日頃、何とはなしに使用している表現の中にも妖怪たちが潜んでいる!![]()
「よって件のごとし」
件(くだん)は人面牛体の怪物、妖怪で、下記のアーカイブを参照。。。![]()
http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/user_data/upload/File/smallexhibition/H29-01.pdf
「同じ穴の狢」
狢(ムジナ)は、アナグマのようなもので、悪い意味で同じこと(同類)をいう。![]()
「狐の嫁入り」
晴天にも関わらず雨が降る時にいう。
由来については、諸説あるようだけど、調べてみる価値がありそうか。。。
キツネの怪異譚としても興味深い(^^)![]()
狐(きつね)を精霊・妖怪とみなす民族はいくつかあるが、特に日本人(大和民族)においては文化・信仰と言えるほど狐に対して親密である。狐は人を化かすいたずら好きの動物と考えられたり、それとは逆に、稲荷神社に祀られる宇迦之御魂神の神使として信仰されたりしている。
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鳥獣戯画に見る擬人化された狐
「屁の河童」

朝飯前など、取るに足りない、何でもないことの意で「河童の屁」ともいう。
河童が水中で屁をしても勢いがないことから頼りないという説もあり。
京都大原に住むベニシアさんのテレビ番組「猫のしっぽ カエルの手」というのがあるけど、もう一つ付け加えて、「猫のしっぽ カエルの手 河童の屁」というのも面白そうだ!![]()