またまた、NHK-BSプレミアムシアターで見たのは・・・
シチリアの小さな村を舞台に映写技師と少年の心あたたまる交流を、あふれる映画愛とともに描いた不朽の名作。映画監督として成功をおさめたサルバトーレのもとに、老いたアルフレードの死の知らせが届く。彼の脳裏に、「トト」と呼ばれた少年時代や多くの時間を過ごした「パラダイス座」、映写技師アルフレードとの友情がよみがえってくる。シチリアの小さな村の映画館を舞台に、映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を3人の役者が演じる。アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭審査員特別グランプリなど、各国で賞賛を浴びた。
1989年製作／124分／PG12／イタリア・フランス合作
原題：Nuovo Cinema Paradiso
この映画は初めて見るのだけど、映画というメディア文化が隆盛になる前の地盤を築いた礎の背景を
思い起こさせるわ！ こんなにも民衆が夢中になるのは今から思えば、へ～え、ふ～ん、という感慨さえ。。。
主人公サルバトーレの少年期（トト）、青春期、壮年期と時代の変遷を辿ることによって、一人の人間が成長してゆく姿も表出されているし、アルフレードの存在感も素晴らしく捉えられているなあ。。。
こましゃくれたトトの演技も見ものかな（＾＾）
青春期には、お決まりの恋情もある。
後になって振り返る壮年サルバトーレにとって、どんな記憶が去来しているのだろうか。
やはり、アルフレードと少年トトとのシーンが心に残るわ！