日曜日の午後にこちらへ足を運んでみた。
日時:2024年1月28日(日) 14:00~16:30
会場:京都府立文化芸術会館
<出演者・演目>
・時うどん 桂 二豆
・正月丁稚 桂 米團治
・代脈 桂 團治郎
・崇徳院 桂 米團治
~中入~
・仕方噺「勧進帳」 桂 米團治
三 味 線 浅野 美希
諸 々 桂 團治郎
諸 々 桂 二豆
左から、浅野美希(三味線)、桂米團治、桂團治郎、桂二豆
最初に米團治が舞台に登場してきた時に、アレッと思った・・・どこか米朝はんに似てると!
若白髪だった米團治(当時は小米朝)は白髪染めをしていたのだが、65歳を機に染めずに出て来た姿が彷彿とさせたのだ。親子だから似ているのはむしろ自然で、蛙の子は蛙だけあってインテリ風なのも受け継いでいるわ。
中入り前の落語では、久しぶりに聞いた「崇徳院」が熱演だったなあ(^^)
なお、マクラで米團治襲名披露のさまざまなエピソードなども面白可笑しく語られていて、ここがイチバン笑ったなあ(抱腹絶倒)!
愉しみにしていたのは、中入り後の仕方噺「勧進帳」である。
いったいどんな舞台になるのかと興味津々。。。
安宅関を守る関守の富樫と弁慶とのやりとりが見もので、米團治がセリフと所作を披露してくれる。
長唄芝居だから、三味線も入って面白い舞台になったわ!
ここでの主役はこの二人だけど、偽の勧進帳と見破りながら義経一行を見逃してやった富樫の度量がメインかな。
歌舞伎十八番「勧進帳」
歌舞伎では、長唄連中が舞台奥に居並ぶ姿も迫力ある。