新年明けましておめでとうございます、リブラです。
今回は、数秘で2024年を読んでみようと思います。
ピタゴラス数秘は、一つ前の数字のエネルギーを統合しながらその数字を完成させるシステムになっています。
ですから、まずは、昨年2023年の数秘を見てみましょう。
2+0+2+3=7で、昨年は<7>がテーマの年でした。
数秘7は本質探求の数字で、「スーフィー(求道者)」のようなイメージがあります。
本質や真理を求めて、ストイックな探求にわき見もせずに集中するイメージです。
外側の世界より内面の本質、物質世界よりも不可視の本質に価値を置くような流れが、いたるところに感じられたのではないでしょうか。
「もう、あれもこれもと追うのはやめて、ほんとうに大切なものだけにフォーカスしよう」というクライエント様がたくさんいました。
わたし個人としては、昨年末に出会った「ヴォイニッチ手稿の秘密」という本に本質探求の意欲をそそられました。
「ヴォイニッチ手稿の秘密」は、医師で幻覚を促す薬草の研究をしていたロナルド(16世紀のイタリア人)がトランス状態で何度も訪れた7次元の世界のことを、この世にない言語で羊皮紙に記した手稿が元になっています。
書いた本人は既にこの世に無く、誰にも読めない奇書ですから当然解読してくれる人が必要となります。
その役目を「アトランティス人のトート」が担っています。
この本はトートをチャネリングして書かれた本なのです。
「エメラルドタブレット」もトートが、後の世の叡智を受けとる準備ができた者に向けてエメラルドの石板に刻み、用意周到に砂の中に埋めて隠しました。
「ヴォイニッチ手稿」もロナウドにこの世にない言語で書かせたのはトートでした。
トートは「キバリオンの法則」の中でも言っていますが、叡智の火は受けとる準備のできていないものが扱うと、益がないだけでなく危険なので、そのタイミングが来るまで隠す措置を取るのです。
「ヴォイニッチ手稿」は解読できなかったので奇書として保存され、昨年、その内容をトートが明かしました。
トートによれば、「時が来たら、自ら意識を拡張し、成長していく者たちの手に渡ることを、7次元の存在たちが望んだ」そうです。
「ヴォイニッチ手稿」は今のわたしたち人類の手に渡るように書かれ7次元からのメッセージです。
その理由をトートは「インターネットの普及などで、多くの人間が『ヴォイニッチ手稿』を見ることができる。
人間社会で成功を収めることより、霊的なことに関心を抱く人間や霊的成長に価値を置く人間が増えた。
そして、何よりこの『ヴォイニッチ手稿』に関心を持つ人間が増えたことも開示する条件が整ったということだ」と言っています。
わたしは、トートをチャネリングしたアレイスタ・クロウリーが創ったトートタロットを手にした40歳のときから、ずっとトートに導かれて今日があるような気がしています。
今、地球上にいる人々は、凄い時を共有して生きています。
「ヴォイニッチ手稿」には、9次元で設計された生き物が、7次元で「意識と音の波動」で植物としてデザインされ実験される仕組み、人間が創生されるまでのプロセスも描かれています。
個別の個性もエゴも9次元で設計されたものが7次元で植物のホログラムとして描かれて、物質的な肉体を持つ人間として生まれるまでに完成するのが、この3次元の世界なのです。
9次元で設計されたものがわたしたちの身体がある3次元に降りて来て具現化されるのは、最終段階です。
だから、トートは、わたしたちが既に物質化してしまった3次元世界の物事に心を奪われている間は、創造の秘密を開示せず、意識と波動ですべてが創られる世界が理解できる時代まで待っていたのでしょう。
トートタロットの7番チェリオット(戦車)の絵札は、座禅を組んで瞑想する騎士が描かれています。
戦場に出かけるよりも、内観して「己を知る」ことを優先している姿で、数秘7の本質探求・自己探求を表しています。
そして、数秘7の年で掴んだ本質や内観の答えを持って向かう先が、今年の数秘8(2+0+2+4)になります。
数秘8は光と闇、陽と陰などの2極に分離したものが一点で交わる完全さを表す数字です。
2極に分かれたものが共に存在し一点で交わるとき、その循環は永遠に無限∞に続き、発展していきます。
数秘7の年で掴んだ本質や内観の答え(自分は何で、どこに向かおうとしているかの答え)を持っていれば、外側の世界で何が起ころうとも自身の内面の平和は保てます。
3次元世界は、7次元の「意識と波動」で既に出来上がったものを降ろす場なのですから、現実を変えたかったら、自身の「意識と波動」でバランスを取ることから始めなければなりません。
数秘8が表現しているのは、2極の中立点を押さえていれば心のバランスは自在になり、9次元で設計され、7次元でホログラムとなったイメージを3次元で具現化する流れの循環に乗れることです。
それには、3次元世界で起こることに心を惑わされないことです。
トートタロットの8番アジャストメント(調整)は、地上のすべての命をつま先立ちで余裕で支える大地の女神(真理の女神マアト)が描かれています。
ブレないニュートラルな思考(太陽と月の柄の剣)で支えれば、どちらに心が揺れても必ずバランスをとって心の平和が取れることを表します。
物質世界の出来事に心を翻弄されず、ニュートラルな意識状態を保つことができれば、自ら意識を拡張し、7次元情報にアクセスして、3次元の具現化を楽しむ・・・そんな可能性を秘める年が2024年なのです!
次回は、トランシット木星とヴォイス・ダイアローグで「2024年の木星の傾向と対策」についてお話する予定です。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。