Preisträger 2018 - Kinderbuch【DJLP】
http://www.djlp.jugendliteratur.org/preistraeger_kinderbuch-15.html
2018年ドイツ児童文学賞の、こちらは児童書部門です。
今年の受賞作品はこちらです。
Viele Grüße, Deine Giraffe
by Megumi Iwasa (Text) & Jörg Mühle (Illustration),(Ursula Gräfe)
【ぼくはアフリカにすむキリンといいます/岩佐めぐみ&高畠純/偕成社】
アフリカのサバンナに住むキリンは毎日が味気なくて、友だちを欲しがっていた。それで手紙を書くことに。「地平線の向こうで会った最初の相手に渡して」とペリカンに頼んだその手紙を受け取ったのはペンギンだった。
岩佐めぐみ(文)&高畠純(絵)による日本のユーモア児童書「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」のドイツ語訳。
ただし日本版では高畠純が担当していた挿絵はドイツ版では「バニーといっしょ!」シリーズのドイツ人アーティスト・イョルク・ミューレのもの差し替えになっているようです。
日本の作品がドイツ児童文学賞を受賞するのはこれが初なのでは?
この本と賞を争った今年のノミネート作品は以下の通り。
Bluma und das Gummischlangengeheimnis
by Silke Schlichtmann (Text) & Ulrike Möltgen (Illustration)
算数で5点を取った上、親友のローザは自分が飼うのを許してもらえない子犬を欲しがっている、母さんは自分を置いて旅行に行ってしまった。絶望しそうなブルーマの助けになるのは隣人のアリスさんだけ。
アリスさんはいつでもブルーマの話を聞いてくれるし、噛むと問題を解決してくれる魔法のゴムバンドを持っている。
ドイツの児童書作家ジルケ・シルヒトマン(Silke Schlichtmann)の作品。
Tagebuch eines Möchtegern-Versagers 【Journal d'un nul débutant】
by Luc Blanvillain (Maren Illinger)
天才でいることはかっこいい?厳格なエリート寄宿学校に転校した12歳のニルスはむしろふつうになりたい。だから勉強するかわりにTVを見たりサッカーをしたりして過ごすべきなのかも。そしてある邪悪な計画が練り上げられた。今からあえて悪い成績を取りつづけたら?
フランスの児童書作家リュック・ブランヴィレン(Luc Blanvillain)の作品。フランス語からの翻訳。
Krakonos
by Wieland Freund
自然のほとんどない機械化された世界に生きる兄弟ニックとレヴィは、夜の襲撃の途中でカラスを見つける。そのカラスは彼らの前で奇妙な男に姿を変え、その後レヴィの姿に変化した。
「クラコノス」と名乗るその謎めいた変身能力者に魅せられるレヴィだが、彼は追われる存在でもあった。一緒にいればニックとレヴィも狩られる対象になる。
ドイツのジャーナリストで児童書&YA作家ウィーランド・フロイント(Wieland Freund)の作品。ファンタジーかな?
Die Mississippi-Bande 【Il rinomato catalogo Walker & Dawn】
by Davide Morosinotto (Cornelia Panzacchi)
1904年ルイジアナ。テトロ、エディ、ティット、ジュリーはこの上なく気が合う友だち同士。同じ注文用のカタログと3ドルを共有し、世界を見るのを夢見ていた。
ある日、注文した拳銃のかわりに壊れた時計が届いて、交換のためにシカゴへ旅立ったことから、彼らは流砂の中の死体、プロの詐欺師、汚職警官、善人に見える悪人、未解決の犯罪、そして大金に出会う冒険に巻き込まれる。
「トム・ソーヤーの親友になれそう」な4人の少年少女を主人公にした冒険物語だそうです。イタリアの児童書作家ダヴィデ・モロジノット(Davide Morosinotto)の作品。イタリア語からの翻訳。
Der Riesentöter 【The Giant-Slayer】
by Iain Lawrence (Alexandra Ernst)
1955年。ポリオに罹った友だちのディッキーのお見舞いで病院に行ったお話作りが好きな少女ロウリーは、そこでディッキーと同じように呼吸機械の中に入った子どものキャロリンとチップに出会った。
ディッキーに頼まれ、ロウリーは彼らに、恐ろしい巨人を倒そうとする少年ジミーの物語「コロッソ」を語りはじめる。力強い語りに、ディッキーは自分を物語の中の登場人物のように思うようになり、少しずつ聞きに来る子どもたちが増えていく。
「呪われた航海」3部作のカナダの児童書作家イアン・ローレンスの作品。英語からの翻訳。
http://www.djlp.jugendliteratur.org/preistraeger_kinderbuch-15.html
2018年ドイツ児童文学賞の、こちらは児童書部門です。
今年の受賞作品はこちらです。
Viele Grüße, Deine Giraffe
by Megumi Iwasa (Text) & Jörg Mühle (Illustration),(Ursula Gräfe)
【ぼくはアフリカにすむキリンといいます/岩佐めぐみ&高畠純/偕成社】
アフリカのサバンナに住むキリンは毎日が味気なくて、友だちを欲しがっていた。それで手紙を書くことに。「地平線の向こうで会った最初の相手に渡して」とペリカンに頼んだその手紙を受け取ったのはペンギンだった。
岩佐めぐみ(文)&高畠純(絵)による日本のユーモア児童書「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」のドイツ語訳。
ただし日本版では高畠純が担当していた挿絵はドイツ版では「バニーといっしょ!」シリーズのドイツ人アーティスト・イョルク・ミューレのもの差し替えになっているようです。
日本の作品がドイツ児童文学賞を受賞するのはこれが初なのでは?
