NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝戦は、羽生選手権者 vs 渡辺竜王との対戦となった。
A級順位戦を全勝で駈け抜けて、森内名人への挑戦権を獲得した羽生と、若き竜王との一戦は、ねじり合いの熱闘に・・・
中盤では、上部の手厚い竜王が指しやすいかと思われたのだが、絶妙の指し回しで選手権者が追いつめる。
フィナーレは、延々と続く竜王の追撃をかわして羽生選手権者が逃げ切った!
これで4連覇(通算10回目の優勝)を飾った羽生が挑戦する名人戦がさらに楽しみだ。
なお、この対局の解説は、森内名人が務めた。
将棋界のトップを争う三人(森内・羽生・渡辺)が揃い踏みとなった最終局であった。