3月12日発売

 


「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズの廣嶋玲子のスタンドアローン短編集が小峰書店から。植物がテーマの短編10編が収録されているそうです。

 

 

 

3月11日発売

 


アメリカのYA作家イヴリン・スカイが執筆する、ミリー・ボビー・ブラウン主演のNetflixのファンタジー映画「Damsel」のノベライズが「ダムゼル 運命を拓きし者」の邦題で東京創元社から。厳しい環境に生きる民を守りたいお姫様がお金持ちの怪しげな王子に嫁いでしまって生贄にされそうになりドラゴンと戦う、というつよつよプリンセスが主人公の異世界ファンタジーのようです。
「原作」ではなくダン・マゾーの映画脚本に基づくノベライズです。翻訳は「世界の果ての少年」の杉田七重。

 

 

 


イングランド在住のホラー作家セス・パトリック(Seth Patrick)が児童書用ペンネーム「S.A.パトリック」名義で執筆した、ハーメルンの笛吹きをモチーフにした異世界ファンタジー「魔笛の調べ」の3巻目「A Thunder of Monsters」が「ハーメルンの子ども」の邦題で。



3月8日発売

 


「和菓子のアン」の坂木司の新作が文藝春秋から。学校の「おやつ部」をお舞台におやつと日常の謎を描く学園おやつミステリ連作集のようです(おやつ部とは)。

 

 

 

3月6日発売

 

 

 


長らく品切れ重版未定で入手困難だったフランク・ハーバートの名作SF「デューン 砂の惑星」シリーズの3作目「Children of Dune」の新訳版が早川書房から。
 

 


椰月美智子の毎日小学生新聞連載小説の書籍化が小学館から。小学6年生の友達同士の6人に起きた事件を描く友情物語のようです。
 

 

 


新人間宮改衣の話題のデビュー作が早川書房から。2123年に九州の山奥に一人で住む、永遠に年を取らない女性が書き綴る家族と地球の物語。

 

 

 

3月5日発売

 


著者の体調不良により2013年に出た18巻目を最後に10年間刊行がストップしていた成田サトコの児童書ファンタジー「らくだい魔女」の新作がポプラ社から。昨年は映画化作品も公開された人気作です。
また前作の18巻目で挿絵画家が交代してしまっていましたが、新作では1~17巻を担当した初代イラストレーターの千野えながもカムバックしています。これはファンは嬉しいよね。当時のファンはみんな大人になっちゃってるけど。
 

 


峰守ひろかずによる少年時代の泉鏡花を主人公にしたライトミステリ「少年泉鏡花の明治奇談録」の2巻目。
 

 


三浦しをんの最新エッセイ集が集英社から。
 

 


「スベらない同盟」などで知られるYA&児童書作家にかいどう青のライトミステリ作品がポプラ文庫ピュアフルから。怪異が祓える教授と視える学生のバディもの民俗学ホラーミステリのようです。あらすじはシリーズものっぽい雰囲気です。
 

 

 


PHP研究所の児童向け3分系短編集のヒット作「ラストで君は「まさか!」と言う」の最新作。

 

 

 

2月29日発売

 

 

「水使いの森」の庵野ゆきの新作が東京創元社から。病むと破壊をもたらす竜を治療する竜の医師団をめざす被差別民族の少年と上流階級の少年を描くファンタジーのようです。シリーズ1作目。

 


「戦争は女の顔をしていない」のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチによるチェルノブイリ(チョルノービリ)原発事故の証言集「チェルノブイリの祈り」の「いくさの子−織田三郎信長伝−」の熊谷雄太によるコミカライズ版が白泉社から刊行開始。
 

 

 

19世紀のイギリス怪談小説アンソロジーが東京創元社から。ウィルキー・コリンズ、イーディス・ネズビットなど13編収録、うち12編が本邦初訳だそうです。翻訳は「英国クリスマス幽霊譚傑作集」の夏来健次。

 


「ひみつ」の福田隆浩の新作児童書が講談社から。ネグレクトとシングルマザー家庭の貧困をテーマに小学生男子を描く作品のようです。