Viele Gruesse, Deine Giraffe! 1,382円 Amazon |
ぼくはアフリカにすむキリンといいます (偕成社おはなしポケット) 1,080円 Amazon |
この本と賞を争った今年のノミネート作品は以下の通り。
Bluma und das Gummischlangengeheimnis
by Silke Schlichtmann (Text) & Ulrike Möltgen (Illustration)
算数で5点を取った上、親友のローザは自分が飼うのを許してもらえない子犬を欲しがっている、母さんは自分を置いて旅行に行ってしまった。絶望しそうなブルーマの助けになるのは隣人のアリスさんだけ。
アリスさんはいつでもブルーマの話を聞いてくれるし、噛むと問題を解決してくれる魔法のゴムバンドを持っている。
ドイツの児童書作家ジルケ・シルヒトマン(Silke Schlichtmann)の作品。
Bluma und das Gummischlangengeheimnis 1,086円 Amazon |
Tagebuch eines Möchtegern-Versagers 【Journal d'un nul débutant】
by Luc Blanvillain (Maren Illinger)
天才でいることはかっこいい?厳格なエリート寄宿学校に転校した12歳のニルスはむしろふつうになりたい。だから勉強するかわりにTVを見たりサッカーをしたりして過ごすべきなのかも。そしてある邪悪な計画が練り上げられた。今からあえて悪い成績を取りつづけたら?
フランスの児童書作家リュック・ブランヴィレン(Luc Blanvillain)の作品。フランス語からの翻訳。
Journal d’un nul débutant 1,574円 Amazon |
Krakonos
by Wieland Freund
自然のほとんどない機械化された世界に生きる兄弟ニックとレヴィは、夜の襲撃の途中でカラスを見つける。そのカラスは彼らの前で奇妙な男に姿を変え、その後レヴィの姿に変化した。
「クラコノス」と名乗るその謎めいた変身能力者に魅せられるレヴィだが、彼は追われる存在でもあった。一緒にいればニックとレヴィも狩られる対象になる。
ドイツのジャーナリストで児童書&YA作家ウィーランド・フロイント(Wieland Freund)の作品。ファンタジーかな?
Krakonos 1,973円 Amazon |
Die Mississippi-Bande 【Il rinomato catalogo Walker & Dawn】
by Davide Morosinotto (Cornelia Panzacchi)
1904年ルイジアナ。テトロ、エディ、ティット、ジュリーはこの上なく気が合う友だち同士。同じ注文用のカタログと3ドルを共有し、世界を見るのを夢見ていた。
ある日、注文した拳銃のかわりに壊れた時計が届いて、交換のためにシカゴへ旅立ったことから、彼らは流砂の中の死体、プロの詐欺師、汚職警官、善人に見える悪人、未解決の犯罪、そして大金に出会う冒険に巻き込まれる。
「トム・ソーヤーの親友になれそう」な4人の少年少女を主人公にした冒険物語だそうです。イタリアの児童書作家ダヴィデ・モロジノット(Davide Morosinotto)の作品。イタリア語からの翻訳。
Il rinomato catalogo Walker & Dawn 1,875円 Amazon |
Der Riesentöter 【The Giant-Slayer】
by Iain Lawrence (Alexandra Ernst)
1955年。ポリオに罹った友だちのディッキーのお見舞いで病院に行ったお話作りが好きな少女ロウリーは、そこでディッキーと同じように呼吸機械の中に入った子どものキャロリンとチップに出会った。
ディッキーに頼まれ、ロウリーは彼らに、恐ろしい巨人を倒そうとする少年ジミーの物語「コロッソ」を語りはじめる。力強い語りに、ディッキーは自分を物語の中の登場人物のように思うようになり、少しずつ聞きに来る子どもたちが増えていく。
「呪われた航海」3部作のカナダの児童書作家イアン・ローレンスの作品。英語からの翻訳。
The Giant-Slayer Amazon |