4月28日発売


名作文学をモチーフにした小林泰三のヒット作ミステリ「〇〇〇殺し」シリーズの第3弾。今回のモチーフは「オズ」?



好評ラノベ「ヴァンパイア・サマータイム」の石川博品による、文庫ではなく単行本作品。奇病に襲われた地方都市の物語を主人公が回想形式で語る作品のようです。ファンタジーかな?
ラノベレーベルからの出版ではなく単行本ですが、ガイナックス出身のアニメーター米山舞のイラストがつくようです。



4月27日発売


公民権運動を描いたジョン・ルイスのYA歴史グラフィックノベル「MARCH」3部作の2作目。



マイケル・ボーンスタイン&デビー・ボーンスタイン・ホリンスタートによる2017年発表のYAノンフィクション「Survivors Club: The True Story of a Very Young Prisoner of Auschwitz」が早くも日本上陸。「4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した」の邦題でNHK出版から。
4歳でアウシュヴィッツに送られ、6か月を生き延びて生還した著者が大人になってから家族や同朋の証言を集めて語る回顧録。翻訳は「帰ってきたヒトラー」の森内薫。



「武士道シックスティーン」の誉田哲也による女の子が主人公の青春バンド小説がKADOKAWAから。


梟の月梟の月
1,728円
Amazon


「一鬼夜行」の小松エメルによる新作妖怪ファンタジーのようです。KADOKAWAから。



「ゆるふわ昆虫図鑑」のTwitter発人気昆虫コミックアーティスト・じゅえき太郎による昆虫解説本が出るようです。実業之日本社から。



4月26日発売


「ぼくのとなりにきみ」の小嶋陽太郎による学校を舞台にした青春小説短編集のようです。集英社から。



「ハリネズミの願い」のトーン・テレヘンの動物もの。たぶん1995年の作品「De verjaardag van de eekhoorn」ではないかと思います。「きげんのいいリス」の邦題で新潮社から。翻訳は「ハリネズミ」の長山さき。



4月21日発売


とある事情で店を訪れる人々の怪談を聞き続けるお嬢様を主人公にした宮部みゆきの江戸ホラー「三島屋変調百物語」の5巻目。KADOKAWAから。


4月20日発売

ある子どもある子ども
2,592円
Amazon


ロイス・ローリーの名作YAディストピア「ギヴァー」4部作の完結編「Son」が「ある子ども」の邦題で新評論から。映画化の時に邦訳が出なかったので、これはもう出ないかもと思ってました。
2013年ローカス賞YA部門推薦作品。



あさのあつこの時代ものが白泉社から。呉服屋の娘が奉公先の武家屋敷で怪事件に立ち向かう話のようです。



「今日から地球人」のマット・ヘイグによるうつヌケエッセイ。早川書房から。翻訳は「テメレア戦記」の那波かおり。



アンドレ・アシマンの17歳の少年と年上の学者の恋を描く2008年ラムダ賞ゲイ文学フィクション部門受賞作品「Call Me By Your Name」が4月27日の映画の上陸に合わせて「君の名前で僕を呼んで」の邦題でオークラ出版の海外作品レーベル「マグノリアブックス」から。翻訳はロマンス小説を多く手がけている高岡香。
マグノリアブックスには珍しくイラストカバーで、ターゲットがBL読者に特化した感じになりました。すごい似てる(映画キャストに)。



4月19日発売


「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズの蒼月海里によるスタンドアローン作品?が幻冬舎から。東京国立博物館で三途の川の渡し守に出会う男子学生を描くファンタジーのようです。


4月18日発売


同じ版元のYAレーベルYA! ENTERTAINMENTの「少年Nの長い長い旅」シリーズと連動する石川宏千花のファンタジー「少年Nのいない世界」の4巻目が講談社タイガから。



「今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド」シリーズの金原瑞人&ひこ・田中監修によるYA向け絵本ガイドが西村書店から。


女って何だ?女って何だ?
1,296円
Amazon


カレー沢薫のこの時代の女性をテーマにした笑えて鋭いエッセイ集がキノブックスから。中高生にもわりとおすすめ。