こんにちは、リブラです。
今回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説です。
レッスン13 フリをする
前回のおさらい
・手に触れられるものだけが現実とは限らない。
・現実は反転した鏡である。
こちらが映し出されたもので、その向こう側に映像の世界がある。
・物理的な現実というのは、鏡のこちら側にあり、映画の保管庫はその反対側に存在する。
・物理的なパワーというのは、物理的な現実において力を発揮し、メタパワーは鏡の向こう側で働く。
・目を覚ますと、意識は鏡の世界の仮想マネキンに移る
タフティ語録
映画;わたしたちが「現実」と呼んでいるもの。台本に従い登場人物も物事も展開する人生ライン。
台本;「自己認識」ができない人(眠りこけている人=内部か外部のどちらか一方のスクリーンに意識を向けっぱなしの人)を所有し、コントロールをする映画のシナリオ。
気づきの中心点に入るために問いかける言葉;
「自分はどこにいるの?」
「何をしているの?」
「意識はどこに向いているの?」
内部センター;額に位置し、日常生活で使うすべての機能と意図を司る。
外部センター;肩甲骨の間にあり、背中から少し離れた空間。「意図の三つ編み」の先端に当たる場所。未来のコマを動かす所。魂の純粋な意図を司る。
意図の三つ編み;不可視のエネルギーが三つ編みになったもの。
先端は背骨から突き出るように斜めになっている。
幻肢感覚のように感じることができる。
コマ照射メソッド;「意図の三つ編み」を起動して未来の1コマに光を当てる方法。
メタパワー;現実の反対側から作用する非物質的な力。
鏡の向こう側(非物質的な世界)から、鏡の世界(物質世界)に作用する力。
仮想マネキン;マネキン(自己認識もなく映画の台本通りに役をこなす登場人物)のフリをして登場人物になりすます、自己認識のあるマネキン。
「気づきの中心点」(外側の世界と内側の世界の両方を眺めるられる客観的視点)にあるとき、あなたは仮想の現実をメタパワーを使って物質的な現実に作用させることができます。
その方法とは、あなたの意思に忠実な仮想マネキンを使い登場人物になりすまし、密かに映画を交換する活動をさせるのです。
実際に何を仮想マネキンにさせのるかというと、「眠りこけたマネキン」のフリをして台本に忠実に役を演じつつも、意識は「気づきの中心点」にいることを保たせるのです。
すると、台本通りに役をこなしながらも状況を客観視することができるので、振り子の罠による感情の乱高下に巻き込まれずに済むのです。
振り子の罠に反応しなければ、冷静にコマ照射メソッドを使い、望む未来の1コマに光を当て続け、着々と望む映画への交換が進みます。
フリをするポイントは、「あなたには決まっている物事を乱す権利はない」というルールを守ることです。
台本通りに行動することが、決まり事(ルール)なのです。
映画から抜け出したり、映画の中で好きなことをしたりできる登場人物はいません。
台本は誰かの主観的な意思の産物になったりはしません。
台本にあることは避けられない客観的な事実なのです。
映画の登場人物となっているあなた(仮想マネキン)は、その映画の中にいることを運命づけられているのです。
しかし、「フリをする」ことによって現実を欺くことはできるのです。
台本通りに自分の役割りを演じ続けても、他の登場人物のように振り子に巻き込まれて感情の乱高下をさせることなくコマ照射メソッドを使い、望む未来の現実を構築できるのです。
このようにしていると、台本からも、他の登場人物からも、疑われることはありません。
「タフティ・ザ・プリーステス」Lesson13を要約
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映画の保管庫(非物質的世界)では、ありとあらゆるヴァリエーションの映画が無限に存在しています。
今の現実(映画)が望む状態でないならば、できることは映画の保管庫(非物質的世界)から望む映画を選び出し、今の映画と交換する(トランサーフィン)しかありません。
なぜなら、物質的世界では「あなたには決まっている物事を乱す権利はない」というルールが存在するからです。
今の現実(映画)からドロップアウトしようとしたり、その台本を変えようとしたりすればルール違反になるので、目ざとく現在の映画のシステムに見つけられ、阻止されます。
たとえ映画の中で、「演じない!」「役を放棄した!」「暴走してやった!」という行動に出たとしても、それすら台本の筋書き通りになっているです。
だから、そんなことをしても結局、現状は変わらず、振り出しに戻るという展開になります。
今の人生を変えたいなら、これから起こる未来を変えるしかありません。
未来は物質的世界で創られるのではなく、非物質的世界で既に創られた映画として保管庫の中に存在します。
⇒未来を創造し、保管するのは非物質的世界。
ならば、非物質的世界のルールに従い、保管庫から映画を選んで編集しなければなりません。
非物質的世界は、波動で構築されています。
波動に作用できるものは、意識と意図(行動を伴う思い)とメタパワー(コマ照射メソッドにより内から外へ現実創造に働く力)です。
全意識の5%は顕在意識が占め、残り95%を潜在意識が占めています。
全意識の5%の顕在意識はコントロールが効きますが、残り95%の潜在意識はなかなかコントロールが効きません。
振り子の罠も、この残り95%の潜在意識をターゲットに仕掛けられます。
ですから、未来の現実創造の要は、いかに95%の潜在意識を振り子の罠(感情の乱高下による集合意識の巻き添え)から守るかにかかっています。
わたしたちは願望を叶えようとしてその重要度を上げれば上げるほど、振り子の罠にハマりやすくなり、「叶えたい」欲求で潜在意識の波動が偏って不安定になります。
集中力を必要とするコマ照射メソッドを実行するどころではなくなってしまいます。
その問題を解消するのが今回登場した「フリをする」です。
「いつか叶えたい」と思っているうちは、“叶っていないわたし”の波動のまま。
でも、「もう叶っている」とフリをすると、その瞬間から波動が“叶っているわたし”に一致していくのです。
つまり「フリ」は、望む未来の自分に波動を合わせる魔法のスイッチなのです。
潜在意識にとっての現実は、「もう叶っている」という波動の状態です。
全意識の95%を占める潜在意識にとっての現実は、“あなたが信じる映画”を上映することです。
「もう叶っている」とフリをする行為は、潜在意識が信じる状態を創り出します。
だから、望む映画の主人公を先に“演じて”しまえばいいのです。
意識のスクリーン(現実)は、あなたの“演じる姿”を見て、現実を再構築するからです。
「叶っている」と“信じ込もう”としなくていいのです。
ただフリをして、感じてみるだけ。
現実が反応するのを静かに待つ。
少しずつ、世界がそのフリを裏付けるように変化していきます。
フリを「ごまかし」と思うと、効果が薄れてしまいます。
潜在意識が信じる状態になるのを妨害するからです。
フリをするとは、「ないものをあるように装う」ことではなく、
既に在る未来を“先取りして感じる”ことです。
現実は、あなたが“演じた通り”に動き出します。
それがセルフイメージとして潜在意識に刻まれれば、「あなたは、あなたが演じた者になる」のです。
だから、望む未来の自分のフリをしてみてください。
その瞬間から、あなたの映画はすでに切り替わり始めています。
そして、望む未来の自分のフリをして望む現実に切り替わりはじめたら、 “目覚めていないフリ”をするのも忘れずに!
“目覚めていないフリ”をすることは、眠りに戻ることではなく、醒めたまま演じることです。
あなたは今いる映画の中で、無害な登場人物のフリをしながら、実は別な映画の1コマを挟み続けて台本そのものを塗り替えていくのです。
それが、タフティのいう“仮想マネキン”という秘技。
次回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。
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