Oddbot To Develop And Animate Trio Of Graphic Novels【Cartoonbrew】
https://www.cartoonbrew.com/studios/oddbot-cardboard-kingdom-seance-okay-witch-218284.html

 

 

カリフォルニア州グランデールを拠点とするアニメーション制作会社Oddbot Inc.が、児童向けグラフィックノベル3作のオプション権を取得したようです。

このうち2作をTV(配信?)シリーズとして、1作をTV(配信?)用のスタンドアローン作品としてアニメ化をめざすとのこと。



まず1作目は、アメリカのイラストレーター&コミック作家チャド・セル(Chad Sell)による児童向け作品「The Cardboard Kingdom」(未訳)。

 

 

自分の中の恐怖を開放するために段ボール箱でコスチュームを作り、スーパーヒーロー、魔法使い、ファンタジー世界の生き物などに変身して遊ぶご近所同士の16人の子どもたちの夏を描いた物語。
スクール・ライブラリー・ジャーナルの2018年ベスト児童書リストに選出されています。

2Dアニメーションのシリーズ作品として製作をめざします。



2作目「Séance Tea Party」(未訳)はオーストラリアのマレーシア系グラフィックノベル作家レイメナ・イ(Reimena Yee)の2020年の作品。

 

 

絶対におとなになりたくない12歳の少女ローラが、自分の家に出没する幽霊のアレクサと友だちになって、自分が年を取らないままでいるために手を貸してもらおうとする、というファンタジー作品。
全米図書館協会2021年児童向けベストグラフィックノベルリスト選出作品です。

こちらはCGの1時間のスタンドアローン作品として製作をめざします。

 

 

 

最後「The Okay Witch」(未訳)はアメリカの新人(当時)グラフィックノベル作家エマ・ステインケルナー(Emma Steinkellner)のデビュー作品。

 

 

マサチューセッツ州ファウンダーブラフの町に暮らす魔女が大好きな13歳の少女モスが、ある日自分の一家が何世紀も続く町の魔女の血をひいていることを知る。モスはしゃべる猫と出会い、魔法の日記の中に入り込み、隠された魔女の世界の扉を開けてしまう…。

というYAファンタジー作品。スクール・ライブラリー・ジャーナル2019年ベストグラフィックノベルリスト選出作品です。

こちらはTV(配信?)シリーズ作品化をめざすようです。



いずれもスタッフ、キャスト、製作開始時期など未定です。