こんばんは、リブラです。

今回は「変革」の天王星(ウラヌス)さんをゲストにお招きして、2024年のお話をしようと思います。

 

リブラ「2018年5月17日からおうし座にいらっしゃるウラヌスさん、もう、おうし座滞在も終盤で来年の7月8日には一時的に次の滞在先のふたご座に下見に行かれるのですよね?

 

丸1年ウラヌスさんがおうし座だけに滞在するのは今年で終わりです。

1つの星座におけるウラヌスさんの滞在期間は約7年です。

 

ウラヌスさんがふたご座に完全に移行したら、次におうし座に来るのは84年後になります。

人間の寿命を考えたら、ウラヌスさんが今いる星座は一生のうち二度と体験できないわけです。

 

ウラヌスさんがおうし座に居る間に、わたしたちが『変革』しなければならないことは何でしょう?教えてください」

 

ウラヌス「おうし座のテーマ<I have.(わたしは持つ)>だ。

だから、おうし座のナチュラルハウスは、2室(所有のハウス)だったね。

 

人が何かを所有しようと思うとき、何を基に所有を選ぶかな?」

 

リブラ「それは『自分のものにしたい!』という衝動が働くものでしょう」

 

ウラヌス「その衝動はどこから湧いてくると思う?

好みのようにいつも似たような一定の傾向があるのではないかな?

 

人が『自分のものにしたい!』と思うとき、そこにはその人独自の価値観が働いているものだ。

 

人は価値がないと思うものを所有したいとは望まない。

価値あるものを自分の所有したいと望むのだ。

 

よく、持っているもの、関わる人間関係、置かれた環境で人生が変わると言われているが、それは、物や関係や環境が人生を変えたのではなく、その所有を選択した価値観が人生に変化を起こしたのだ」

 

リブラ「自分で所有する物ぐらいは自分の価値観で選ぶことは可能です。

しかし、人間関係や環境までは必ずしもその人の価値観どおりに選べるわけではないと思います。

この点はどうお考えですか?」

 

ウラヌス「誰と付き合う、この人物とは心の距離を取る、この環境にとどまる?移動する?など、人間関係も環境もその選択は、最終的には自分で判断することになっているはずだ。

 

その判断基準が独自の価値観なのだ。

 

制限の中で我慢して今の安定にとどまる判断をする人の価値観と、

 

何が起こるかわからないが、制限の世界を飛び出して自分の可能性にチャレンジしようと判断する人の価値観では、

全く違う人生が展開すると思わないか?」

 

リブラ「確かに、価値観が人生に変化を与えますね。

そうだとしたら、ウラヌスさんがおうし座に滞在中わたしたちが取り組むべきものは『何に価値を置くか?』という価値観の変革なのですね?」

 

ウラヌス「まさにその通り。

ほんとうは、『何に価値を置くか?』はとても個人的で自分に適合した基準になるはずだ。

 

ところが、実際には独自の価値観は無視して、世の中の価値観で物事を査定し、『価値あり』と判断し、自身に適合しないものまで所有してしまう」

 

リブラ「自分の価値観を無視したら、望む所有を獲得するのは難しいですね。

ほんとうに望むものもわからなくなってしまいますから」

 

ウラヌス「だからこそ、わたしがおうし座に滞在しているうちに、自身の五感と体感覚を尊重して望むものを選び取り、自分が『何に価値を置くか?』に気づいてほしいのだ。

 

五感で感じるものこそ、自分だけの感覚であり、その感覚が示す価値だったら自身に適合しないことはあり得ない」

 

リブラ「自分が『何に価値を置くか?』がわかれば、自身の個性が何を求め、どこに向かおうとしているかもおぼろげに見えてきますね。

 

振り返ってみると、わたしはスピリチュアルな叡智にすごく惹かれていて、その神秘のベールの向こう側の真実を知りたいという思いにずっと駆られているような気がします。

 

10歳のときから占星術を独学で学び始め、趣味の精神世界系の本を読むこと、数秘、タロット、エネルギーワーク、アカシックレコードリーディングなどに、時間もお金もエネルギーもつぎ込んできました。

 

つまり、わたしはスピリチュアルな叡智を知ることに最も高い価値を置いているのです。

 

これがわかっていれば、何を最優先し、どんな考え方を軸に据えるかに迷いはなくなりますね」

 

ウラヌス「独自の価値観を育てるには、まず、社会に刷り込まれてしまった『自分に適合しない価値観(ありのままの自分を阻害する価値観)』を手放していくことだ。

 

それをわたしは2024年は後押しする!」

 

リブラ「それではウラヌスさん、おうし座天王星が1~12のハウスに入ったときの価値観の『変革』のポイントも教えてください」

 

ウラヌス「現在1ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分がどのように変わりたいのかを想定し、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことが先だ。

 

そうすれば、自身の五感や体感覚を尊重した決定ができるようになり、決定したものを通して独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在2ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感と体感覚を信頼して所有の選択を試みるのだ。そのとき、

それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の五感や体感覚を尊重して所有を選べるようになり、選んだものを通して独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在3ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して自己表現を試みるのだ。そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の五感や体感覚を尊重して自己表現できるようになり、その表現から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在4ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して、精神的な基盤や生活基盤を構築することだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の五感を頼りに心地よさをを尊重したライフスタイルが確立され、その健やかな心身の状態から独自の価値観を推し量ることができる。

 

 

現在5ハウスにおうし天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して娯楽や趣味など至福に感じるものを追求してみるのだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の五感や体感覚を尊重して楽しみ創造性が発揮され、その創造性から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在6ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して喜びを感じられることで貢献を試みることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重した貢献ができ、その貢献から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在7ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して対人関係の交流を試みることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重した対人関係の交流ができ、その交流から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在8ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して深い共感の通う交流を試みることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重した深い共感が体験でき、その共感の通う交流から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在9ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して未知の領域に探求してみることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重した探求ができ、探求により拡大した意識から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在10ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して社会的な活動をしてみることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重した社会的な活動ができ、その行動や内容から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在11ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して組織やグループと交流してみることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重した組織やグループとの交流ができ、その交流から独自の価値観を推し量ることができる。

 

現在12ハウスにおうし座天王星が入っている人は、自分の五感を体感覚を信頼して内なる自分(潜在意識)に向き合ってみることだ。

 

そのとき、それを阻止しようとする古い観念(自分を安全圏内に留めようとする保守的な思考回路)の存在に気づいたら、手放すことだ。

 

そうすれば、自身の心地よさや五感を尊重してはじめて現れる「ありのままの自分」の個性がわかり、その個性から独自の価値観を推し量ることができる。

 

リブラ「ウラヌスさん、2024年の『変革』のポイント、ありがとうございます!

次回は、2024年について、ネプテューヌ(海王星)さんにインタビューします」

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。