こんにちは、リブラです。
年頭天体ゲストシリーズの最終回は、プルート(冥王星)さんをお招きして2026年の話を伺おうと思います。
リブラ「プルートさん、みずがめ座へのお引越しから1年が経過して、昨年はウラヌス(天王星)さんも一時的なふたご座入りなんかもあり、風の時代の勢いが増してきています。
今年4月26日からはウラヌスさんが完全にふたご座入りするので、本格的な風の時代に突入ですね」
プルート「まだまだ序の口だ。水瓶座らしい働きをわたしがするには、まず、古いものを壊すことから始めなければならない。
今の状態のままでは新しいものが何も入らないのだ。
そのための破壊をしていくには、今年はうってつけ年になるだろう。
おひつじ座にはネプチューン(海王星)とサターン(土星)、しし座にはジュピター(木星)で火勢が3天体。
みずがめ座にはわたし(冥王星)、ふたご座にはウラヌス(天王星)で風勢が2天体。
土星~冥王星までの長期滞在する星が火と風に固まっているのだ。
風の勢いで周知される情報は瞬く間に広がり、その情報の共鳴に人々の集合意識が触発され、火の勢いでそれが集団的行動で実行され、古いものが連鎖的に壊され、消失していくのだ。
この段階を経て、ようやくみずがめ座時代本番の新しい世が始まるのだ」
リブラ「壮大な計画の幕明けの時期なのですね。
これからどうなっていくのですか?」
プルート「これからの話をする前に、そもそもわたしがみずがめ座に入ることにどんな意味があるかを話すとしよう。
前回わたしがみずがめ座入りしたときに起きたフランス革命を例にあげて、解説するか。
わたしがみずがめ座に入ると、人々の心は『理想・平等・正しさ・システム』に対して疑念を抱き、『根底から作り変えたい』気持ちに駆られるようになるのだ。
『人は生まれながらに平等である』『特権や血筋は不要』『個人が<人間>として尊重される世界』・・・これらみずがめ座の理念が人類の集合意識に強く打ち出されてくるのだ」
リブラ「確かに、フランス革命のスローガンは『自由・平等・博愛』であり、みずがめ座の理念でもありますね」
プルート「しかし、その理念に反する社会構造が既にあると、それを壊さないかぎり理想のままで終わってしまう。
わたしは『一度すべてを壊してから再生する星』だ。
だから、みずがめ座冥王星のエネルギーを受け取った人々は、『自由・平等・博愛』のスローガンの下に王政を壊す行動を起こしたのだ」
リブラ「でも、フランス革命のときは、王政を壊してすぐ『自由・平等・博愛』の社会が始まったわけではなく、ロベスピエールが独裁する恐怖政治が始まったのですよね?
『古いものを壊すこと⇒新しい世が始まる』の間に重大なプロセスがありますよね?」
プルート「その通りだ。みずがめ座の場合、まず理念が先行する。
そして、冥王星の性質は『オールオアナッシング(全か無)』で、激しい二極分化を生む。
このエネルギーに振り回されると(誰かの理念を盲従していると)、理念の違いで戦う集団に巻き込まれることになる。
『人間性より理念が優先』され、『感情より論理が優先』され『生身の個人が“概念”に潰される』ということが起こりやすくなるのだ。
革命後の恐怖政治の頃は、『王政は敵』『理想を疑う者は敵』と見なされ、排除されていった。
しかし、それも長く続かず、その混乱期に現われたのがナポレオン・ボナパルトだった」
リブラ「ナポレオンは後に皇帝になってしまうわけですよね。
あまりみずがめ座的でない国の治め方のような気がしますが」
プルート「まあ、彼は1つの通過点だ。でも、みずがめ座冥王星時代の象徴的存在だ。
なぜなら、王政のときはどんなに能力があっても、血筋や家柄を超えることはできなかったのだ。
それが、戦いに勝ち、国民の賛同を受ければ、血筋に関係なく皇帝の玉座に座れるようになった。
恐怖政治の頃は、理想だけで人心を掌握しようとしていた。
ナポレオンのときは、『理想だけでは、人は救えない』と人々が気づき、実力で国を治められる人物を求めたのだ」
リブラ「このフランス革命~ナポレオン時代の出来事は、フランス国内だけでなく、ヨーロッパの王政に大きな打撃を与える効果もありましたよね」
プルート「当然のことだ。みずがめ座冥王星のエネルギーはどこの国にいても届く。
誰しも心の中に『なぜ、この人が上に立っているのか?』という問いが、生まれるようになるのだ。
その結果、
旧体制の指導者が崩れる
⇒理想が暴走する
⇒分断が激化する
⇒能力のある指導者が新システムを作る
⇒新システムに『自由・平等・博愛』の理念を組み込む
⇒システムが「誰がやっても同じ結果になる仕組み」で維持される
⇒カリスマ的指導者は必要なくなる
のようなプロセスを経て、みずがめ座冥王星時代らしい『人は生まれながらに平等である』『特権や血筋は不要』『個人が<人間>として尊重される世界』が構築されるのだ」
リブラ「スキャンダルや矛盾の露呈や失言などで 信頼の急落が起こり、カリスマ的存在が失墜するのもみずがめ座冥王星時代の特徴なんですね?」
プルート「その通りだ。『なぜ、この人が上に立っているのか?』という問いが常に人々の心に発生するからだ。
だから、隠せない。誤魔化せない。演じ続けられない。
表舞台に立つ者は「透明化」を強制させられ、誰にとっても理想的なシステムが形作られていくのだ」
リブラ「今年7月1日からはしし座に木星が入りますが、みずがめ座の理念と真逆ですよね?
