こんにちは、リブラです。
今回はジル・ボルト・テイラー博士の「ホールブレイン」の第13章の解説で最終回です。
第13章「完璧で、ありのままで、美しい」
*次に何をすればいい?
自分の「4つのキャラ」を知り、パターン化された反応を学ぶことで、あるキャラから別のキャラに切り替えるための訓練ができます。
1.朝起きたとき(そして、夜寝る前)
目を閉じて、「4つのキャラ」たちをチェックします。
テイラー博士の場合、左脳<考えるキャラ1>ヘレンは、「ベッドから飛び起きて、予定通りに行動を開始したい」と思います。
左脳<感じるキャラ2>アビーは、「今日は休みにしてもう1度眠りたい」と思っていたりします。
右脳<キャラ4>ヒキガエル女王は、「朝を迎えたこと~あらゆることすべてに感謝しているわたしたち」を広い心で包んでくれます。
右脳<キャラ3>ピッグペンは、まだ眠りの中にいるでしょう。
脳のすべての部分が同時に目を覚ますわけではないので、どのキャラが最初に目を覚ますか注目して、朝の雰囲気を演出することもできます。
寝る前なのに、おしゃべりな<キャラ1>と怖がり屋さんの<キャラ2>が静かにならないときは、<キャラ4>の広く包み込むような意識をわざと選ぶといいでしょう。
2.感情の変化に気づく
感情の起伏に振り回されたくない場合は、
まず感情の反応に「気づく」、次に「距離を置く」、そして「関わらない」ことを意識的に選ぶことを訓練すると、その起伏に興味を向けるだけで、回路が作動するのを止めることができます。
3.「4つのキャラ」の典型的(ステレオタイプ)な瞬間に気づく
左脳<考えるキャラ1>は整理整頓が得意で、秩序を保って何かを成し遂げるのが好き。
何やら忙しくしているときには、<キャラ1>だと気づきます。
ソワソワして落ち着かない気分、傷ついたりイライラしたり、重い感情にとらわれるときは、傷ついた子ども意識の左脳<感じるキャラ2>だと気づきます。
ワクワクして冒険の準備していたり、大声で笑ったり、トラブルや混乱状態も楽しんでしまえるときは、右脳<感じるキャラ3>だと気づきます。
胸の高鳴りを感じて、何に対しても感謝の気持ちが溢れ、意識の変容を感じるときは、右脳<考えるキャラ4>だと気づきます。
4.1日の中でランダムに「4つのキャラ」になってみる
意図的に「4つのキャラ」になってみると、自分がどのキャラを主役に立てているのか、把握しやすくなります。
5.毎日の作戦会議のスケジュール
「4つのキャラ」が円陣を組む機会を毎日つくると、「いざ、作戦会議が必要!」となったとき、習慣的な流れで会議が開催されスピーディに解決策を得られます。
6.日頃のあなたのパターンに注目して
寒い雨の日は誰が主役?(おそらく<キャラ1>)
カフェインや甘いものでハイテンションになるのは誰?(おそらく<キャラ3>)
など、日頃の何気ない自分の行動パターンに注目するだけで、「4つのキャラ」について多くのことがわかります。
7.キャラの記録を残す
キャラの出現率、出現の仕方、出現しやすいシチュエーションに気づけば、古いパターン化された自動運転の反応を実行するのか、新しいパターンを作るのか、簡単に選べるようになります。
8.他人の<キャラ2>に会うための戦略的プランを立てる
ふたりの<キャラ2>が感情的になっている場面では、平和裏に紛争を解決することは「ない」と肝に銘じておきましょう。
あなたの<キャラ4>の深い心の安らぎが、他のキャラたちを鎮め、あなたの心を柔らかくして両者のソフトスポットを見つけ、解決に導きます。
今、ここで、あなたは右半球の意識に踏み込むことができます。
そこでのあなたは宇宙の生命力です。
あなたは、あなたを作っている50兆個の美しい天才的な細胞の生命力であり、すべてのものと一体化しています。
あるいは、左半球の意識に入ることも選べます。
そこで、あなたはひとりの個人、肉体を持ち、流れから離れた存在です。
「4つのキャラ」はどれも「あなた」。
あなたはどれを選びますか、そして、いつ選びますか?
