★取扱作品は、YA中心に、高学年向け児童書~若い読者向け一般書レベルまで★
 

 

4月15日発売

 


「どこいったん」のジョン・クラッセンが2023年に刊行した112ページの長編絵本「The Skull」が「ドクロ」の邦題でスイッチパブリッシングから。古い館に住むドクロとその館に逃げ込んできた少女の交流物語。比喩とかじゃなくて本当に頭蓋骨1個が館に住んでる設定です。
翻訳は柴田元幸。2023年カーカス賞児童書部門最終候補作品。

 

 


世界的大ヒット作「魔道祖師」の墨香銅臭による中華ファンタジーBL「天官賜福」の3巻目。
最初の予定からかなり発売日延びました。
 

 


「門外不出探偵家族の事件ファイル」のリサ・ラッツの2020年全米図書館協会アレックス賞(YAにおすすめの一般書に贈られる賞)受賞作品「The Swallows」が「スワロウズ」の邦題で小鳥遊書房から。ミソジニーな文化が蔓延し男女が対立する学校に赴任してきた女性教師が出会うスクールカーストの闇を描いた、ウェス・アンダーソン+ミュリエル・スパークなダークコメディ・サスペンスだそうです。
翻訳は「パッセンジャー」の杉山直子。
最初の予定から発売日延びました。



4月12日発売

 


近代文豪の短編作品と当世人気絵師がコラボする立東舎の人気絵本「乙女の本棚」シリーズ38巻目は太宰治×すり餌の「猿ヶ島」。

 

 

 

4月10日発売

 


「パセリ伝説」シリーズの倉橋耀子のスタンドアローン(たぶん)のYA作品が講談社から。同じ委員会になった、偶然同じアイドルを推してるふたりの女子中学生の友情物語のようです。
 

 


超内気で頼りない天才少女魔女を主人公にした魔女×学園ファンタジー「サイレント・ウィッチ」のスピンオフ小説「結界の魔術師の成り上がり」の下巻。

 

 

 

4月9日発売

 


「空へ」のいとうみくの新作が講談社から。夜中に外にいる幼い女の子を見つけて交番に連れて行った友達同士の中学生3人が、高校生になってからあの時の自分たちの行動が正しかったか疑問を抱いて調べはじめる、という、児童虐待をテーマにした物語のようです。

 


メグ・キャボットの2000年代のベストセラーYAロイヤルロマコメ「プリンセス・ダイアリー」の再刊行版4巻目。
 

 


「ある晴れた夏の朝」の小手鞠るい&「世界とキレル」の佐藤まどかの新刊が出版芸術社から。内容がまったく不明です。著者名が2人並んでるので共著だと思いますが、2人で書いた長編小説なのか、短編作品集を競作してるのか、エッセイなのか対談集なのかわかりません。
 

 


スペインの作家アデライダ・ガルシア=モラレスの1985年発表の代表作「エル・スール」が新装版で再刊行。インスクリプトから。スペイン内戦を背景に、故郷「エル・スール(南部)」を捨ててスペイン北部に暮らす父親と娘の物語。ヴィクトル・エリセ監督の映画「エル・スール」の原作です。

 

 

 


4月5日発売

 


探検家を目指す子どもたちが学ぶ学校が舞台の児童向け学園&冒険小説「私立探検家学園」の4巻目。
 

 


「星に願いを、そして手を。」の青羽悠の新作が集英社から。大学の旧文学部棟の地下にある不思議なバーのマスターになった大学生を主人公にした青春小説のようです

 

 

 

4月4日発売

 


「フィリックス エヴァー アフター」で昨年日本に上陸した実力派YA作家ケイセン・カレンダー(ケイスン・キャレンダー)の2020年の好評作品「King and the Dragonflies」が「キングと兄ちゃんのトンボ」の邦題で作品社の新レーベル「金原瑞人選モダン・クラシックYA」から。作品社また定期的にYA出してくれるのかな?
DV父から逃げ出したゲイの親友と一緒に暮らす少年が、自分自身や兄の死の真実に向かい合う、という成長物語のようです。翻訳は新人?島田明美。

2021年ラムダ賞児童書部門、2020年全米図書賞児童書YA部門、2020年ボストングローブ・ホーンブック賞フィクション&詩部門受賞。2021年ウォルター・ディーン・マイヤーズ賞児童書部門&2021年コレッタ・スコット・キング賞作家部門オナーと、とても高い評価を受けています。