京都・バッハ・ゾリステン特別演奏会「メサイア」へ・・・! | マンボウのブログ

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ハイビスカスメサイア HWV56(ドイツ語版) 〜平和への祈り〜

   クローバー日時:2024年 4月29日(月・昭和の日)14:00開演(13:30開場)

   クローバー会場:京都府長岡京記念文化会館

   クローバー料金:3000円(一般) 全席自由席

 

 

京都バッハ・ゾリステンの演奏会には、久しぶりとなる。

普段は、洛陽教会を会場としてコンサートが開催されているけど、今回は、1000席収容のホールでの演奏だ!口笛

 

 

 音譜「G.F.Handel  メサイアHWV56 ドイツ語版」

 

  むらさき音符第1部 Erster Teil

    (休憩 20分)

  むらさき音符第2部 Zweiter Teil

  むらさき音符第3部 Dritter Teil

 

 

バッハ・ゾリステンは、弦10名、管5名、打1名、チェンバロ1名という小編成のアンサンブルで、これに独唱者を合わせて30名ほどのフィグラールコールの合唱である。

 

 

京都府長岡京記念文化会館

 

 

 

メモ作品としての初演は、当時ヘンデルが住んでいたイギリスのロンドンではなく、アイルランド総督ウィリアム・カヴェンディシュから長期間の演奏会の要請を受けてアイルランドに滞在中、1742年4月にダブリンのオペラ劇場で行われました。歌詞は台本作家・シェークスピア研究家のチャールズ・ジェンネンズによるもので、英語の欽定訳聖書(King James Version, 1611)から引用された聖句と、一部は英国国教会祈祷書(The Book of Common Prayer, 1662)からも引用されており、救世主たるイエス・キリストの生涯をテーマとしながらも、物語的に進行するのではなく、聖書の様々な箇所から引用した聖句によって聖書が主題とするメッセージを伝える構成になっています。もともとの歌詞は古い英語で書かれ、幾度も改訂されています。ただ、作曲当時の宗教関係者からは、宗教作品を劇場で娯楽作品として演奏することや、聖書から直接引用した歌詞が多いことなどを理由に非難もありましたが、初演以降、イギリス国内はもとよりヨーロッパでも話題の作品となり、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは1775年にドイツのハンブルクにおいてドイツ語で演奏、モーツァルトも自身で編曲しています。歌詞のドイツ語への翻訳は、1755年のクロプストック(Klopstock)訳、1770年のヘルダー(Herder)訳、1780年のエーベリング(Ebeling)訳などが残されています。今回は、20世紀にコンラッド・アーメルン(Konrad Ameln)がハレ版ヘンデル全集のためにまとめたもの(ベーレンライター社版)を使用します。            高木宏之 平山亮        (プログラムより)

 

 

ちなみに、英語版とドイツ語版では、どう違うか。例えば・・・

 

  wonderful (英語版)----> wunderbar (ドイツ語版)

 

どちらも3音節だけど、英語版では母音は A-A-U に対して、ドイツ語版では母音は U-A-A となる。

ヘンデルの下降音型は、英語版の方が歌いやすいかも。。。ウシシ

 

 

 

 

 

 

なお、トランペット2名とティンパニー1名は、出番が限られているので、ずっとステージ上に居なくて、途中から登場する。ティンパニーは2個だけのバロック・ティンパニーで音色もいい。

 

第3部のバスによる長いアコンパニアートとアリアには輝かしいトランペットによるオブリガートがつくが、これが実に素晴らしかった!びっくり

 

  1. The trumpet shall sound...
    「ラッパが響いて…(『コリント前書』15:52-54)」 アリア(バス独唱)

 

また、合唱のフィグラールコールのアルト・パートには男性カウンターテナーが1名加わっている。できたら、カウンターテナー独唱も聴いてみたかったけど。。。口笛

 

 

 

 

   イベントカレンダー – 京都府長岡京記念文化会館