こんにちは、リブラです。

今回もジョー・ディスペンザ博士の「あなたという習慣を断つ」の解説の続きです。

 

第1部あなたはサイエンス

第1章量子のあなた

 

昔の物理学者は、世界を物質思考とに分類していました。

のちに物質エネルギーに替わりましたが、どちらも互いに重なり合うことのないものとして捉えられていました。

 

この物質思考物質エネルギー)二元性がわたしたちの初期の世界観、

「現実はあらかじめ決まっていて、自分の意志や行動によって外界を変えることはほとんど不可能だという考え」の元になっています。

 

ニュートンの「古典」物理学モデルによると、すべての物質個体で、エネルギー物体を動かす力、あるいは物質の物理的状況を変える力とされています。

                          

ニュートンから200年後、「E=mc²」を生み出したアインシュタインは「光の二重性;光は粒でも波でもある」と提唱しました。

 

「E(エネルギー)=m(質量)c(光の速度)²」の等式は、

エネルギーは、質量と同じもの(物体が変形したもの)」を表しています。

 

アインシュタインはこの等式で、物質とエネルギーは入れ替え可能であることを表わしたのです。

 

ニュートンモデルは、基礎的な素粒子レベル(素粒子;電子、プロトン、ニュートロンなど、原子を構成する粒子。すべての物質の構成要素)において、欠陥があることが明らかになりました

 

現代では、物質界の最も基本的構成要素が、観察により波動(エネルギー)になったり粒子(物質)になったりすることが知られるようになりました。

 

こうして1番小さい構成要素に目を向ける必要が出て、量子物理学が登場しました。

 

量子モデルによって明らかされた原子はほとんど空っぽの空洞で、99.99999%がエネルギー、0.00001%が物質でした。

 

「大きい」世界の物質をめぐる運動は、予測可能で再現可能、常に一定です。

 

伝説のリンゴが木から離れてニュートンの頭にぶつかるまで質量の加速は、一定の速度に従っていました。

 

しかし、原子核と接触し、中心に向かうときの電子は、エネルギーを増やしたり減らしたり、現われたり消えたりし、時間空間の境界を無視してあらゆるところに出没するように見えます。

 

量子物理学者は、原子を構成する粒子が観察によって、動きやエネルギーに影響を与えることを発見しました。

 

電子は無限の可能性、あるいは確率で、目に見えないエネルギー場に存在しているのです。

 

量子物理学ではこの現象を「波動機能の崩壊」または「観察者効果」と呼びます。

観察者が電子を探すとき、その瞬間と場所で電子のすべての確率が崩壊し、物理的存在となって出現するのです。

 

素粒子レベルの「小さい」世界において、あなたが意思をどこかに振り向けるときエネルギーはそれに反応し、物質化します。

 

素粒子が同時に無数の場所に存在できるとしたら、わたしたちは潜在的に無数の現実を、確率崩壊により生み出すことが可能です。

 

たとえばあなたの将来の夢の1つが未来に実現する様子を想像できるなら、その現実は量子場ですでに可能性として存在し、あなたに注目されるまで待機していることになります。

 

わたしたち人間と量子場がつながっていることを表すもう1つの見方に「量子もつれ」、あるいは「量子の非局在的つながり」と呼ばれる理論があります。

 

2つの粒子が何らかの形でつながると、それらは時空を超えてつながっているという理論です。

その結果、粒子の1つに何らかの変化を加えると、どれほど離れてももう1つの粒子にも同じ変化が現れます。

 

わたしたちも粒子でできているのですから、時空を超えてつながっています。

他人に対して行う行為は、わたしたち自身に対して行っているのと同じだということです。

 

この理論のとおりに意識を操るとすると、

未来に確率的に存在する「あなた」はすでに、時空を超えた次元において、今ここにいる「あなた」とつながっていることを受け入れざるを得ないでしょう。

 

「あなたという習慣を断つ」第1章より、要約

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自分の本質を物体(身体)と捉えるのか、意識と捉えるのかで、この世は全く別の見方ができます。

 

自分を物体(身体)と捉えると、時間・空間の制限を受け、限られた寿命の中で生き、死ぬときは無になります。

 

自分を意識と捉えると、時間・空間の制限から解放され、自由な永遠の存在になります。

 

量子物理学で物質の基本的構成要素が「粒子と波動の2形態ある」ことが明かされて以降、わたしたち人類にとって確実だと思われていた物質世界が、ほんの一部に過ぎないことを認めざるを得ないようになりました。

 

原子はほとんど空っぽの空洞で、99.99999%がエネルギー、0.00001%が物質」というのが事実なのに、わたしたちは長らくたった「0.00001%が物質」の方ばかりを見て現実だと思ってきたのです。

 

自分を物質と捉え、物質界に閉じ込められていると考えると、ニュートンモデルの域を一歩も出られなくなります。

 

自分を「99.99999%がエネルギー」の見えない波動の世界の住人だみなすと、様々な可能性が開けてきます。

 

素粒子レベルの『小さい』世界において、あなたが意思をどこかに振り向けるときエネルギーはそれに反応し、物質化する

 

自分を意識(波動)と捉えると、その意思を向けた先でこの世を取り巻くエネルギーが反応し、現象化して現れるのです。

 

「引き寄せの法則」も、「思考が現実化する法則」も、自分を意識(波動)と捉えたときのみ具現化する法則なのではないかと思います。

 

そうだとしたら、自分を意識(波動)と捉え、どこに意思の矛先を向けるかが重要になってきます。

 

観察、フォーカス、関心、注意など、どんな形でも意識を向けると、素粒子レベルで取り巻くエネルギーとなんらかの反応が起こり、現象化を引き起こすからです。

 

わたしたちの意識は、強力な具現化装置なのです。

 

未来に実現する様子を想像できるなら、その現実は量子場ですでに可能性として存在し、あなたに注目されるまで待機していることになる

 

とあるように、自分を意識(量子)と捉えるならば、未来の可能性は無限に存在し、それにフォーカスを向けることで「量子もつれ」の関係をつくり、時空を超えてつながるのです。

 

物質界に執着して見落としていたもうひとつの見えない世界(量子場)には、無限の可能性が広がっています。

 

この無限の可能性を手にするには、わたしたちの意識を物質世界の束縛から自由にする必要があります。

 

わたしたちの意識は、思考や感情によって生まれ、思考や感情は物質世界の身体や環境の影響を大きく受けます。

 

意識のフォーカスを自在に扱うには、思考や感情と身体や環境の関わりを知ることが手がかりになります。

 

次回も「あなたという習慣を断つ」の解説を予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。