4月30日発売

 


廣嶋玲子のあやかし江戸ファンタジーの第2シリーズ「妖怪の子、育てます」の4巻目。
 

 


目立たない小市民として生きたい少年少女を探偵役にした米澤穂信の青春ミステリ「小市民シリーズ」の4年ぶりとなる新作。
今年夏にTVアニメーション化作品が放送予定です。

 

 



4月26日発売

 


「うたうとは小さないのちひろいあげ」などで知られる実力派YA&児童書作家村上しいこの初猫本。SNSで話題の飼い猫・25歳のご長寿猫みけちゃんのフォトエッセイが主婦の友社から。

 

 

 

4月25日発売

 


「天山の巫女ソニン」の菅野雪虫によるYA作品が講談社から。詳しい内容は不明ですが、自分に5歳の誕生日の記憶がないことを訝しむ中学生の少年のもとに奇妙なプレゼントが届く、というところからはじまる「企業の社会的責任に切り込む衝撃作」とのことです。なので珍しくファンタジーではなさそう。
 

 


「レーエンデ国物語」の多崎礼のかつて中央公論新社から出ていたファンタジー「本の姫は謳う」の講談社での再刊行版完結編。

 

 


多崎礼の西洋風異世界を舞台にしたファンタジーのヒット作「レーエンデ国物語」の4作目。

 

 


「Outlaw Saints」シリーズ(未訳)で2023年ローカス賞YA部門のトップ10最終候補になっているアメリカの人気YA作家ダニエル・ホセ・オールダーが執筆する「スターウォーズ」のYA向け公式小説。2022年刊行の「Midnight Horizon」が「ミッドナイト・ホライズン」の邦題で学研から。
このYA向けスターウォーズシリーズ、日本未上陸(※オリジナル作品では)の人気YA作家が何人も参加してて豪華なんですよね。

 

 

 

4月24日発売

 

 


ベストセラー作家池井戸潤の新作は箱根駅伝を題材にしたスポーツ小説。かつて強豪校だった大学の主将とそのチームのドラマを描くスポーツ青春小説でもあるようですが、同時進行で駅伝を中継するTV局のおじさんたちのドラマが描かれる企業小説でもあるようです。
 

 


奇妙なお菓子が売られる駄菓子屋を舞台にした廣嶋玲子の大ヒット児童書ファンタジー「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の第2シリーズ1巻目。

 

 

 

4月23日発売

 


アメリカの作家シェリー・リードの2023年のベストセラー「Go as a River」が「川が流れるように」の邦題で早川書房から。
コロラドの山地で家事と家業をして暮らす17歳の少女ヴィクトリアが謎めいた過去を持つ青年への恋と悲劇をきっかけに家を出て、山の近くの原野で暮らしはじめる、という「ザリガニが鳴くところ」のような成長物語&歴史小説のようです。翻訳は「煙と骨の魔法少女」の桑原洋子。
 

 


「箱とキツネとパイナップル」の村木美涼の新作が早川書房から。詳しい内容不明ですが、ピアノを習う14歳の少女と何か暗い過去があるらしいピアノの先生の物語のようです。
 

 


「花殺し月の殺人(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)」のデイヴィッド・グランの2023年刊行の最新作にしてベストセララー「The Wager:A Tale of Shipwreck, Mutiny and Murder」が「絶海: イギリス船ウェイジャー号の地獄」の邦題で早川書房から。
18世紀にチリ付近で遭難した英国の戦艦ウェイジャー号の、生き残った2グループの乗組員たちのまったく違う証言からその真実に迫る歴史犯罪ノンフィクション。
翻訳は「花殺し月の殺人」の倉田真木。マーティン・スコセッシ監督で映画化の予定があります。