こんにちは、リブラです。

今回も「タフリティ・ザ・プリーステス」の解説です。

 

レッスン25 操る

前回のおさらい

 

・現実を構築することはできても、他の人を構築することはできない。

 

・鏡の原理を念頭に置きながら、周りの人とコミュニケーションを取るしかない。

 

・現実の姿を構築するときには、具体的ではなく、抽象的に他の人や舞台装置を映像化する。

 

・周囲の人々を尊重し、その人たちが自己実現をするのを助ける。

 

・あなた自身の自己実現は、他の人に役立つ場合のみ成功する。

 

タフティ語録

 

映画;わたしたちが「現実」と呼んでいるもの。台本に従い登場人物も物事も展開する人生ライン。

 

台本;映画の筋書き通りに展開するようにコントロールをする映画のシナリオ。

 

「プレゼンス」;気づいた状態でいること。客観的に自分の立場を把握している状態。

 

(額側の内部センターの)内的意図;自分が行動する決意です。

自分一人の力技。取り巻く世界を動かすパワーはない。

 

(背中側の外部センターの)外的意図;自分が所有する決意です。

 

所有する最終的ゴールだけ意図したら、その後のプロセスは流れに任せます。

 

*人を「操る」台本を持つ人々のコントロールを避ける方法

 

かれらもまた台本に操られ、筋書き通りに動いているだけです。

 

怪しいなと思ったら、次の質問を自らに問いかけてください。

誰がどんな風に得をするのか

 

かれらが得をし、あなたが損するのようなことに乗せられるとしたら、それは操られている証拠です。

 

*鏡の向こう側から現実を操る

 

あなたは人や台本を操ることはできませんが、鏡の向こう側から現実を操ることができます

 

現実には二面性があります。

一方では、現実は映画であり、もう一方では立体鏡でもある、ということです。

 

あなた自身も、鏡のこちら側にもあちら側にも同時に存在しています。

 

主体のあなたも、鏡に映るあなたもつながっています。

 

これは、「自分が作った映像が鏡に映し出され、その映ったものが主体に流れ込む」ことを意味します。

 

つまり、自分が持っていないものを持っているフリをしたり、自分がまだなっていない誰かであるようなフリをしたりすることで、鏡に映った姿を主体にできるのです。

 

現実の姿があなたの作り話に同調していきます。

 

現実は幻影を作るのが好きですが、幻影を押しつけられることには耐えられません

 

だから現実は、あなたが作った幻影をほんとうの現実に変える方法を見つけようと働くのです。

 

「タフティ・ザ・プリーステス」Lesson25を要約

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わたしたちは普段、こう思っています。

「現実があるから、未来が決まる」

 

でもタフティは、まったく逆のことを言います。

「現実は、あなたの幻影に負ける」

 

つまり、まだ起きていない未来の映像の方がいま目の前にある現実よりも強い力を持つというのです。

そんなこと、本当にあるのでしょうか?

 

実はわたし自身、この仕組みを体験したことがあります。

 

わたしはもともと、病院で働く検査技師でした。

そこから占い師として起業したとき、最初の1年間はほとんど結果が出ませんでした。

 

お客様もほとんどいない。
収入も安定しない。

 

目の前の現実だけを見れば、「やっぱり無理なのでは?」そう思ってもおかしくない状況でした。

 

それでもわたしは、ある“幻影”だけは手放しませんでした。

 

それは、占い師として人の人生を導いている自分という未来の映像です。

 

そしてその幻影を信じて、ブログを書き続け、鑑定を続けました。

 

すると、ある時期を境に少しずつ現実が変わり始めたのです。

後になって気づいたことがあります。

 

それは、現実が変わったのではなく先に幻影が現実を変えていたということでした。

 

今回は、タフティが語るとても不思議な原理、

「幻影が現実に勝つ理由」についてお話してみたいと思います。

 

なぜ現実の方が強く見えるのか

 

*脳の仕組み①

 

ここで一つ、疑問が出てきます。

もし未来の幻影が現実を変えるのなら、なぜわたしたちはこんなにも「目の前の現実の方が強い」と感じてしまうのでしょうか。

 

その理由は、とてもシンプルです。

脳は、すでに起きている現実を優先して信じるように作られているからです。

 

わたしたちの脳は、生き延びるために進化してきました。

 