右半球の深い内なる平和の回路を動かす。
その時間が長ければ長いほど、より多くの安らぎが世界に投影され、地球がより平和になると信じています。
ー「ホールブレイン」より引用ー
誰しも戦争を恐れ、平和を望むのに有史以来、地球上から戦争が消えたためしがありません。
「不思議だなあ。なんでだろう?」と小学生の頃、新聞で世界のどこかで起きている戦争のことを読む度に、テレビでニュース映像を見る度に思いました。
でも、この「ホールブレイン」を読んで、疑問がスッキリ晴れました。
人間には、「分離」して「個」で在ろうとする左脳の意識(キャラ1とキャラ2)がいて、
「統合」して「ひとつ」になろうとする右脳の意識(キャラ3とキャラ4)もいるからです。
競争し、勝利を得て、「勝者の自分」を味わってみたい左脳新皮質<考えるキャラ1>。
「敗者の自分」になるのを怖れる一方で、戦うことの罪悪感にも苦しむ<感じるキャラ2>。
「すべてとひとつ」の無敵の世界観で、「今この瞬間」の喜び・楽しみに没入する<キャラ3>
「すべてが完璧で、ありのままで、美しい」フィルターでこの世を眺め感動し、生きることに感謝して世界を癒しで包み込む<キャラ4>。
これらの「4つのキャラ」がわたしたちの脳に住んでいるのですから、矛盾することを言ったりやったりするのは当然です。
でも、性質の異なる「4つのキャラ」を備えた脳を生まれ持ったのは、「4つのキャラ」に振り回される人生にするためではありません。
左脳「分離思考」主導時代を経て右脳「統合思考」主導時代に向かうことで「全脳的思考(ホールブレイン)」を完成するのが、わたしたち人類の「完璧で、ありのままで、美しい」在り方です。
本来わたしたちの脳は、「4つのキャラ」が円陣を組み、全脳的思考(ホールブレイン)で生きるように設計されているのですから。
その設計は「既に在る右脳を使う」ことで、「今まで選ばなかった方を選ぶ」チャレンジをして、全脳的思考(ホールブレイン)で生きる奇跡を起こすためにあるのです。
過去の後悔や将来の不安を意識して選択をするのではなく、「今、ここ、この瞬間」の純粋な喜びを指標に自ら選ぶことにより、
全脳的思考(ホールブレイン)の回路はつくられていきます。
脳の回路は、1回意識しただけで新しくなるわけではありません。
左脳の「分離思考」を繰り返し使うことで自動運転になったように、右脳の「統合思考」も意識に使って習慣にしていかないと根付きません。
わたしたちの脳に住まう「4つのキャラ」を目的に応じて呼び出せば、それぞれ得意分野でバランスよく使ってくれます。
今まで、左脳<キャラ1、キャラ2>の自動運転だったところを、意識的に右脳<キャラ3、キャラ4>の出番も用意してあげればいいのです。
この操作は、ホロスコープの星の使い方とそっくりそのままだなと思いました。
ホロスコープの星たちも、星座やハウス、アスペクトの組み合わせなどの違いにより、始めから統合するエネルギーが循環しているわけではありません。
ハードアスペクトがあれば、対立し、エネルギーを奪い合うし、ソフトアスペクトがあってもハードアスペクトで睨み合いしている星が入っていれば、そこで停滞してエネルギーは循環しなくなってしまいます。
ホロスコープが描くブループリントは、分離を経て統合に至るときに流れるエネルギーシステムの設計図です。
天体で象徴されるキャラたちを共同創造の流れに向かわせることなしに、ホロスコープを活用することはできません。
自身の星の性質を知り、配置で共鳴反応と抵抗を予測し、一致点を見出して統合するエネルギーを循環させます。
その結果として、まるで「全脳的思考(ホールブレイン)」の状態のように、ホロスコープの星たちがそれぞれの得意分野で連携し、共同創造で人生を紡ぐのです。
「4つのキャラ」たちを共同創造に向かわせる手段としても、ホロスコープの星たちを共同創造に向かわせる手段としても、とても有効なのが適切な「習慣」を設定することです。
脳キャラたち、あるいはホロスコープの星たちを「新しい習慣」という1つの目的のために一緒に働いてもらうです。
脳キャラや星の性質に適した習慣を自らデザインするとき、脳キャラや星たちは活き活きと連携して働いてくれます。
次回からは、高校生のときの事故で致命傷を負ったジェームズ・クリアーが、自分に合った習慣を設定することで奇跡的な再起と成功を手にしたノウハウの本「複利で伸びる1つの習慣 Atomic Habits」を解説していこうと思います。
わたしはこの本で、「セルフイメージ」が脳と身体を連携させ、奇跡を起こす習慣(脳の回路)をつくる基なのだと再確認しました。
ミルトン・エリクソンが起こすレジリエンスの奇跡のからくりが、この本で紐解けた感じです。
次回は「複利で伸びる1つの習慣 Atomic Habits」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
