こんにちは、リブラです。今回は、ナポレオン・ヒルの「悪魔を出し抜け!」第8章の解説です。

 

ヒル「実現性の低い計画を『明確な目標』を持って実行するのと、実現性の高い堅実な計画を明確な意思もなく実行するのと、どちらの方が成功する可能性が高いですか?

 

悪魔「実現性の低い計画も、明確な意思(目標)のもとに実行することでその実現性は高くなる。

 

『明確な目標』と、それを実現するための明確な計画がセットになれば、たとえその計画がどれほど実現性の低いものだったとしても、大方の目標は達成される。

 

堅実な計画とそうでない計画の差は、明確な意思のもとに実行された場合、堅実な計画の方が早く達成されるというだけのこと

 

ヒル「計画と目標の両方において明確な人間は、必ず成功できるのですか?

 

悪魔「そんなことはない。最良の計画もときには失敗に終わることもある。

しかし、明確な意思を持って動く人間は、一時的な敗北と本物の失敗の違いがわかる。

 

たとえ失敗しても計画を差し替えるだけで、目標そのものを変えることはない。

そういう人間は、決してあきらめないのだ。

そして、必ず、最後は成功に至る計画を見つける

 

ヒル「反道徳経的で不正な目的のために立てられた計画でも、強い正義感と道徳感に基づいて立てられた計画と同じくらいすぐ成功するものですか?

 

悪魔「『代償の法則」の働きにより、何事も自分の蒔いた種は自分で刈り取ることになっている。

 

反道徳的で不正な目的のために立てられた計画でも一時的な成功をもたらすことがあるが、永続的な成功には<時間>を考慮に入れる必要がある。

 

時間は不動徳と不正の敵であり、道徳と正義の友である。

 

成功しようと躍起になって、反道徳的で不正な計画を実行して成功してもそれは一時的なものに過ぎず、先には何らかのペナルティが待っている

 

ー「悪魔を出し抜け!」第8章よりー

 

悪魔が明確な意思(目標)に基づきヒプノティック・リズム『代償の法則」を使い、人類の98%の心を掌握して奴隷化に成功してきた歴史を振り返ると、不正な目的であろうと道徳的な目的であろうと明確な意思(目標)に基づき計画を立てて実行するば成功するのは明らかだと言えます。

 

悪魔は「反道徳的で不正な計画を実行して成功してもそれは一時的なものに過ぎず、先には何らかのペナルティが待っている」と言っています。

 

反道徳的で不正な計画を実行して成功」しても『代償の法則」(何か得るために何かを失う)によってペナルティを被り一時的な成功に終わる人間と、そうでない悪魔や悪魔の子分(人間)がいるのです。

 

悪魔の子分(人間)は、悪魔のヒプノティック・リズム(集団催眠)に操られているので、悪魔の目的を遂げるまでの間はペナルティを被らないようにされているだけです。

 

反道徳的で不正な計画を実行して成功」しても『代償の法則」によってペナルティを受けない何かがあるのは、悪魔なのです。

 

反道徳的で不正な計画を実行して成功」したとき、悪魔は自分の役目である反道徳的な計画にかけたエネルギーを対価に支払っているので、普通にその成功を「いい仕事をした」当然の報いとして受け取るのです。

 

悪魔は否定的なエネルギーを循環させるのが役目なので、元から「罪悪感」がありません。

しかし、わたしたち人間は悪いと思うことをすると自動的に「罪悪感」が発生します。

 

悪いことをして法の目をうまくすり抜けても、自分自身の罪悪感の裁きからは逃れられないようにできているのです。

 

人間が反道徳的で不正な計画を実行して成功」した場合、『代償の法則」によってペナルティを受けるのは「罪悪感」が発生するからです。

 

明確な意思(目標)を持って計画を立てるとき気をつけなければいけないのは、この「罪悪感」が発生するかもしれない目標を持ったり計画を立てたりしていないか?ということです。

 

自分の目的の成功が誰かの不幸につながるときは、自動的に「罪悪感」が発生し、GPS機能のように着実にその「罪悪感」目がけて『代償の法則」ペナルティが課せられることになりますから。

 

また、「罪悪感」はエゴがわたしたちをコントロールするとき使う道具でもあるので、「罪悪感」を覚えたときはむやみやたらに自分を責めたりせず、慎重にそのシチュエーションを観察すべきです。

 

凄く些細なことで「罪悪感」を抱えたときは、「わたしはその罪悪感によってどんな行動・選択を止められたのか?」を考えてみましょう。

 

きっと、あなたのエゴが行かせたくない方向が明らかになるはずです。

その方向こそ、エゴの管轄外で、あなたが自由に自分らしさを発揮できる方向です。

 

「罪悪感」で責めたてることにより、自分を委縮させ、前に進む力を奪うのです。

「罪悪感」は自分を「悪い」と宣言しているようなものなので、『代償の法則」によるペナルティがついて回ります。

 

困ったことに人間関係において、近しい相手ほどこの「罪悪感」を引き出して責め立てることを、わたしたちは無意識でやってしまいます。

 

親なのに、伴侶なのに、家族なのに、恋人なのに、察してくれないとか、わかってくれないとか、わたしたちの内なる子ども意識(インナーチャイルド)は過大な期待を人間関係に寄せてそれが得られないと被害者意識を発動させます。

 

そんなとき相手の「罪悪感」を引き出すような言動をするので、相手からも「罪悪感」を刺激されるような言葉を浴びます。

 

このように、わたしたちは法を犯すようなことをしていなくても、結構「罪悪感」まみれになっていることが多いのです。

 

その結果、「こんなわたしが成功(幸せ)を受け取ってよいのだろうか?」罪人のように思ってしまうのです。

こんな疑問を自分に対して持てば、悪いことをしていなくても『代償の法則」によるペナルティを呼んでしまいます。

 

ですから、「明確な目標」を設定する以前に、「わたしは成功(幸せ)を受け取ってよい」と自分に許可を与えましょう。

 

そして、「わたしが成功(幸せ)を受け取ることで、どれだけ周りの人々の励みになり、幸せを分け与えられるのか」を想像してみましょう。

 

「自分がいい気分になることで周りに優しく接して、笑顔になる人が増えていく」ようなイメージです。

 

「自分のみならず周囲の人々にも成功(幸せ)を分け与えられる人」になら、『代償の法則」ペナルティではなく、報酬をもたらすためについて回るようになります。

 

「自分のみならず周囲の人々にも成功(幸せ)を分け与えられる人」のセルフイメージが浮かぶ「明確な目標」を設定してみましょう。

 

そのセルフイメージが「罪悪感」をそぎ落とし、「明確な目標」が現実化するのを促進します。

 

次回はエリクソンの「わたしの声はあなたとともに」の解説を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。