2月28日発売

 


「完全なる首長竜の日」の乾緑郎の新作が宝島社から。大正時代を舞台に浅草オペラで活躍する少女の夢と友情を描く歴史小説のようです。
 

 

2月26日発売

 

 


「金環日蝕」の阿部暁子による青春小説?が集英社から。入学式の日に一緒にひったくり犯を捕まえた男子高校生と同級生の気が強い車いすの少女の挫折と再生の恋の物語だそうです。
 

 


新人逢崎遊の第36回小説すばる新人賞受賞作品が集英社から。1990年代を舞台に父を殴って家出した定時制高校の生徒の逃亡を描く物語のようです。

 

 

 


「多様性」をテーマにした岩崎書店のYA短編アンソロジーシリーズ「君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー」の新作が2冊同時刊行。
執筆者は、「きらいな」が「セカイの空がみえるまち」の工藤純子、「ブレーメン通りのふたご」の蓼内明子、「ハーベスト」の花里真希、「奏のフォルテ」の黒川裕子。
「なんでもない」が「with you」の濱野京子、「星屑すぴりっと」の林けんじろう、「しずかな日々」の椰月美智子、「エツコさん」の昼田弥子です。
 

 


人気絵本作家ヨシタケシンスケの新作が集英社から。内容は宇宙人が職業相談所で仕事を探す話のようです。サイズがA5とあるので、絵本ではないのかも。
 

 


「ゼツメッシュ! ヤンキー、未来で大あばれ」の百舌涼一による俳句青春小説のようです。詳しい内容がわかりませんがたぶん児童書かな。講談社から。



2月24日発売

 


「ギヴァー」シリーズのロイス・ローリーの2023年刊行の最新作「The Windeby Puzzle」が「ヴィンデビー・パズル」の邦題で新評論から。湿地帯から見つかった2000年前の遺体の生前の物語を語る歴史小説のようです。古代の世界の戦士になりたい少女とその親友の少年のお話。北ドイツのヴィンデビーで発見された実在の遺体からインスパイアされた作品とのこと。翻訳は「ギヴァー」シリーズの島津やよい。

 

 

 

2月22日発売

 


スウェーデンの児童書作家コニー・パルムクイスト(Connie Palmqvist)の2022年の作品「Fyra minuter över tolv」が「真夜中の4分後」の邦題で静山社から。
時間を行き来できる列車で病気の母親を救おうとする少年の冒険物語のようです。翻訳は「天国からはじまる物語」の堀川志野舞。英訳版からの重訳かな。
 

 


イングランド生まれスウェーデン在住の新人児童書作家マシュー・フォックス(Matthew Fox)の2022年のデビュー作品「The Sky Over Rebecca」が「レベッカの見上げた空」の邦題で静山社から。現代スウェーデンに暮らす10歳の女の子が、雪の上の足跡を追って第二次世界大戦時代のユダヤ人の姉弟に出会う、という歴史ファンタジー小説のようです。こちらも翻訳は堀川志野舞。
 

 


アメリカのYA作家レベッカ・クレーン(Rebekah Crane)の2019年の作品「Postcards for a Songbird」が「翼はなくても」の邦題で静山社から。母や姉を失った孤独なヒロインを主人公にした青春たラブストーリーのようです。翻訳は「プリンセス・ダイアリー」シリーズの代田亜香子。
 

 


メグ・キャボットの2000年代のベストセラーYAロイヤルロマコメ「プリンセス・ダイアリー」の再刊行版3目。
 

 


「転生令嬢と数奇な人生を」のかみはらによる中国風の新作ファンタジー。角川文庫から。
 

 


中学校の地下にある不思議な温泉旅館を舞台にしたYA青春ファンタジー「保健室経由、かねやま本館」の7巻目。
 

 


「超吉ガール」の遠藤まりの新作YAが講談社から。大好きな声優の代役をつとめることになった低音ボイスの中学生を主人公にしたラブコメ作品のようです。
 

 


「恐怖コレクター」の佐東みどり、「SNS百物語」のにかいどう青、「本の怪談」の緑川聖司が「写真」をテーマに競作する児童書ホラー短編集がPHP研究所から。
 

 


人間に化身できる八咫烏たちが住む日本に似た異世界で繰り広げられる権力争いを描く阿部智里の人気和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の第2シリーズ4巻目。この巻から新たな主人公が登場するそうです。NHKでTVアニメーション化の予定があります。
 

 


「半透明のラブレター」の春田モカの新作がスターツ出版から。内容不明です。
 

 


父カル=エルの跡を継いでスーパーマンになったティーンの息子ジョン・ケントを主人公にしたDCコミックの話題の新シリーズ「スーパーマン:サン・オブ・カル=エル」の2022年刊行の2巻目「The Rising」が「スーパーマン:サン・オブ・カル゠エル/ザ・ ライジング」の邦題で。
ストーリーライターは「Neverlanders」(未訳)で昨年のオーストラリア児童図書賞高学年部門を受賞しているトム・テイラー。1巻目は2023年全米図書館協会ティーンのためのベストグラフィックノベルトップ10選出作品です。
 

 


岩崎書店のヒットシリーズ「怪談えほん」の久しぶりの新作。
文は新人となりそうしちによる怪談えほんコンテスト大賞受賞作。絵を担当するのは伊藤潤二です。それは絵だけで怖いからズルい…
もともとは2020年に刊行が予定されていた作品です。結局4年も遅れましたが、何があったんでしょう。
 

 


アメリカのコミック作家ダン・ノットの2023年全米図書賞児童書部門ロングリストに選出されたYAグラフィックノベル「Hidden Systems: Water, Electricity, the Internet, and the Secrets Behind the Systems We Use Every Day」が「ライフライン ネット・電力・水 見えないシステムから知る世界のなりたち」の邦題で河出書房新社から。
タイトルの通り、ネットと電力と水のシステムの仕組みと歴史を解説するノンフィクショングラフィックノベルです。翻訳は「ハマりたがる脳」の桃井緑美子。