2月22日発売

 


父カル=エルの跡を継いでスーパーマンになったティーンの息子ジョン・ケントを主人公にしたDCコミックの話題の新シリーズ「スーパーマン:サン・オブ・カル=エル」の2022年刊行の2巻目「The Rising」が「スーパーマン:サン・オブ・カル゠エル/ザ・ ライジング」の邦題で。
ストーリーライターは「Neverlanders」(未訳)で昨年のオーストラリア児童図書賞高学年部門を受賞しているトム・テイラー。1巻目は2023年全米図書館協会ティーンのためのベストグラフィックノベルトップ10選出作品です。
 

 


岩崎書店のヒットシリーズ「怪談えほん」の久しぶりの新作。
文は新人となりそうしちによる怪談えほんコンテスト大賞受賞作。絵を担当するのは伊藤潤二です。それは絵だけで怖いからズルい…
もともとは2020年に刊行が予定されていた作品です。結局4年も遅れましたが、何があったんでしょう。
 

 

 

2月21日発売

 


スウェーデンのYA作家エーリン・ペーション(Elin Persson)の2020年の作品「De afghanska sönerna」が「アフガンの息子たち」の邦題で小学館から。
スウェーデンの施設で暮らす難民の児童たちと女性職員を描いたYA作品のようです。
翻訳は「ミレニアム」シリーズのヘレンハルメ美穂。
 

 

 

 


ベストセラーミステリ作家知念実希人による初児童書ミステリ「放課後ミステリクラブ」の3巻目。デジタル特典付き版が同時刊行です。

 

 

 

2月20日発売

 


「恋とポテト」シリーズの神戸遥真の新作がマイクロマガジン社ことのは文庫から。十代しか罹らない不治の病を題材に少年少女の成長を描いた感動作とのことです。

 

 

 

2月9日発売

 


超内気で頼りない天才少女魔女を主人公にした魔女×学園ファンタジー「サイレント・ウィッチ」の7巻目。
 

 


異次元の学校「ほうかご」に呼ばれてしまった小学生の少年少女を描く、「Missing 神隠しの物語」の甲田学人のダークファンタジー新シリーズ「ほうかごがかり」の2巻目。



2月8日発売

 


神や妖怪が暮らす島で初恋の相手を探すヒロインを描く石川宏千花のファンタジーYA「化け之島初恋さがし三つ巴」の3巻目。



2月7日発売

 


「黒魔女さん」シリーズの石崎洋司の新シリーズが講談社青い鳥文庫でスタート。平安時代っぽい学園を舞台にしたホラーラブコメだそうです。



2月5日発売

 


「天国までの49日間」の櫻井千姫の新作が実業之日本社から。妄信的に「推し」にハマる少女を主人公にしたミステリのようです。



2月1日発売

 

 



「多様性」をテーマにした岩崎書店のYA短編アンソロジーシリーズ「君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー」の4巻目。今回の執筆者は「恋とポテト」シリーズの神戸遥真、「若おかみ」シリーズの令丈ヒロ子 、「尼のような子」の少年アヤ、「ハジメテヒラク」のこまつあやこ。

 

 

 

1月31日発売

 


カチャ・ベーレンの2022年カーネギー賞受賞作品「October, October」が「わたしの名前はオクトーバー」の邦題で評論社から。父親と森の中で自給自足生活をしていた少女の成長物語です。翻訳は「トラからぬすんだ物語」のこだまともこ。
 

 


恩田陸の新作が講談社から。水野理瀬ものの短編集のようです。
 

 


イングランドの作家ケイト・ムーアの2017年のベストセラーノンフィクション「The Radium Girls」が「ラジウム・ガールズ」の邦題で堀之内出版から。翻訳は山口菜穂子、杉本裕代、松永典子。
20世紀初頭のアメリカで、何も知らずに働いて放射線障害に罹り、ある者は命を落とし、ある者は雇用側の企業を相手に訴訟で闘ったラジウム工場の女の子たちを描いた歴史ノンフィクションです。
YA向けのリライト版も存在する本ですが、この邦訳はオリジナル(一般書)版だと思います。最初の予定から発売日延びました。

ラジウム・ガールズについての著者ケイト・ムーアさんによる簡潔な解説記事が邦訳されているので貼っておきます。