こんにちは、リブラです。

今回はわたしの末の妹のブログをリブログしました。

 

わたしには、5才下の妹と8才下の双子の妹と弟がいます。

8才下の妹は、高校生のときの初恋の相手と8年間のお付き合いの後結婚して、女の子もすぐ生まれて、当初はとても幸せそうでした。

 

けれども、その結婚は、4年で破綻してしまいました。

妹の元夫は、借金に浮気、パチンコ依存症でDVした挙句、他に好きな女性ができると毎日のように離婚を迫り、妹を自殺未遂にまで追い込みました。

 

それでも、妹は8年間の恋愛期間の思いが手放せず、離婚を拒否していました。

 

そんなボロボロの妹を見て、このままでは妹は魂が意図した人生を歩めなくなってしまうだろうと考えて、わたしはホロスコープリーディングをしました。

 

末の妹は、おひつじ座太陽とキローン、いて座木星と海王星と月で、火のエレメントが5個もあります。

火が多い人は、身動き取れず停滞している状態が続くと生きる気力が下がっていきます。

 

落ち込んで現実を直視することができなくなっている状態だったので、わたしは妹の3室(表現のハウス)のいて座の月にアプローチすることから始めました。

 

いて座は、未来の明るい兆しが何よりも大事です。

月はインナーチャイルドを表し、感情に多大な影響を及ぼします。

 

末の妹の欠けた心は、未来の明るい兆しで満たせば安心することがホロスコープの情報でわかります。

 

そこで、妹には「今、おうし座土星の回帰(サターンリターン)の試練期で、1番苦しい時期。だけどそれはあと1年ちょっとで終わる。

そして、今から2年後には、運行中の木星がしし座に入るから、一気に運が向いてきて、物事が良い方に展開していくよ。

 

幸せな出会いだってあるし、新しい家庭を作ることだってできる。

 

パートナーシップのハウスに変革の星(天王星)がその頃入ってくるから、あなたも変わらなくちゃいけないし、前に進む勇気を持たなければ、その運も逃してしまうよ」といいました。

 

それを聞いて妹のいて座の月は安心したようで、離婚に踏み切り、自分で人生の扉を開くことができました。

 

さらに、妹のいて座の月が未来の希望で満たされるように、ビジョンマップを創る手ほどきをしました。

 

やってみたいことや望んだ状態をイメージさせる雑誌の写真や絵を切り抜き画用紙に貼って、未来のビジョンを描き、それが現実に起こるときの感情や感覚をシュミレーションするのです。

 

妹は、アメリカの西海岸のリゾートホテルの写真や教会や住んでみたい家の部屋の写真を貼っていました。

 

そして、ほんとうに離婚から2年後、しし座に木星がトランシットで入る頃、現在の旦那さんとお互い子連れ結婚しました。

 

現在の旦那さんは、しし座に太陽と月を持っていて、妹の4室(基盤のハウス)のいて座月と8室(共感のハウス)のおひつじ座太陽とは、火のグランドトライン(120度でつながる正三角形)の協調するアスペクトになります。

 

つまり、妹も旦那さんも、共に行動するといつもお互いの月が協調し、満たされる関係になるのです。

 

また、妹の7室(パートナーシップのハウス)のうお座金星(女性性)に旦那さんのキローン(癒し)が合になるので、妹の前の結婚の破綻で傷ついた心を癒す配置でもありました。

 

実際、妹夫婦は、新婚当時から変わらない仲の良さで、ふたりだけの旅行をいつも楽しんでいます。

 

妹のドラゴンヘッドはみずがめ座21~22度で、おうし座土星と90度で葛藤する配置にあります。

 

みずがめ座21度と22度のサビアンシンボルは、

 

みずがめ座21度「失望し幻滅した女性が勇気を出して見せかけの空虚な人生を直視する」

 

みずがめ座22度「子供たちが暖かく快適に遊べるように、子供部屋の床に敷物が引かれている」

 

2000年頃はおうし座土星のサターンリターンと、みずがめ座天王星がトランシットできていたため、妹の離婚の修羅場は彼女のホロスコープのハードアスペクトの葛藤が引き起こしたものだと思われます。

 

初恋の人との結婚は空虚な見せかけの幸せであることを認め、それが破綻して幻滅しても自分の未来の可能性を信じて前に進む、その状態に導こうとして妹の魂が引き寄せた現象なのだと思いました。

 

かれらはシングルマザーとシングルファーザーのカップルだから、血のつながりのない子どもたちが親子やきょうだいになりましたが、妹の一家は、普通の家族よりも絆が深い感じがします。

 

そして、その家庭で育った2人の子どもたちは今は立派な社会人となり、とても優しく、妹は家族みんなから愛されているなあと思います。

 

妹も妹の旦那さんも、子どもたちが安心して暮らせる家庭を守ったからでしょう。

 

現在、妹のおうし座土星にはトランシットの天王星が重なり、また、彼女のおうし座土星とみずがめ座ドラゴンヘッドのスクエアが刺激されやすい配置となっています。

 

一昨年の秋に妹の旦那さんは上腸間膜動脈に血栓が詰まって腸壊死を起こし、わずか40センチしか残せなかった小腸でも経口摂取で好きなものを食べられるという奇跡的な回復をしています。

 

心のよりどころになっていた旦那さんのことが心配で、ずっと気が気でない状態だった妹に、わたしは9室(探求のハウス)のおうし座土星と6室(貢献のハウス)のドラゴンヘッドのスクエアの葛藤を超えるように、ブログを書くように勧めました。

 

妹は、3室(表現のハウス)にいて座木星(チャンスと幸運)と海王星(直感、イマジネーション)の合を持っているので、ブログを書くことで表現することに力を注ぐと、彼女らしい探求や貢献の在り方が見えてくるではないかと思ったのです。

 

旦那さんと旅行したときの写真を貼り、その記事ごとのイメージで選んだ曲を趣味ピアノで演奏したりして、妹は今3ハウスのいて座木星と海王星を使って、自己表現を頑張っています。

次回は「人生を開く最強のマジック」の解説を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。