3月19日(火) 

話題のブック・カフェを訪ねて・・・・・ブルックリン・パーラー新宿

高瀬 毅著 『本の声を聴け』 ブックディレクター 幅 允孝(はば よしたか)の仕事

イメージ 1新刊を瑞穂市立図書館で借りた。

この中に出てくる「ブルックリンパーラー新宿」を上京ついでに訪ねてみた。マルイアネックスビルの地下1階。なるほど・・・壁一面に本が!


お昼時とあって、店内はご覧の通りの満席状態。
1人で雑誌や本を読んでいる人もあるが、多くは連れ立っての入店で、中には6人くらいでランチミーテイングのような雰囲気の集団も見られる。

スタッフの一人に、本のことを話すと、急に親近感を持ってくれたようだった。写真撮影も「喜んで、どうぞ」ということで 人物が特定できない距離で許可をいただいた。詳細は、本を見て頂くとして、選書その見せ方が
おもしろい。店の右の壁がこのような棚になっている。

もっとも、この店は元々、ジャズミュージシャン(海外からも)ライブで有名な「ブルーノートジャパン」の経営でジャズ演奏を楽しむお店。
今も、その基本スタイルを維持しながら、本も読めて、買えて、食事も楽しめる幅の広いスタイルへと進歩したとある。

夜の店内の雰囲気も味わってみたいものだ。
ランチの味は、・・・ボリュームはたっぷりで若者には十分だろうけれど、味付けは人によって品評は様々だと思う。

それにしても東京ならではのオシャレな雰囲気
図書館にはいかなくても、こういう場所なら行って見ようかと思う人は多いのではないだろうか。食事やお茶のテーブルに未購入の本を持ち込んでも良い。
この度量がなければ、ブックカフェとは言えないだろう。
年配の自分には、ややもう少し、静けさが欲しいと思った。
選書や本の見せ方は、刺激的で本の魅力が一段と引き出される場所になっているのではないだろうか。
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「恋と愛のはなし」という分類で、もしも図書館が本を固めてくれたら 随分おもしろいのだが、なかなかそういう冒険はみかけない。
元禄文化の研究家、小林恭二氏の作本で文藝春秋発行の
心中への招待、刺激的なタイトルの新書を購入。近松作品の「曽根崎心中」の分析だとか。

『いい家は無垢の木と途漆喰で建てる』・・神崎隆洋著 文春文庫
家に帰って、この本を見せると「もうずいぶん前から良く宣伝している本だ」と言う。
こういう本は、家を建てる前に念入りに読むものだ。
今更、建てる気もない者には無駄な本かもしれないが、家は、本来はどういう素材をどういう具合に使えば良いのか、漠然とした知識しか未だにないので読むことに。




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地の広場』・・・イタリアの司書歴30年、アントラ・アンニョイと言う人の作品。みすず書房発行。
お茶が来るまで見ていたら、前に読んだことがある本だった。
食後の飲み物は、「コーヒー」を頼んだが、出てきたのは「紅茶」だった。
ま、それもいいか、飲みきれない程のたっぷりの紅茶を味わうことになった。

欧米図書館についてはよく本が出ているが、イタリアの図書館についての本は珍しい。図書館離れはイタリアでも深刻だったが、運営に工夫をして人々が昔からなじんできた「広場」としての図書館に再生したお話だと思う。
あちらの図書館壁やいすなどのインテリアは色彩感覚に富み、居心地が良さそうな図書館が多いのはなぜ?に答えてくれるお話でもある。この本は、本棚に戻す。

その足で神田に向かった。