こんにちは、リブラです。
今回も「タフリティ・ザ・プリーステス」の解説です。
レッスン24 鏡とのコミュニケーション
前回のおさらい
・現実が持つ鏡のような性質と折り合いをつけて、行動しなくてはいけない。
・自分が受けとりたいと思うものを、他人に与える。
・「ちょうだい」にはすべてマイナス記号がついているようなもの。
それが逆に働いてしまって、かえって受けとることができない。
・あなたの考えや行動に、「十分ある」というプラス記号をつけて並べてみる。
タフティ語録
映画;わたしたちが「現実」と呼んでいるもの。台本に従い登場人物も物事も展開する人生ライン。
台本;映画の筋書き通りに展開するように、コントロールをする映画のシナリオ。
「プレゼンス」;気づいた状態でいること。客観的に自分の立場を把握している状態。
(額側の内部センターの)内的意図;自分が行動する決意です。
自分一人の力技。取り巻く世界を動かすパワーはない。
(背中側の外部センターの)外的意図;自分が所有する決意です。
所有する最終的ゴールだけ意図したら、その後のプロセスは流れに任せます。
*「自己実現が成功するのは、それが他の人のためになるときだけ」
自分の現実は自分自身で作ることができますが、他人の現実は作れません。
自身のゴールのコマを構築する際に、誰かを思い通りにしようとすると、それは自分の台本だけではなく、他人の台本の邪魔をすることになり、二重にルールを破って逆効果になります。
人は、台本という外部の動力を受けるだけではなく、内面から駆り立てる力にも導かれています。
その力とは、「自分の価値を感じたい、自己実現をしたいという欲求」が生み出します。
誰しも持っているこの欲求を叶える助けをするとき、鏡の法則が働き、結果として自身の自己実現が成功する流れになります。
鏡の法則は、「自分が得することよりも、相手が得することを考えることで、自分が得する」という順番で働きます。
他の人が利益をなすのを助けることを、自分の人生哲学の一部にすると、自己実現に苦労することはありません。
「タフティ・ザ・プリーステス」Lesson24を要約
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*自己実現の本当の意味
「自己実現」と聞くと、多くの人は何か大きなことを成し遂げる姿を思い浮かべます。
天職に就くこと。才能を開花させること。社会的に成功すること・・・。
けれども、それは自己実現の“結果の一例”であって、本質そのものではありません。
自己実現の本当の意味は、本来の自分として存在している状態です。
行動(doing)を自己実現の本質と思ってしまいがちですが、存在(being)が核にあってこその自己実現なのです。
だから、
無理に誰かになろうとしないこと。
自分の気持ちを押し殺さないことが大切なのです。
外側の評価ではなく、自分の内側の感覚で選択すること。
たとえば、本当は休みたいのに、期待に応えるために無理を続けるとき、
わたしたちは自分から少し離れています。
本当は好きなのに、「どう思われるか」を優先して諦めるときも、自分の中心から離れています。
逆に、小さなことでも「これが好き」と感じられるとき。
無理をせず、自分に正直でいられるとき。
静かでも、自分の内側に一致している感覚があるとき。
その瞬間、わたしたちは既に自己実現のプロセスの中にいます。
自己実現は、遠い未来に到達するゴールではなく、今この瞬間、本来の自分に戻り続けることなのです。
だからこそ、他人の自己実現を助けるというのは、相手を成功へ導くことではありません。
相手が「その人自身でいられるように、その可能性を尊重すること」なのです。
そして同時に、「自分自身にも同じ許可を与えること」なのです。
「その人自身でいられるように、その可能性を尊重すること」をしていたら、「自分自身にも同じ許可を与えること」をしていたら、それはもう、立派に自己実現のプロセスに踏み出しているのです。
*鏡は、自分が他者に向けた認識をそのまま返す
タフティは、現実を「鏡」にたとえています。
鏡は、自分が見せたものをそのまま映し返します。
笑えば、笑顔が返ってくる。
険しい顔をすれば、周囲から険しい表情が返ってくる。
