部屋の中をごそごそしていたら、こんな本があった・・・![]()
数年前に買ったままらしく、うっすらとホコリが積もっている。
でも、なんだか見覚えのある本だわ!![]()
渡辺政隆「一粒の柿の種ーーサイエンスコミュニケーションの広がり」(岩波書店 2008)

帯には、こう書かれている・・・
科学は、理を楽しめる人すべてに開かれている。人生を豊かにする。
理科離れが叫ばれて久しいけど、理科嫌いはいない・・・そんな語り口調が好ましい!![]()
目次は、こんなラインアップになっている・・・![]()
1 寅彦がまいた種
2 科学の卵
3 書の起源
4 ポピュラーサイエンスの誕生
5 自然の覗き窓
6 科学で遊ぶ
7 サイエンスコミュニケーションの潮流
8 知識はシャンパンの泡のごとく
9 ライフコースをデザインする
10 ニセ科学への免疫力
11 科学者の銅像と偶像
12 科学への愛の言葉
なんとも、平易な言葉が並ぶ目次だなあ・・・![]()
冒頭は、夏目漱石「三四郎」から始まる。
ストイックな研究者である物理学者の野々宮先生のモデルは、寺田寅彦なのだ!![]()
随筆や短編小説で有名な寺田寅彦は物理学者でもあった・・・
文人科学者のいた時代、そんな言及からこのサイエンス本は始まっているのだ。
アイドルとしての科学者の項では、米国科学アカデミーに立つアインシュタイン像、国立科学博物館の野口英世像が紹介されている・・・![]()

野口英世(1876-1928)
まさに、科学者のアイドル的存在の二人だろうか!![]()
「科学とは、知的好奇心を段階的に解決する人類最高のゲームの一つである。」(p.149)
引用されている、この言葉が科学というジャンルを言い尽しているように思える。![]()
日常をとりまくサイエンス・・・を軽視してはいけない!![]()
少しは、サイエンスに目を向けてみよう(^^)![]()
200ページ弱のこの書物は、平易な言葉で書かれているので、とっても読みやすい。
サイエンスの醍醐味が味わえる良書だろう!![]()
アインシュタイン(1879-1955)