3月30日発売

 


アメリカの人気YA作家デイヴィッド・レヴィサンの2018年の作品「Someday」が「サムデイ」の邦題で小峰書店から。毎日違う人間の中に入って目が覚める精神だけの存在「A」を主人公にした不思議なラブストーリー「エブリデイ」の続編です。
 

 


韓国の人気YA作家キム・へジョン(김혜정)の2011年の作品「판타스틱 걸」が「ファンタスティックガール」の邦題で小学館から。タイムトラベルで10年後の自分に会う17歳のヒロインを描いた青春小説のようです。韓ドラ「こんにちは?私だよ!」の原作。
翻訳は「9歳のこころのじてん」の清水知佐子。
 

 


クラウス・コルドンによるケストナーの伝記「ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家」の新訳が偕成社から。新訳者はガンツェンミュラー文子。旧訳版は那須田淳が訳していました。

 

 

 

3月29日発売

 


日本ホラー小説大賞受賞作「迷い家」の山吹静吽の新作がKADOKAWAから。2作目の著作は大正時代の日本と思われる東洋の島国を舞台に、魔女クダンから魔術を教わる少女を描いた魔法少女物語だそうです。

 

 

 

3月26日発売

 


あさのあつこの新作がKADOKAWAから。詳しい内容不明ですがYAではなく一般書だと思います。近所で爆発事件が起きた、高校生の息子を持つ母親の話のようです。
 

 

 

3月25日発売

 

 

 

 

長年石井桃子の訳で親しまれてきたビアトリクス・ポターの絵本「ピーターラビット」シリーズの新訳版が刊行開始。初回は3冊同時刊行。早川書房から。新訳者は芥川賞作家の川上弘美です。
 

 


電撃文庫から出版された紅玉いづきの2007年のデビュー作のファンタジー小説「ミミズクと夜の王」が外伝1本を収録した完全版としてメディアワークス文庫で再刊行されるようです。今回はメディアワークス文庫ですが、これ内容的にはフリガナと挿絵入れてつばさ文庫でもいいと思う。
 

 


三上延の大ヒットライトミステリ「ビブリア古書堂」の第2シリーズ3巻目。

 

 

 

3月22日発売

 


アメリカのYA作家マッケンジー・リー(Mackenzi Lee)の2017年のベストセラー「The Gentleman's Guide to Vice and Virtue」が二見書房から。邦題不明。翻訳は「雪降る夏空にきみと眠る」の桐谷知未。
お酒に賭博に女(男も)遊びにと素行の悪いイングランドの貴族のお坊ちゃんヘンリー・モンタギューが妹のフェリシティ、親友のパーシーとともに欧州横断の旅に出て、その道中で親友に恋をしてしまう、という18世紀が舞台の歴史&ロマンス&冒険譚です。シリーズ1作目。
2018年ストーンウォール賞YA部門オナー(銀賞)作品。ワーナーブラザーズTVでドラマ化の予定があります。
 

 


「一行怪談」の吉田悠軌による自動向け実話怪談集「オカルト探偵ヨシダの実話怪談」シリーズ4巻目。

 

 

 

3月18日発売

 

 

「夜の獣、夢の少年」のヤンシィー・チュウの2013年発表のデビュー作品にして2014年カーネギー賞ノミネート作品「The Ghost Bride」が「彼岸の花嫁」の邦題で東京創元社から。翻訳は「夜の獣、夢の少年」の圷香織。

富豪リン家の謎の死を遂げた跡継ぎ息子の「幽霊の花嫁」として嫁いできた17歳の没落令嬢リランが家にまつわる因縁を探る…という19世紀末イギリス領マラヤを舞台にした歴史ファンタジー&ミステリ。ネトフリドラマ「彼岸の花嫁」の原作です。
 

 

 


ベストセラー「ハリー・クバート事件」で知られるスイスの作家ジョエル・ディケールによる2015年の作品「Le Livre des Baltimore」が「ゴールドマン家の悲劇」の邦題で東京創元社から。「ハリー・クバート事件」の主人公マーカスといとこたちの少年時代の悲劇を描いた青春ミステリだそうです。翻訳は「ハリー・クバート事件」の橘明美&「アモス・ダラゴン」の荷見明子。

 

 

 

3月17日発売

 


「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこの短編集が双葉社から。

 

 

 


「金曜日の本屋さん」の名取佐和子の新作が実業之日本社から。高校の図書館に10年ぶりに帰ってきた本をめぐる青春物語のようです。

 

 

 

3月16日発売

 


カナダのメキシコ系作家シルヴィア・モレノ=ガルシアの2020年のベストセラー「Mexican Gothic」が「メキシカン・ゴシック」の邦題で早川書房から。1950年代メキシコを舞台に、夫に殺されそうになっていると助けを求めてきたいとこのために、彼女が暮らす田舎の館ハイプレイスを訪ねた若きヒロイン・ノエミが、館の恐ろしい秘密に気がついていく…というゴシックホラー小説。
翻訳は「忘れられた花園」の青木純子。
 

 


「折りたたみ北京」の郝景芳の2016年の作品「流浪蒼穹」が同じ邦題で新☆ハヤカワ・SF・シリーズから。火星植民地と地球との戦争終結後、友好のために地球へ送られた火星の少年少女たちを描く物語のようです。翻訳は「郝景芳短篇集」の及川茜&大久保洋子。

 

 

 


イ・ギョンへ(이경혜)による2004年の韓国のベストセラーYA小説「어느 날 내가 죽었습니다」が「ある日、僕が死にました」の邦題でKADOKAWAから。
詳しい内容はわかりませんが、バイク事故で亡くなった親友の日記を手にした中学生の少女を主人公にした感動作とのこと。翻訳は「+1cmLIFE」の小笠原藤子。