーズの完結編で、作者の別シリーズ「京極堂シリーズ」とリンクする(京極堂の曽祖父が登場する)作品にもなるようです。
 

 

 


「ぼくはイエローでホワイトでときどきブルー」のブレイディみかこの新作エッセイが中央公論新社から。「ぼくイエ」の息子くんも登場するようです。

 


「読書嫌いのための図書館案内」の青谷真未の新作が早川書房から両親を失って伯母夫婦に引き取られた男の子と元警察犬のシェパードの物語のようです。

 

 

 

6月18日発売

 


魔法の力を強化する黄金の心臓を探して旅をする落ちこぼれ魔女の冒険を描く日向理恵子のファンタジー「いばらの髪のノラ」の2巻目。