Live-Action, R-Rated ‘Teenage Mutant Ninja Turtles’ Movie in the Works From Producer Walter Hamada 【THR】
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/teenage-mutant-ninja-turtles-last-ronin-movie-1235871493/

 

 

ケヴィン・イーストマン&トム・ワルツによる「ミュータント・タートルズ」ものの大ヒットグラフィックノベル「The Last Ronin(邦題「ミュータント・タートルズ:ラスト・ローニン」)」がパラマウントで実写映画化されるようです。


DCエクステンデッド・ユニバースのウォルター・ハマダがプロデュース。
脚本には「Boy Kills World」のタイラー・バートン・スミスを起用。
キッズやファミリー向けではなく、R指定映画として製作をめざします。

「タートルズ」は過去に何度も映画やTVアニメになっている作品ですが、R指定作品はこれが初だと思います。見たい見たい。


原作「ラスト・ローニン」はケヴィン・イーストマン&トム・ワルツによって執筆され、2022年に単行本がリリースされた「ミュータント・タートルズ」もののスタンドアローングラフィックノベル。

敵との戦いの中で兄弟全員と父を殺され、「ラスト・ローニン(最後の浪人)」を名乗る復讐の鬼になったミュータント・タートルズの最後の1人と忍者集団フット団との近未来都市を舞台にした死闘を描いたダークでシリアスなディストピア・バトルアクション作品です。
全米図書館協会の2023年ティーンのためのベストグラフィックノベルリスト選出作品。

とても評価が高くファンの評判も上々で、IDW社(※版元)史上で最も売れた作品と言われるほどヒットしました。長いことアメリカのベストセラーリストにも入っています。

続編コミックの「ロスト・イヤーズ」とともに、すでにフェーズシックス出版から邦訳が出ています。
当ブログに原書レビューあります。
(こちらのレビューの方で「どういう成り立ちの作品か」についてもう少し詳しく説明していますので、よければご参照ください)

 

 

 

「タートルズ」って、映像化だと明るいファミリー向けのコメディ作品になることが多いので、上記の暗すぎる設定に面食らう方も多いと思いますが、実は原作のコミックは一貫してダークでバイオレンスで無常で幻想的な作品なんですよね。
オリジナル版コミックとリブート版コミックがありますが、両方ともそうです。

なのでアニメから入ってコミック読むとびっくりします。


ですから、原作テイストの映像化って実は今までほとんどされたことがないシリーズなんですよ。
できてみないとわかりませんが、今回が初の原作路線の映像化になるのかも。楽しみですね。

できることなら真田広之をスプリンターに起用してアクション監修もお任せしてほしいなあ。「ラストローニン」なら真田広之クラスを出してもハマると思うの。


監督、キャスト、製作開始時期など未定です。