こんにちは、リブラです。今回は、ナポレオン・ヒルの「悪魔を出し抜け!」第7章の解説です。
ヒル「わたしたちが神と呼ぶあなたの対抗勢力は、どうしてあなたを滅ぼそうとしないのでしょう?その理由を教えてもらえますか?」
悪魔「それは、わたしとかれ(神)の持っている力が同じものだ(同じ力を使っている)からだ。
宇宙で最も強力な力は、建設的な目的(神の目的)にも、否定的な目的(悪魔の目的)にも使われている。
さらに重要なことは、おまえたち人間も、神や悪魔と全く同じようにその力を使うことができるということだ」
ヒル「何か証拠でもあるのですか?」
悪魔「ある。しかし、それはおまえが自分で見つけた方がいいだろう。悪魔の言うことなどあまり重要ではないようだからな。
悪魔は恐い。神は信用できない。となれば、おまえが宇宙の力を利用できる途はただ一つ。自分の持つ思考の力を信じ、それを使うことだ。
それが『無限の知性』を蓄えた偉大なる智恵の宝庫へ直接つながる道なのだ」
ヒル「なぜ、わたしたち人間は、その『無限の知性』への道をもっと早く見つけられなかったのでしょうか?」
悪魔「わたしが否定的な思考を意識の中に植えつけ、否定的な結果を得ることの方に引かれるように仕向けたからだ。
人間の意識は、繰り返し考えたことを引き寄せるようになっている。
人間を対抗勢力(神)から引き離そうと思ったら、わたしの目的に合う思考を与えさえすればこと足りるのだ」
ヒル「わたしの勘違いでなければ、いまあなたは、人間は悪魔を恐れる必要もなければ、悪魔に媚びを売る必要もないと認めたのですね?」
悪魔「まさに、その通りだ。こんなことを認めればわたしの活動に差し障りは出るだろうが、人間をあらゆる力の源に直接結びつけることで対抗勢力(神)の動きを抑えられるのであれば、それで本望だ」
ヒル「あなたは人間の意識に恐怖や不安や無関心の種を植え付ける。
そういった否定的な感情が人間を『流される』という習慣に引きずり込む。
その習慣がヒプノティック・リズム(集団催眠)の法則によって永久化される。
そうなったら、人間はどうすることもできない。
これで間違いないでしょうか?
そうなると、ヒプノティック・リズムは人間にとって、注意を要するものであると同時に、敬意を表すべきものであるということになりますよね?」
悪魔「より正しい言い方をすれば、ヒプノティック・リズムとは、それについてよく学び、理解し、そして明確な目標を達成するために積極的に活用すべきものである」
ヒル「もし、ヒプノティック・リズムを明確な目標達成のために積極的に活用しなかったとしたら、かえってそれが大きな脅威となることはありますか?」
悪魔「あり得る。なぜならヒプノティック・リズムは自動的に働くからだ。
意識的に使われなかった場合は、望ましくない結果をもたらすこともあり得る。というより必ずそうなる。
大自然は、あらゆる場所でその環境特有のリズムを生み出している。
そのリズムの及ぶ範囲にあるものは、すべてそのリズムに同調するように作られている。
唯一人間だけが思考によって自分独自のリズムを作り出す力を持っている。
ただし、ヒプノティック・リズムによってまわりの環境に影響されるようになってしまったら、この特権はもう使えない」
ー「悪魔を出し抜け!」第7章よりー
聖書の創世記で創造主が最初に創ったのは「光」で、それと同時に「闇」も創りました。
その創り方も試行錯誤の末に出てきたのではなく、「光あれ」という言霊による命令でした。
無(見えないレベル)から有(形あるレベル)を生み出すとき、有(形あるレベル)から有(形あるレベル)を生み出すときとは違った力が働きます。自然の法則が働くのです。
それはヒプノティック・リズムであり、共鳴共振の法則でもあり、両性の法則でもあります。
わたしたちの脳も心臓も筋肉も電気的刺激による伝達と伝播で動いています。
全身の筋膜の振動が電気を発生させ、身体中に生命のスパーク<気>を巡らします。
自然の法則では、すべてがそれぞれにかけがえのない役割を果たし、連携して機能してます。
みんなでひとつの目的に向かうように全体が動くのです。
このひとつの目的を与える者が、その一連の現象の創造主となります。
悪魔は「おまえたち人間も、神や悪魔と全く同じようにその力を使うことができるということだ」と言っています。
それは別な言い方をすると、わたしたち人間も「ひとつの目的を与える者となり、その一連の現象の創造主となり得る」ということです。
悪魔は言います「宇宙の力を利用できる途はただ一つ。自分の持つ思考の力を信じ、それを使うことだ。
それが『無限の知性』を蓄えた偉大なる智恵の宝庫へ直接つながる道なのだ」と。
神を崇めたり、悪魔を恐れたりするのではなく、自らの持つ思考の力を信じ、それを使えば『無限の知性』が得られるというのです。
ここで大事なのは、自らの思考を使うのではなく<信じる>ことです。
<信じる>なんて言葉を使うのは、摩訶不思議な抽象的なものが対象です。
何を意味しているかというと、実在しないもの(未だ起きていないこと)に対して抽象思考をしてそのイメージを掴み、信頼することを言っているのです。
「こんなイメージの未来が欲しい」と思い描いてそれを信じると、潜在意識にそのオーダーが届いて『無限の知性』の鍵が開くのです。
過去の経験や収集した情報から答えを得ようとするときは、普通に頭で考えればよいのですが、難しくて答え出ないもの、予測不可能な未来のことなどは、『無限の知性』に頼るしかありません。
そんなときは、眠る前にその答えが簡単に手に入るイメージを浮かべて、潜在意識に丸投げしてみるのです。
目が覚めるとアイディアが降りて来たり、翌日遭遇する人や情報から答えにつながるヒントが必ず得られます。
この潜在意識の機能は、信頼して委ねないと働きません。
たとえば、いま口にした食べ物がどんなふうに消化されて吸収されて身体の栄養になるのか、疑う人はいませんよね。
自然の法則を使うときは、信頼してお任せする姿勢が大切です。
自身の顕在意識が命じた指令を、自身の潜在意識に信頼して委ねるという絆を構築すると、自己信頼が深まります。
自分を信じられるようになると、自分の判断や選択に迷いがなく自信が持てるようになります。
そうなると自分の未来や可能性などの未知の部分も信頼できるようになります。
いかなる状況でも自分を拠り所にできるようになるのです。
この状態になれば、既に自分自身がヒプノティック・リズムの発信源になっています。
ヒプノティック・リズムの影響を受ける側ではなく、自分がヒプノティック・リズムの発信源になっていれば、自然の力がそれに同調して働いてくれるのです。
「唯一人間だけが思考によって自分独自のリズムを作り出す力を持っている。
ただし、ヒプノティック・リズムによってまわりの環境に影響されるようになってしまったら、この特権はもう使えない」
とあるようにわたしたちの思考(意識)は、「自分独自のリズムを作り出す力を持って」いて神羅万象・万物を自動的に働かせることができるのです。
だからこそ、自分が何を考え、何を思うかが重要なのです。
無意識レベルで考えていることさえ、それが繰り返えされ定着すると、潜在意識はそれを指令と受けとり働く可能性があるからです。
眠る直前は潜在意識との大切なコンタクトの時間です。
自身の人生の創造主として、望む未来のイメージを楽しく描いて潜在意識に委ねてみましょう。
その繰り返しが独自のリズムを生み、やがてヒプノティック・リズムの使い手になれます。
次回は「悪魔を出し抜け」の解説を予定しています。
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