3月21日発売
 


アメリカの新人YA作家ケイヴィオン・ルイスの2023年のヒット作「Thieves’ Gambit」が「怪盗ギャンビット 若き天才泥棒たち」の邦題でKADOKAWAから。
怪盗一家に生まれた少女が拉致された母親を救うために泥棒たちによるバトルロワイヤルに参加する、というYA怪盗サスペンス。「クリード 炎の宿敵」のスティーヴン・ケイプル・Jr.監督で映画化の予定があります。翻訳は「パーパス・ドリヴン型ビジネス」の廣瀬麻微。
 

 


「真実の裏側」のビバリー・ナイドゥーの2007年の作品「Burn My Heart」が「ンガイの山はもう見えない 植民地のふたりの少年(仮)」の邦題で徳間書店から。イギリス植民地だった1950年代のケニアを舞台に、マウマウの反乱に巻き込まれていく友人同士の白人と黒人の少年を描く歴史物語のようです。翻訳は野沢佳織。
 

 


恩田陸の新作が筑摩書房から。バレエの天才少年を描くダンサー小説のようです。

 

 

 

3月19日発売

 


実力派YA作家たちが競作する人気ゲーム「マインクラフト」の児童向け公式小説シリーズの新作。2022年刊行のシリーズ10巻目「Minecraft: Castle Redstone」が「マインクラフト レッドストーンの城」の邦題で。今回の執筆者は「デビルズ・キス テンプル騎士団の少女」のサルワット・チャダです。翻訳は北川由子。
 

 


世界的ベストセラー「忘れられた本の墓場」シリーズで知られるスペインの作家カルロス・ルイス・サフォンの1999年刊行のYA作品「Marina」が「マリーナ バルセロナの亡霊たち」の邦題で集英社から。
1970年代末のバルセロナを舞台に、墓地に毎日来る奇妙な黒衣の女について探ることにした少年オスカルと謎めいた少女マリーナの物語と、不気味な天才医療機器発明家ミハイルの物語が絡むファンタジーミステリ。翻訳は「忘れられた本の墓場」シリーズの木村裕美。

サフォンはキャリアの初期はYA作家だったんですよね。彼のYA作品が訳されるのはこれが初です。しかし集英社文庫なのでリアルYA世代は見逃してしまうかもしれないな。



3月18日発売

 

 

ドラゴンを治療する医師を目指す少年たちを描く庵野ゆきの異世界ファンタジー「竜の医師団」の2巻目。

 

 


3月16日発売

 


アメリカの新人YA作家ジュリアナ・グッドマンのデビュー作にして2023年エドガー賞YA部門最終候補作品「The Black Girls Left Standing」が「夜明けを探す少女は」の邦題で東京創元社から。
警官に殺された姉の死の真相をTwitter(当時)アカウント等を利用して調査するティーン女子を主人公にしたミステリ作品です。翻訳は「彼岸の花嫁」の垰香織。

 

 


中村まさみの児童向け怪談集「学校の怪談5分間の恐怖」シリーズの新作。

 

 

 

3月15日発売

 

 


顎木あくみの控え目薄幸ヒロイン×美形ハイスペック夫のシンデレラロマンスファンタジーブームの先駆け的ヒット作「わたしの幸せな結婚」の8巻目。アニメブルーレイ付き特別版が同時発売です。
 

 


「門外不出探偵家族の事件ファイル」のリサ・ラッツの2020年全米図書館協会アレックス賞(YAにおすすめの一般書に贈られる賞)受賞作品「The Swallows」が「スワロウズ」の邦題で小鳥遊書房から。ミソジニーな文化が蔓延し男女が対立する学校に赴任してきた女性教師が出会うスクールカーストの闇を描いた、ウェス・アンダーソン+ミュリエル・スパークなダークコメディ・サスペンスだそうです。
翻訳は「パッセンジャー」の杉山直子。



3月14日発売

 


「レーエンデ国物語」の多崎礼のかつて中央公論新社から出ていたファンタジー3部作「本の姫は謳う」の講談社での再刊行版3巻目。

 

 

 

3月13日発売

 


小森香折のヨーロッパ風世界を舞台にした児童書ファンタジー「青の読み手」シリーズの完結編。

 

 


宗田理のロングセラーシリーズ「ぼくらシリーズ」の角川つばさ文庫版最新作。

 


アニメや映画の空想科学にツッコミを入れながら考察する柳田理科雄のヒットシリーズ「ジュニア空想科学読本」の28巻目。

 


新人高遠ちとせの第12回ポプラ小説新人賞特別賞受賞作品がポプラ社から。母親を亡くした少年と毒親持ちの少年少女という3人の友情&成長物語のようです



3月12日発売

 


「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズの廣嶋玲子のスタンドアローン短編集が小峰書店から。植物がテーマの短編10編が収録されているそうです。