3月24日(日)晴れ
草木と書いて「はな」と読み、庭や自宅の山の木々を使い、彼女の世界を表現する。
書のSさんは、以前は文字そのものを表現していた時期もあったが、年々、作風が変化し、面白い世界を表現している。大垣市内の「遊子」という喫茶店で24日まで開いていた。
「記念に写真撮っていい?それをブログで紹介してもいい?」と私。
「あら 恥ずかしい。構わないわ」と極めてオープン。
中央:庭の「さくら」の枝を切って横にして枝振りを生かした展示、下げてからいくつか花が開いたそうだ。細くて長い枝が、横に広がるよりも、下がるようにして「さくら」を生かしたと。壺には「ツツジ」。この時期にしては早く咲く種類のツツジの一種。
右端:物置に転がっていたアルミ製の板を叩いて壺が収まる様にKさんが作ったそうだ。長い枝は、「レンギョウ」、壺の入り口の葉は、「野いちごの葉」


しだれ梅(庭にあった枯れた木から出た徒長枝(とちょうし)と藪椿(自生)

麦・ぜんまい・スイトピー

彼女の作風は、花や枝を切り詰めて花器に収めてしまうのではなくて、自然の中にその草木があるように、しかも活けた花器ともども周りの環境に合うように溶け込んだ活け方をされることだろうか。昨年の3回の原発会のうち、2回をKさんにお願いして会場に花を活けてもらった。

実物ではもっと墨の濃淡がじかに見られるのだが、写真ではどうしても平板になって残念。繊細でシンプルで美しい。何といっても、彼女の美意識が作品に表れているのが魅力だ。美しいものには文句なく惹かれる。
Sさんの主張があるに違いない。
真綿のような軽くて柔らかい円状の墨の濃淡がはかなさとやさしさをたたえて、そこから零れ落ちるのは、彼女の芸術への情熱と欺瞞に満ちたこの世への吐き気か。

これは文字・・・・・「〇〇」

花の色以外は白と黒の世界
2人で組んで何度も個展を開いているKさんとSさん。草木と書いて「はな」と読み、庭や自宅の山の木々を使い、彼女の世界を表現する。
書のSさんは、以前は文字そのものを表現していた時期もあったが、年々、作風が変化し、面白い世界を表現している。大垣市内の「遊子」という喫茶店で24日まで開いていた。
「記念に写真撮っていい?それをブログで紹介してもいい?」と私。
「あら 恥ずかしい。構わないわ」と極めてオープン。
草木の自然の姿を再現するSさん
左端:入り口の案内中央:庭の「さくら」の枝を切って横にして枝振りを生かした展示、下げてからいくつか花が開いたそうだ。細くて長い枝が、横に広がるよりも、下がるようにして「さくら」を生かしたと。壺には「ツツジ」。この時期にしては早く咲く種類のツツジの一種。
右端:物置に転がっていたアルミ製の板を叩いて壺が収まる様にKさんが作ったそうだ。長い枝は、「レンギョウ」、壺の入り口の葉は、「野いちごの葉」

中庭に置かれた2点の「草木」

しだれ梅(庭にあった枯れた木から出た徒長枝(とちょうし)と藪椿(自生)

麦・ぜんまい・スイトピー

彼女の作風は、花や枝を切り詰めて花器に収めてしまうのではなくて、自然の中にその草木があるように、しかも活けた花器ともども周りの環境に合うように溶け込んだ活け方をされることだろうか。昨年の3回の原発会のうち、2回をKさんにお願いして会場に花を活けてもらった。
墨の世界を独自の境地で開拓しているSさん
敢えて、左の作品を読ませると・・・・「?」 右は「Myakuraku」と題する作品・作者のSさん。

実物ではもっと墨の濃淡がじかに見られるのだが、写真ではどうしても平板になって残念。繊細でシンプルで美しい。何といっても、彼女の美意識が作品に表れているのが魅力だ。美しいものには文句なく惹かれる。
Sさんの主張があるに違いない。
真綿のような軽くて柔らかい円状の墨の濃淡がはかなさとやさしさをたたえて、そこから零れ落ちるのは、彼女の芸術への情熱と欺瞞に満ちたこの世への吐き気か。

これは文字・・・・・「〇〇」
「常識」とか、「みんなが」とか、そういう表面的なことで片づけていいのか、違うだろう、真実はもっと違うところにあるだろう、どうしてそこを見ようとしないのだ? 彼女が作品を通して叫んでいるように私には思えた。

この2人がいつも一緒に組んで展覧会をやる理由が、今回、やっと納得できた。
これまでは、2人の感性が一致する点でこうした企画が生まれていると思ったが、
確かにそうには違いないものの、今回、お互いの作品が、補完しあって独特の世界を生み出しているように感じた。
もちろん、2人ともそれぞれが主張をもった作品であるが、作風は素材の違いではなく、明らかに個性の違いを反映しており、おもしろい発見だった。Sさんの作品はまだ他にもあるが、全部を紹介するのもちょっと憚られて名残を残しておこうと思う。
これまでは、2人の感性が一致する点でこうした企画が生まれていると思ったが、
確かにそうには違いないものの、今回、お互いの作品が、補完しあって独特の世界を生み出しているように感じた。
もちろん、2人ともそれぞれが主張をもった作品であるが、作風は素材の違いではなく、明らかに個性の違いを反映しており、おもしろい発見だった。Sさんの作品はまだ他にもあるが、全部を紹介するのもちょっと憚られて名残を残しておこうと思う。