Skydance, Ted Melfi Team For Screen Adaptation Of John Flanagan’s ‘Ranger’s Apprentice’ YA Novels【Deadline】
https://deadline.com/2024/01/skydance-ted-melfi-movie-adaptation-rangers-apprentice-fantasy-novel-series-1235696026/

 

 

なかなか製作に至らないまま10年以上が経過しているジョン・フラナガン原作 映画「Ranger’s Apprentice(原作邦題「アラルエン戦記」)」シリーズの新監督に「ドリーム」のセオドア・メルフィが新たに起用されたようです。


原作「アラルエン戦記」シリーズは、オーストラリアのベストセラー児童書作家ジョン・フラナガンが2004年から2013年にかけて発表した、全12巻(+外伝)の異世界ファンタジー小説。
中世イギリスに似た島国アラルエンで、国を守る隠密「レンジャー」として働く少年ウィルの戦いと成長、師匠や仲間の少年少女との絆を描いた王道冒険ファンタジーです。
岩崎書店から全14巻(※日本版は一部の巻が分冊されているため、原書より巻数が多いです)の邦訳が出ています。


映画化の話は2008年ごろから存在していますが、いまだに製作に至っていません。

2010年代にキャストのオーディションが行われたという話がありましたが、この時は製作に至らず。

また2020年7月には当時の製作元Dick Cook Studiosがオーストラリア政府の出資を受け、「クラッシュ」のポール・ハギスを監督に起用していよいよ撮影開始……

…の予定でしたが、ロケ地になる予定だったオーストラリアでの森林火災やハギス監督の性加害訴訟などが重なり実現しませんでした。


現在はポール・ハギスは降板しており、Dick Cook Studiosではなく「ミッション・インポッシブル」シリーズなどを手がけるSkydanceで製作される予定のようです。

Skydanceはシリーズ作品としての映画化をめざしているようで、セオドア・マルフィは原作の最初の2作「The Ruins of Gorlan(邦題「弟子」)」と「The Burning Bridge(邦題「炎橋」)」の監督&脚本を手がけるとのこと。


ちなみに同社は原作者フラナガンによる「アラルエン戦記」と同じ世界の別の国スカンディアを舞台にした別シリーズ「Brotherband Chronicles」全9巻(未訳)のオプション権も獲っているそうですから、「アラルエン戦記」が当たればそちらも映像化されるかもしれません。



原作者フラナガンは製作総指揮として参加。


キャスト、製作開始時期は未定です。