スポーツ庁では、こんな推進計画が策定されている。
スポーツ庁では全国の津々浦々で、大規模なスタジアムやアリーナを作って、プロ・スポーツ界の振興を目指している。
この計画は、すでに完成した施設(広島市サッカースタジアム、佐賀や長崎の大規模アリーナなど)もあれば、諸々の事由により頓挫したものもある。
特に、東京都では大規模な神宮外苑の再整備などが物議を醸してもいる。
多くの予算を投じてスタジアムやアリーナを建設する意義は、功罪があろう。
特筆すべきは、Bリーグ(プロ・バスケットボール)の人気上昇で、多くのチームが首都圏だけにかたまらずに地方分散されるのは先鞭をつけたサッカー界に倣うものだろう。まだまだラグビー界などは分散するほどに至っていない競技もあるけど。。。
懸念されるのは、大規模開発によって多くの樹木などが伐採されて自然界の営みが阻害されることかな・・・開発の名の下に自然破壊は所与のこととされるのが気にかかる。
Bリーグのプレーオフ決勝戦を観ながら、日本の男子バスケ界も世界への仲間入りが出来てきたなあ、という感慨もさることながら、依然として各チームが獲得する外国人選手の出来不出来如何によって優劣・勝敗が決まることだろう。これは、サッカー界でもラグビー界でも、おそらく同様だわ(リーグ戦を観ている分には面白いけど)。
ほんとに各競技のオール・ジャパンのナショナルチームが強くなるために、どういう施策が必要不可欠なのか、じっくりと腰を落ち着けてスポーツ庁が考えてくれることを期待したい!
沖縄県沖縄市では、1万人規模を収容する新しい多目的アリーナの建設工事が着工し、バスケットボールBリーグの人気クラブ、琉球ゴールデンキングスの新たなホームアリーナとなる予定で、クラブの活躍や人気によって地域活性化になることを期待しています。沖縄市では、スポーツ庁や経済産業省、使う側のキングスやイベントプロモーターなどと意見交換を行ったり、本場アメリカのアリーナ設計を参考にしたりと、足を運ぶ利用者が「楽しめる」かつ使う側にとって「使いやすい」施設を作ろうとしています。
<2024プレーオフ決勝>
第一戦 琉球 74-62 広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード)
第二戦 広島 72-63 琉球ゴールデンキングス(西地区2位)
第三戦 広島 65-50 琉球
西地区3位でワイルドカード進出の広島ドラゴンフライズが琉球の二連覇を阻み、下剋上で初優勝を飾ったのだった!