こんにちは、リブラです。
今回でジョー・ディスペンザ博士の「あなたという習慣を断つ」の解説は最後です。
第3部新たな運命への第1歩
第14章 実演と透明化 新しい現実を生きる
4週間の瞑想プログラム
ステップ1;「身体部分の導入瞑想」「現在に留まること」
ステップ2;「気づき」
ステップ3;「受容と宣言」
ステップ4;「高次の意識に委ねる」
ステップ5;「観察と注意喚起」
ステップ6;「方向転換:チェンジゲーム」
ステップ7;「創造とメンタルリハーサル」
ステップ1~7までを終えた後、大切なことは新しい意識状態を維持して、その存在として考え、感じ、行動すること。
4週間のプログラムの後、毎日の瞑想後のあなたは思考→存在へと進化している。
瞑想中に生み出した新しい人格をキープするには実演すること(1日中なりきること)が大切で、その際、望みが既に叶ったかのうように繰り返し振舞うことで、身体はその行動をプログラムし、もうその望みを手にしたかのような高揚感を生み出す。
新しい意識が反映した現実を起こすには、目指すゴールと整合性のある行動を取る必要がある。
思考と行動を一致させなくてはならない。
瞑想で作った新しい理想と同じ意識とエネルギーになるとき、時空を超えた領域で自らが作ったエネルギーと不可分に結びつき、その態勢でのみ新しい出来事が引き寄せられる。
共時性、機会、偶然の一致、フロー(流れ)、努力を伴わない変化、健康の増進、洞察力、顕現、神秘体験、新しい人間関係といった兆しを探してほしい。
最終確認質問集(どれだけ新しい自分像で過ごせたかをチェックするのに適した質問)
・理想の自分でいられない時間がどこかにあったか?それはなぜ起きたのか?
・誰がどこで古い自分を起動したか?
・どこで無意識モードが復活したか?
・再びそれが起きたとき、次回はどう対処すれば克服できるのか?
上記の質問を就寝前などに投げかければ、それを克服するための新しいメンタルリハーサルに進化する。
その過程であなたの脳は新しい神経ネットワークを構築し、未来に起こり得る可能性に備える。
サバイバルモードを煽る二極化思考をリセットし、感情と身体の安らぎを取り戻して「今、ここ、この瞬間」の量子場に「本来の自分」として存在するとき、あなたは現実的創造の主人となり、「愛」という名のコヒーレントな(調和した)エネルギーを内に感じ、外界に無条件の愛を顕現させる。
この創造主の境地に達すると、あなたはもう何も必要としなくなり、空虚感や不足感は消失する。
外的要素に影響されるものは既に存在しない。
これが真の意味での無償の愛の入口になる。
自由とは、生命に対する愛と畏敬の念を感じ、自分の外の世界から何も必要としないことなのだ。
あなたはあなたの現実を創造する多次元的存在だ。
「あなたという習慣を断つ」ことの意味とは、あなたの現行の自意識を失い、新たな意識を創出することだ。
あなたが関心を向けた矛先にあなたのエネルギーが集まってくる。
あなたがすべての関心の矛先を外的な物質界に向けるとすれば、あなたは持てるエネルギーのすべてを物質化に投下していることになる。
逆に、あなたの注意力をあなたの内面の深淵部に振り向けて掘り起こすことにより、あなたのエネルギーはあなたの現実世界を拡大していく。
「あなたという習慣を断つ」第14章~おわりにを要約
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思考が現実になるまでの間、
大脳新皮質(思考)と大脳辺縁系(感情)と小脳(反射・反復・無意識行動など身体の記憶)の3つの脳が関わります。
思考のフォーカスが感情に火をつけ、感情が行動を促します。
同じ思考が繰り返されるとそれは思考習慣となり、思考~感情~行動までが無意識に作動するプログラムが設定されます。
わたしたちの脳は効率的なので、同じことの繰り返しならば自動的に瞬時に作動するように働くのです。
あまり意識を向けなくても大抵のことは、なんとなくこなせて生きて行けたりできるのです。
けれども、このプログラムに慣れ切ってしまうと、プログラムに設定された範囲でしか行動しなくなります。
思考がいつもの習慣にないことを指令すると感情が不安や怖れを訴え、元のプログラムの範疇に収まる行動を促すからです。
そして、気づけば自身の思考習慣(思い込み)の制限で可能性を閉ざす現状に唖然とします。
「思い通りの現実創造」を誰もが夢見ます。
しかし、それを難しくしているのが自らの古い思考習慣(時間・環境・身体の制限に起因する)で、このプログラムを解除して克服しないことには、新しい思考習慣は根付きません。
思考→行動→存在(アイデンティティ)が変わるためには、思考回路のリニューアルとその定着が必須なのです。
古い思考習慣を誘発させるサバイバルモードの引き金ビッグスリー(時間・環境・身体の制限)を乗り越えて、望む思考習慣→行動→存在(アイデンティティ)へ変える突破口が、瞑想です。
脳は同じ思考→感情→感覚の体験を繰り返すと、瞬時に作動するプログラムを設定し、それを現実だと認識します。
意識の中では、脳は実際に体験したこととイメージで体験したことの区別ができないのです。
