2月2日(土)10:00~14:30 
大垣市スイトピアセンター音楽堂
主催:大垣市・大垣市男女共同参画推進連絡協議会

男女共同参画事業に熱心な大垣市

「誰もが安心していきいき暮らせるまちづくり」・・・地域でも・仕事でも・家庭でも~

大垣市民でなくても参加枠の広い活動を行っている団体が多く、その一つ「高齢社会を良くする女性の会・ぎふ・おおがき支部」のメンバーとして参加しました
前日は、リハーサルもあり、なかなか綿密入念な準備の末当日を迎えました。

オープニング
岐阜県立聾学校・岐聾響太鼓の生徒さんによる太鼓演奏で始まりました。
手話と言葉で、皆さんに挨拶があり、とても力強い太鼓の音が会場いっぱいに響き渡りました。

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開会式
大垣市長・議会議長・社会福祉協議会会長の挨拶。
続いて
大垣市男(ひと)と女(ひと)のかがやくまちづくり表彰式
「大垣夢ある女性の会」が、長年の活動が認められ表彰されました。

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シンポジウム(分科会j報告)
6つの分科会の報告がパネラーによってありました。

●第1分科・・朗読・ワークショップ「あなたはひとりではない~DVを考える~
平成24年12月1日(土) スイトピアセンター
講師/片桐妙子 企運営/朗読の会さわらび

●第2分科会・・・講演会「定年、そして10万時間をどう活かす?」
~「新友」と「協奏」で・・なるほど!~
平成24年12月8日(土)
講師/上鵜飼孝志(kピーライター、プランナー、名古屋大学メディア造形学部非常勤講師)、
企画運営/団塊世代の会・大垣

●第3分科会・・・お父さん、おじいちゃんの簡単料理教室~野菜たっぷり中華飯づくり、簡単なおやつもつくるよ~
平成24年12月16日(日)
企画運営/大垣市女性団体懇話会

第4分科会・・・トーク&ワークショップ
介護も私も大事~シャンソンを聴いて介護を語ろう~
平成24年12月22日(土)
出演/小島美恵子氏
企画運営/高齢社会をよくする女性の会

この会の発表を担当しました。
発表の途中で、口の中がカラカラに乾いてしまい、困ってしまいました。
明るいホールいっぱいの方々のお顔が見えるだけに、緊張しますね。

喜怒哀楽を歌に託したシャンソンを何曲か聴いて、そのあとに「介護」や「自分の老後」について、8つのテーブルに分かれて話し合ったこと、その後のアンケートの結果について報告しました。

子どもたちは家を出ているため、子供をあてにできない。
施設ではなく、最後は自宅で送りたい。
在宅介護と言うけれど、誰も介護者のいない家でそんなことが可能か? 暗い未来。
看てもらうなら介護のプロにお願いしたい。

■しかし、何といってもお金が問題。お金のある人は恵まれた介護を受けられるが、無い人は暗い。
延命措置や胃瘻などに対して自分の意思を決めているか。
家族に表明しているか? まだ準備していない人、既に伝えてある人などさまざまであった。

■当会では、今後、エンディングノートの活用して、自分の意思をできるだけ明確にして、残された家族に負担が軽くなるよう、準備をしたい。

■現在、母を世話する様になって8年位になるが、母の世代は介護保険も施設もなく、家で一人で世話をするのが女の勤めであったが、今は、介護保険が出来、サービスによって介護者の負担が減った。
これは大きな進歩であるが、高齢者の増加、若年層の激減によって手厚い社会福祉制度が保たれるか将来は不安に満ちている。少しでもこうしたことをみんなで学習しあいたい。

・・・・・とお話しました。

●口演会(落語)・ワークショップ
ぽじてぃぶあくしょん~地域でも・仕事でも・家庭でも~
講師/千金亭 値千金氏
企画運営/大垣夢ある女性の会

●講演・ワークショップ
子育てが楽しめる やさしいまちづくり
~共に語ろう、子どものこと・家族の事~
講師:浅井彰子氏(元名古屋テレビアナウンサー、発達相談員、子育て支援者養成講師)
企画/大垣人権委員協議会

昼食をはさんで、午後からは講演でした。
●演 題 「男女共同参画は日本の希望」
講師:山田 昌弘氏(中央大学文学部教授)


長い間、日本の伝統的な雇用形態、「定年までの永続勤務」(正規雇制度)環境から、派遣・非正規雇用形態が蔓延する社会・・・・・年間所得が200万円未満という若い人も珍しくない社会では、結婚にも踏み切れない男女が増えた。消費が冷えるのは当然。

かつては、男性1人が働き、女性が専業主婦でも十分子育てもできたが、今はそうではない。
男性1人だけでは家計を維持できない環境になってきたので、女性も働かざるを得ないが、女性にはパートくらいしかない。何時まで働いてもパート扱いで夢がない。
これでは一生、共稼ぎと そうでない家庭の所得格差が歴然。

お金を使いたくても使えない貧しい若者が未来に夢を持てない社会。
女性がせっかく入った職場でも、昇進を拒む周りの圧力に耐えかねて退職するケースが多い。
日本を諦めてアジアに出る女性たちが、海外の男性と結婚して満足した仕事環境を手に入れているケース。
女性が一生、安心して働ける環境を育てないと、男女共同参画社会とは言えない。
海外では女性の政界、経済界のリーダーが30%はいる、日本は10%以下だ。
育てようとせず、足を引っ張っている。
女性の社会進出において、先進国中最低である。
男性にとっても、厳しいことにかわりなく、正社員であれば、残業や海外駐在(単身赴任)を当たり前に要求するが、これはかつて、女性が専業主婦にいて、家を守っていると考えられた時代の名残だ。
女性も働くようになれば、男性だけがそんな働き方をしては家庭が維持できなくなる。

そういうお話でした・・・・・・・・・

これまで私が、足で歩いて見聞きしたオーストラリアや北欧では、男性の働き方は女性の働き方をマッチしていて、残業をしない(原則)ことが常識になっていましたが、一部そうも言ってられない例外はあるかもしれません。

子供が幼児期の間は、女性は、給料が60%くらいに減給され、午後3時くらいには職場を終えられる、子供が大きくなったら勤務時間をまた増やすようになっていました。
男女が協力して子供を育て、家庭を維持し、収入を一生安定的に確保できるようが社会体制でした。
最近、北欧も移民が増え、その社会保障費が増える一方で、若者の失業率は日本を上回るとも言われています。隣の芝生が青く見えた時代は終わり、日本は日本なりに安心して暮らせる仕組みを創り出さないと誰も解決してくれないということなのでしょう。

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