現実も同じように、自分が世界に向けている認識や状態を、そのまま映し出します。
ここで重要なのは、それは自分自身に対する認識だけでなく、他人に向けた認識も含まれるということです。
たとえば、心の中で
「この人は自信がなさそう」
「この人は満たされていない」
「この人はまだ足りない」
と感じているとき、わたしたちは「不足している存在」という世界を見ています。
鏡は、その認識をそのまま返します。
すると現実の中で、自分自身もまた、満たされない感覚や、足りない何かを追い続ける状況を経験しやすくなります。
逆に、
「この人には可能性がある」
「この人はその人の道を歩いている」
「この人は本来の力を持っている」
と認識するとき、わたしたちは「すでに可能性が存在する世界」を見ています。
鏡は、その世界を映し始めます。
その結果、自分自身の人生の中にも、可能性が開かれていく出来事や、自然なサポートが現れ始めるのです。
つまり、他人の自己実現を助けるとは、相手を変えることではなく、相手を「不足した存在」として見るのをやめ、
「本来の可能性を持つ存在」として認識すること。
その認識こそが、鏡の中に、新しい映像を構築していきます。
そしてその映像は、やがて、自分自身の現実として現れ始めるのです。
鏡は与えたもの映し出すので、他者の存在(being)を肯定するとき、あなたの存在(being)を肯定される現象が起こってきます。
*他人の自己実現を助けることは、自分の現実を変える最短ルート
鏡が、自分の認識をそのまま返すのだとしたら、現実を変えるためにできることは、とてもシンプルになります。
それは、他人を「可能性のある存在」として見ること。
なぜなら、他人に向けた認識は、そのまま自分自身への認識として、潜在意識に刻まれていくからです。
誰かの可能性を信じるとき、私たちは同時に、「可能性は存在する」「人は本来の自分として生きられる」という世界に立っています。
その世界の中には、当然、自分自身も含まれています。
すると鏡は、「あなた自身が可能性を開いていく現実」を映し始めます。
これは、相手のためだけの行為ではありません。
むしろ、自分のセルフイメージを書き換える行為です。
わたしは不足している存在ではなく、可能性の中にいる存在だと、潜在意識が認識し始める。
そのとき、現実の中で出会う人、起こる出来事、与えられる機会が、少しずつ変わっていきます。
潜在意識に刻まれたセルフイメージに相応しい人生ラインにシフトするからです。
*日常の中でできる、小さな「鏡とのコミュニケーション」
これは、特別なことをする必要はありません。
たとえば、
相手の話を最後まで聞くこと。
相手の選択を否定しないこと。
相手の強みや魅力に気づいたら、心の中で認めること。
コントロールしようとせず、相手の道を尊重すること。
それだけでも十分です。それは相手のためであると同時に、自分自身に「可能性のある世界」を見せる行為になります。
鏡は、外側にあるようでいて、本当は、内側の認識とつながっています。
内側の認識は、自己理解につながり、それはセルフイメージを強化し、唯一無二の自分のイメージに近づいていきます。
唯一無二の自分のイメージは、「本来の自己」として潜在意識に映像構築され、自己実現のタイムラインにつながります。
だからこそ、他人の自己実現を助けることは、回り道のように見えて、自分の現実を変える最も直接的な方法なのです。
*ミラーニューロンの働きで、自己実現のハードルを楽に越える
ミラーニューロンは、動物が行動する時と、他者が同じ行動をするのを観察する時の両方で活動する神経細胞です。
他者の行動を「鏡のように映し出す」ため、観察者自身が行動しているかのように脳内で処理されます。
他人の自己実現を助けることでミラーニューロンが働き、自身の自己実現の予行演習的な効果をもたらすのです。
誰かの自己実現を助けると、脳内では「次はわたしの番!」と自己実現の準備が始まり、自分らしく活き活きと生きる選択や行動を自然にするようになっていくのです。
次回も「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。
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