シューベルト「ザ・グレート」を聴く・・・! | マンボウのブログ

マンボウのブログ

フラヌールの視界から、さまざまな事象に遊ぶ

今回は、この録音である。チョキ

 

 

  3661 フルトヴェングラー シューベルト:交響曲第9番《ザ・グレート》、ロザムンデ序曲/ベルリン・フィル_1

 

ヘッドフォンシューベルト「交響曲第9番<ザ・グレート>」&「<ロザムンデ>序曲」

フルトヴェングラー&BPO(51,53)

 

 

このスタジオ録音は、モノラルながら音質がとてもいい。

そうして、すごく立派に聴こえるのだ。作品のもつ性格以上に立派すぎると言っていいかもしれない。

 

私的には、ワルター盤の方に気がそそられるのだけど、このフルトヴェングラー盤を聴くと、さすがだなあとも思う。口笛

 

 

 

 

 

   

   メモ・・・フルトヴェングラーの演奏中、速度や緩急のめりはりが大きな揺らぎを見せた例に、シューベルトのハ長調交響曲がある。巨大な一枚岩を思わせるこの作品は、単声の大きな音単位で構築されており、各部分のバランスと結合には最大限の注意を払わなければならない。フルトヴェングラーが残した六種類の録音は、解釈上の基本的な道しるべは同じであるが、速さや強弱、音楽にかけた重みにはばらつきがあり、しかもその違いがはっきりとわかる。(中略) DG盤はほぼ理想に近いが、第一楽章の導入部が作為的で、気が乗らない感じを与えるため、そこだけほかから浮いて聞こえる。・・・(アードイン: p.233-5)

 

 

 

     フルトヴェングラーの代表的な名盤|ロバート さん

 

 

 

 

   <フルトヴェングラー没後70年に寄せて!>・・・4