そのため脳は、「目に見えるもの」「実際に起きている出来事」「確認できる事実」最も信頼できる情報として扱います。

 

逆に言うと、「まだ起きていない未来」「想像している映像」「心の中のイメージ」などの実体のないものは、ただの想像として扱われやすいのです。

 

だからわたしたちは、未来のゴールを意図しても、

すぐに

「でも現実はまだ何も変わっていない…」

「本当にこのままでいいの?」

「やっぱり無理なのでは?」と思ってしまいます。

 

現実を信じることは、脳にとって自然な反応なのです。

 

でもタフティは、ここでとても重要なことを教えてくれます。

 

それは、現実は、脳が思っているほど絶対的なものではないということです。

 

実はわたしたちの脳は、もう一つ別の仕組みによって未来の幻影に引き寄せられる性質も持っているのです。

 

*脳の仕組み②

 

「脳は現実を信じるようにできているのなら、未来の幻影なんて意味がないのでは?」と思うかもしれません。

 

でも実は、脳にはもう一つとても興味深い性質があります。

 

それは、脳は“自分がどんな人間か”というイメージに合わせて行動するという性質です。

 

心理学ではこれをセルフイメージアイデンティティと呼びます。

 

人は誰でも、潜在意識の中に「わたしはこういう人間だ」「わたしにはこれができる」「わたしの人生はこういうものだ」という「自分像」を持っています。

 

そして脳は、そのセルフイメージに一致する現実を選び続けるという特徴を持っているのです。

 

たとえば、「わたしは人前で話すのが苦手」というセルフイメージを持っている人は、発言の機会を避けたり、チャンスが来ても断ったり、せっかく成功しても「たまたま」と思い込んだり・・・という行動を自然に選びます。

 

逆に、「わたしは人前で話す人間だ」というセルフイメージを持っている人は、話す機会を探し経験を積み上達を目指す・・・という行動を選び続けます。

 

つまり、セルフイメージが未来の行動を決めているということです。

 

ここで重要なのは、セルフイメージは現実によって作られるだけではないということです。

 

実は、未来の幻影からも作られるのです。

 

未来のゴールシーンを思い描き、「わたしはこういう人になる」という映像を持つと、脳はその人物像を新しいセルフイメージとして受け取り始めます

 

すると脳の中ではドーパミンが働き始めます。

 

ドーパミンは、「期待」「成長」「目標に近づく感覚」によって分泌される報酬系の神経伝達物質です。

 

ジェームス・クリアー著『複利で伸びる1つの習慣』でも語られているように、人は「なりたい自分に近づいている」と感じるとき、ドーパミンが分泌されます。

 

 

 

すると、行動を続けたくなり、習慣が楽しくなり、成長そのものが快感になるという状態が生まれ、結果が見えなくても具現化までのタイムラグを乗り切るのことができます。

 

未来の幻影はただの空想ではなく、脳の行動システムを動かすスイッチなのです。

 

タフティが言う「幻影を鏡に押しつける」という言葉の本当の意味は、ただ想像することではありません。

 

未来のセルフイメージを真剣に意図し、その人物として生き始めること。

 

そうすると、行動、習慣、選択、すべてが変わり始めます。

 

その結果、現実の出来事が少しずつ変わり、やがて鏡の向こう側の幻影がこちら側の現実として現れてくるのです。

 

もし今、あなたの心に小さなワクワクが灯ったなら、それがあなたの魂のコンパス。

必ずその先に魂が指し示す道があります。

 

未来のゴールシーンの1コマは、あなたが自由に夢を描けるキャンバスです。

 

そこに生きることを楽しむあなたの自己像を描いてみましょう。

 

そして、「あのわたしだったら、今、何をするかな?何を選ぶかな?どう振舞うかな?何を考えるかな?」と想像してみましょう。

 

未来のあなたが楽しそうなら、今のあなたもそれを真似て楽しそうなフリをして、未来と現在の感情のエネルギーフィールドのギャップを縮める予行演習をしてみましょう。

 

「現象化したから楽しい」ではなく、「楽しい感情が楽しい現象を呼ぶ」という幻影→物質化の順番に慣れましょう。

 

そうして、未来のゴールシーンのあなたをモデリングし、そのフリを実行し続けていけば、その幻影は強化され、現実のものとなっていくのです。

 

次回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。

 

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