(夢の中ではそれが現実だと思って、焦りやワクワク感を体感して本気で走るシーンが出てきたりしますよね。脳には夢も現実も大差なく映っているからです)
ネガティブな思い込みのイメージが人生を制限するなら、望む思い込みのイメージを送り込んで望む人生にすることも可能です。
瞑想ならば自身が置かれた環境や身体や時間を自分の関心の埒外に置くことができるので、「今、ここ、この瞬間」の望むイメージに集中して望む思考習慣→行動→存在(アイデンティティ)を繰り返し体験できます。
行動優先の現実を存在(アイデンティティ)優先の現実に、思考習慣を変えることで移行できるのです。
存在(アイデンティティ)が未来の世界線とつながっています。
望む世界線を引き寄せたいならば、「望む存在(アイデンティティ)なら何を思い、何を感じ、何を選択して行動するのか?」を先に瞑想空間のイメージの中で繰り返し体験することが近道です。
「あなたという習慣を断つ」の著者であるディスペンザ博士は23歳のとき、トライアスロンの自転車競技中にトラックにはねられ、胸椎と腰部を圧迫骨折し、半身不随になる重症を負いました。
医師からは手術をしても障害と慢性的な痛みは生涯続くと宣告されました。
ディスペンザ博士は手術を拒否し、自宅でセルフヒーリングに専念することを選びました。
損傷した頸椎を1つ1つ再生するイメージを描き、背骨が元通りになって健康を取り戻して歩いている自分の存在を繰り返し想像し続けたのです。
それから9週間後、ディスペンザ博士の身体は快復し、10週間後には健康を取り戻して仕事に復帰しました。
彼は意識の中で望む状態を描き続け、「既に健康を取り戻して歩いている自分」として考え、感じ、選択することで最速で回復したのです。
この本に記されている方法はすべてディスペンザ博士のこの体験から、生まれてきたものだと言えるでしょう。
最後にディスペンザ博士の人生を変えたこの事故と彼のホロスコープの関係をお話して、「あなたという習慣を断つ」の解説ブログを終わりにしようと思います。
ディスペンザ博士は1962年3月22日にカルフォルニアで生まれています。
太陽はおひつじ座1度、金星は14度。
月はてんびん座12~24度(出生時間不明のため)。
水星はうお座10度、火星とキロンは7度。
木星はみずがめ座29度、土星は8度。
天王星はしし座27度、ドラゴンヘッドは15度。
海王星はさそり座13度。
冥王星はおとめ座8度。
ディスペンザ博士が事故に遭った23歳の年(1985年)は、トランシットの木星がみずがめ座に滞在していました。
彼はジュピターリターン(木星回帰)中に事故に遭い、奇跡的な復活を遂げたのでした。
彼のみずがめ座の天体は次の2つのハードアスペクトを持っています。
*みずがめ座29度の木星としし座27度の天王星が90度。
(みずがめ座木星は新しい情報やユニークな発想でチャンスを掴もうとし、しし座天王星は正統派の王道で変革を遂げようとして葛藤します)
*みずがめ座8度の土星としし座15度のドラゴンヘッドとさそり座13度の海王星がT字スクエア。
(みずがめ座土星は独自の理論で現実を切り拓こうとし、しし座ドラゴンヘッドは多くの人々に支持され理解される路線に導き、さそり座海王星は真実・本質を掴む直感に従おうとして葛藤します)
トランシットのみずがめ座木星が、彼のみずがめ座の天体に絡む2つのハードアスペクトにインパクトを与えたことは確かです。
幸運期のはずのジュピターリターン中になぜか事故に遭い、生涯半身不随になる宣告を受けるという事象にだけ着目すると予想外の災難にしか思えないでしょう。
でも、この事故後の奇跡の復活を契機に現在のディスペンザ博士の神経化学と量子力学とプラシーボ効果を融合させた瞑想法が生まれたとしたら、葛藤を生むハードアスペクトの天体にトランシットの木星がインパクトを与え、統合して働くように恩恵をもたらしたと読めるのです。
海王星と土星とドラゴンヘッドのハードアスペクトは、スピリチュアリティ(信じるもの)と現実性(現実と思うもの)と魂の目的(今生の目的)の葛藤を生むので、事故以前のディスペンザ博士はおそらく科学的根拠のあるものを現実に採用するべきか、直感が真実と示しているものを選ぶのか、多くの人々に理解されシェアできるもを選ぶのかで葛藤したことでしょう。
けれども、事故後の奇跡的な復活で、人間の心や身体の科学的なしくみを探求し、大いなる源のスピリチュアルなパワーが治癒に大きく関わっている事実に気づき、それを多くの人々に理解される形を追求し、現在に至ったのだと思います。
わたしもみずがめ座土星とさそり座海王星の90度を持っているので、脳と生化学的な反応や量子力学的な法則の関係が最終的に瞑想に活かされる形となって、スピリチュアルなエネルギーの根拠が論理的に説明されるこの本に感動を覚えました。
次回からは「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちらをご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
