「カムフロムアウェイ」@日生劇場、

3/29マチネに行ってきました。

2回目の観劇は東京千秋楽でした。

 

 

この作品、始まる前と終演後は

セットの写真撮影が可でした。

前回撮り忘れていますが。

この日のお席は1階後方でしたので、

拡大しなければこんな感じ。

でもセンター付近で見やすかったです。

 

さて、ネタバレしないと書くことがないので、

この後ネタバレを含みます。

これから観劇だから知りたくない!

と言う方はこのページを離れてくださいね。

[フクロモモンガ]「ばいばいバイバイ

 

 

千秋楽ともあって、

M1「Welcome to the Rock」終わりの

拍手のボリュームがハンパなく、

客席の期待の大きさを感じました。

 

M1後、ニューファンドランド島の

日常風景から始まるのだけれど、

「ラジオをつけた」ところから

あの事件の衝撃を想像して涙が←早っ

中東出身のアリを演じるときの田代万里生さんは

異様に姿勢が良くて、身長伸びた?と思いました。

アリは飛行機を降りるときのチェックで

エジプト出身で、目的地はダラスとワシントンD.C、

そう申告した途端に別室に連れていかれ、

やっとアメリカに帰れるとなったときも

厳重なボディチェックを余儀なくされます。

悲しい目をしていました。

避難所を切り盛りするビューラ(柚希礼音さん)は

とても機転が利いて明るくパワフル。

ちょっと関西弁←

でも人の悲しみや不安に自然に寄り添える人。

押しつけがましくないのがいいです。

色んな言葉を話すたくさんのお客さんのために

通訳を募集。

「ニューファンドランド語を話したい人!」

これはジョークなんだけれども、

客席から手が挙がっていましたね。

いつから参加型になったのだろう・・・。

島民が自宅のシャワーを使わせてくれたり

食事に招待してくれたりするのを、

後で金を請求されるのでは?

財布を取られるのでは?

と疑心暗鬼だったボブ(K.K氏)。

それがあることをきっかけに

「財布を気にするのをやめた」と。

そのときの表情がすごく緩くて(←)

心のシャッター全開になったな、というのが

よく分かりました。

讃美歌の体の「Prayer」、

この日も吉原さんの歌は最高でした。

ユダヤ教のラビ(吉原さん)に

1人の島民(橋本さん)が会いに来ます。

自分はポーランド生まれのユダヤ人。

両親にはそのことを口外してはいけないと言われ、

妻にすら明かしていなかったのだけれど、

9.11事件があり、

誰かに本当のことを伝えたくなりました。

ラビが島に来ている、と伝え聞いて

教会にやって来ました。

最初このシーン要る?と思ったけれど、

ユダヤ人であることを隠し通して来た島民にとって

アイデンティティーにかかわる問題で、

ラビと偶然巡り合ったことで

救われたのだろうな。

島民は告白の間(曲の間)

ラビに渡されたキッパを被ります。

そして告白が終わった時にそれを返そうとしますが

ラビは手で断り、

島民はそっと胸にしまって帰って行きました。

ここ要る?とか思ったわりには

好きなシーンなんです。

そして大好きなシーンは

「Screech In」の辺り。

すっかり島が大好きになってしまったボブの

はしゃぎっぷりが可愛いです。

大きな黄色い帽子をかぶっている大人たち(*´艸`*)

かっこいい女性パイロット・ビバリー役の

濱田めぐみさん。

の、もう1つの名付の役がアネット。

あのマルセイユから来た歌手ではありません←

ビューラと共に避難民のお世話をしていますが

ビューラほどはチャキチャキしていなくて

可愛らしい声なので

若い職員さんなのかな?

でも妄想癖が←

その妄想の再現で出て来る

ブリストル機長(K.K氏)が

気障ったらしくて、

「特別に」アネットのことを気に入っているようでw

ちょっとしか出てこないのに

爪痕を残すキャラです。

 

他にもいろいろと印象的なシーンはあります。

書けたら覚書に書こうかな。

今全員の名前も出せていないので。

でもすべての公演が終わるのは5月・・・。

 

カテコでは橋本さとしさんからご挨拶がありました。

「日生カムフロムアウェイ(←なんか変ww)、

無事着陸いたしました。

コマンダーガンダー役(←)の橋本さとしです」

さすがの橋本さん、笑いを取りますね。

毎日準備してくれていた

スタンバイキャスト4人を呼び込みました。

上条駿さん、栗原絵美さん、湊陽奈さん、安福毅さん。

順番は分からないけれども

4人で電車ごっこみたいに連なって入って来ました。

拍手を浴びて、端っこの方に移動しようとするのを

センターの橋本さんと吉原さんの間に

キュッと挟みました。

バンドメンバーも前に出てきて

楽しいあの曲「Screech in」を演奏。

いつもならここでキャストは捌けるのだけれど

そのまま残ってそれぞれにノリノリでした。

K.K氏もカミテ後方の椅子の上に立ち、

ライブの時のような手振りをしていました。

 

もう1度皆さん出てきて、

「我々まだフライト(地方公演)が残っております」

と橋本さん。

「カムフロムアウェイ」の世界に浸りたい方は

橋「お時間とお金wwに余裕があれば」

地方公演観に来てね、というお話。

橋本さん、自分で笑っちゃった。

橋「皆さん、最後にビシッと締めましよう!」

え、何を?

橋「行きますよ!

「『行きますよ』じやないから」と

石川禅さんやK.K 氏から突っ込みがありました。

橋「『せーの』って言ったら

(片手を上げながら)『Welcome to the Rock!』、

びょ〜ん(ジャンプ)って・・・」

びょ~んww

皆でやりました。

キャスト、バンドメンバー、

ギチギチに1列になり、

橋本さんマイクオフで

「ありがとうございました!」と叫び終了。

 

この後大阪、愛知、福岡、熊本、群馬を周ります。

ご興味がある方は是非。

 

 

 

K.K氏は今日も働いてまーす。

 

 

てんびん座おとめ座