E.A.ポー「大鴉」の翻訳比較・・・1 | マンボウのブログ

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フラヌールの視界から、さまざまな事象に遊ぶ

それでは、先ずはこの人の登場だわ!チョキ

 

 

 

これは参考までにサイトの紹介。

 

「学匠詩人」と呼ばれた碩学・詩人である。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%A4%8F%E8%80%BF%E4%B9%8B%E4%BB%8B

 

 

    大鴉

 

 

       さは然のみ あだごとならじ

 

       とことはに 我世の名むなし。

 

       さこそよ いかでことのあらむ。」

 

       黯澹として かげだもなき。

 

       ただ是のみぞ こともなき。

 

       真風ぞ いかでもののあらむ。」

 

       栖まりぬ かくてことだになき。

 

       大鴉いらへぬ「またとなけめ。」

 

       その禽の名ぞ「またとなけめ。」

 

       この時禽は言挙げぬ「またとなけめ」と。

 

       『またと-----またとなけめ』てふ畳句をば。」

 

       「またとなけめ」と啼ふこゑの。

 

       かの女凭るべき事またとなけめ。

 

       大鴉いらへぬ「またとなけめ。」

 

       大鴉いらへぬ「またとなけめ。」

 

       大鴉いらへぬ「またとなけめ。」

 

       大鴉いらへぬ「またとなけめ。」

 

       -----またとはなけめ。

 

 

 

 

参照したのはこの文庫本だけど、元はここから。

 

  本日夏耿之介訳『大鴉』(薔薇十字社 1972)

 

 

なお、本「詩画集『大鴉』」エドガー・アラン・ポー詩 ギュスターヴ・ドレ画 日夏耿之介訳

という体裁で、刊行されたもので、戦前戦後を通じて、何度もいろんな出版社から出ているのだ。

(野田書房 1935、野口書房 1937、中央公論社 1943、洗心書林 1947、冬至書房 1949、小山書店 1949、創元社1950、等々、枚挙にいとまがないほどだ)

 

 

「nevermore」は「またとなけめ」と訳されている。まあ、古風だけど意味合いは通じるかな。グラサン

 

 

日夏耿之介訳「大鴉」はドレ画とも相まって、超人気作品なのであった!びっくり

 

 

 

 

 

   <エドガー・アラン・ポーを読む・・・!>・・・36