しし座的な幸運は、カリスマ性を発揮したり、表舞台で注目を浴びる活動をするとき訪れますが、みずがめ座の冥王星時代では、『なぜ、この人が上に立っているのか?』という問いが人々の心に渦巻くのでしょう?
目立つとすぐ失墜させられてしまいそうで怖いですね」
プルート「だから『自分だけが特別』と思わないことが大切だ。
『誰しも一人一人特別な個性を備えている』と敬意を払うことを忘れてはいけない。
その敬意を持って人を眺めれば、『なぜ、この人が上に立っているのか?』という問いで批判的な気分にならず、何かしら上に立つに相応しい理由を見つけることができるだろう」
リブラ「それでは、しし座木星の幸運を受けとり、脚光を浴びてしまったり、カリスマ性を発揮してしまったり、高評価を受けたりや人気者になって目立ってしまう側になったときのみずがめ座冥王星のアドバイスをお願いします!」
プルート「承知した!」
現在1ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「前に出る覚悟を、静かに決める」
自分を売り込んでいないのに評価されたなら、それは“存在感そのもの”が届いている。
→無理に謙遜しすぎない
→「わたしはこういう役割です」と言語化する
→ 逃げずに立つ(でも支配しない)
現在2ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「評価を価値に変換する」
注目=信頼の芽。
→ 無償奉仕にしない
→ 適正な対価・交換を意識する
→自分の強みを形にする
お金=欲ではなく、エネルギーの循環。
現在3ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「語る責任を引き受ける」
軽い一言が拡散されやすい時期。思いつき発言を減らす
→ 事実と意見を分けて話す
→沈黙も選択肢に入れる
言葉が“影響力”になる。
現在4ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「内側の安全基地を整える」
外で評価されるほど、内側が揺れる。
→ 家・居場所・心の休憩所を死守
→ 身内の声を大切に
→ 無理な公開はしない
目立つ人ほど、私的領域が命。
現在5ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「拍手に酔わない」
楽しいことが評価されたなら要注意。
→ “また同じことをしなきゃ”と縛られない
→ 遊び心を義務にしない
→ 創造の自由を優先
楽しめなくなったら一度降りる勇気を。
現在6ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「役割を増やしすぎない」
便利な人ほど評価されやすい。
→ 頼まれごとを精査
→ 仕事量の上限を決める
→ “できる”と“やる”を分ける
献身が消耗に変わらないように。
現在7ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「対等性を確認する」
評価が人間関係を歪めやすい。
→ 持ち上げられすぎていないか
→依存関係になっていないか
→ NOを言える関係か
人気は力ですが、上下関係は毒。
現在8ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「期待を引き受けすぎない」
無意識に“象徴”にされやすい。
→ 相手の投影を見抜く
→ 救済者役を断る
→ 境界線を明確に
深く関わるほど、距離感が鍵。
現在9ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「自分の思想を神話化しない」
言葉が“教え”として扱われ始める。
→ 絶対化しない
→ 異論を歓迎する
→ 更新可能な考えとして提示
水瓶座冥王星は「正しすぎる人」を嫌う。
現在10ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「肩書きに飲み込まれない」
評価=立場が急に固まる。
→ 仮の役割だと自覚する
→ 退く未来も想定する
→ 個人と役職を分ける
去れる人ほど、信頼される。
現在11ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「代表にならない勇気」
集団の顔にされやすい配置。
→ “みんなの意見”を背負わない
→ 複数の声を残す
→ 決定権を分散させる
水瓶座冥王星は単独代表を警戒する。
現在12ハウスにみずがめ座冥王星が入っている人
「表舞台に出ない時間を確保する」
無意識領域の消耗に注意。
→ 瞑想を習慣にしてリセットする
→ 夢・直感・沈黙を大切に
→ 評価から距離を取る
見えない時間が、次の創造の充電になる。
リブラ「プルートさん、2026年の『みずがめ座冥王星時代の12ハウス別』のアドバイスありがとうございました!」
次回は「タフティ・ザ・プリーステス」の解説を予定しています。
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