こんにちは、リブラです。今回は、ウエイン・ダイアー著「老子が教える実践道(タオ)の哲学」の解説です。

 

 

第76章「たわむという強さ」

 

「人は、生まれるときは柔らかく弱い。死ぬときは強ばって硬い。

草も木も、生命あるうちは、柔らかくしなやかで、死ぬときは、乾いて脆い。

だから硬さは死の友、しなやかさは生命の友。

退くことのできない軍隊に、勝ち目はない。

たわむことのできない木は、風に吹かれれば折れる。

硬く強ばったものは壊れ、柔らかくしなやかなものは栄える

ー老子が教えるタオの哲学ー

 

ハリケーンのただ中に立つヤシの木に倣いましょう。暴風に弄ばれる弱さが、壊滅的な嵐を生き抜くヤシの強さを生み出すのです。それは、あなたと他者の関係も同じです。

 

相手の言葉に耳を傾け、考え方への批判はそのまま受け容れ必要ならば、進んで自分を曲げましょう。

それがほんとうの強さです。

 

今日のタオ

 

足を揃えて立って、両手を頭の上にできるだけ高く伸ばします。そのままの姿勢で、できるだけ深く身体も右へ曲げ、1分間そのポーズを保ちます。身体を元に戻し、次に、同じように左に曲げます。

このときに「わたしは、しなやかで柔らかくタオに合わせて自由自在に曲がることができる」と心の中で唱えてイメージしましょう。とダイアー博士は言っています。

 

ひとつの星座に20年近く滞在する冥王星は、その時代の象徴するものとも言えます。現在冥王星は6月11日まで一時的にみずがめ座に滞在してまたやぎ座に戻り、そんな出入りを来年も繰り返しながら2025年には完全に冥王星みずがめ座時代に突入します。

 

いままでやぎ座の現実主義・物質主義・合理主義に従い、過去の経験則に基づいて人の心も世の中も回ってきましたが、その限界を超えるのがみずがめ座の役目です。新しい風で古い考え方や固定観念を吹き飛ばすのがみずがめ座の使命です。

 

みずがめ座は不動サイン(フィックスド)なので、頑なで容赦がなく古いものを破壊しながら新しい流れを作ります。

現在冥王星がこの星座に滞在中なので、誰しも今までの経験が通用せず、変化・変容の必要性を感じていることでしょう。

 

地のエレメント(やぎ座)から風のエレメント(みずがめ座)の激しいシフト期に、水のエレメントで柔軟サイン(ミュータブル)のうお座に海王星(直感、イマジネーション)と土星(現実性、具現化力)が配置されているのは、愛ある天の計らいかなと思います。

 

「たわむことの強さ」説くタオの教えを目にすると、すぐにわたしは「柔軟サインの強さ」連想します。

柔軟サイン(ふたご座、おとめ座、いて座、うお座)は、ミュータブルサインとも言われています。

 

柔軟(ミュータブル)サインは柔らかさでだけではないのです。化けるように変化するミュータントのような性質があるのです。

ミュータブルは「変更可能」という意味ですから、変化が容易く変幻自在な性質なのです。

 

それでは、ミュータブル(柔軟)サインがその性質を発揮するのはどんなときなのでしょうか?

それは環境に適応する必要があるときです。

 

たとえばアセンダントがうお座なら、信頼できる人間関係がそこにあれば、水が浸透するがごとく自分をその環境に馴染ませ溶かし込んでいくでしょう。それは柔軟サインの優れた適応力なのですが、あまりに自然にやってのけるので周囲に染まりやすいのが欠点と思っていたりします。

 

アセンダントがおとめ座なら、まず、その環境のルールとしくみの詳細を理解することで適応し、そのルールとしくみの変化に柔軟に対応する術で周囲に役立ち、自身の立場を確保します。でも、本人は詳細にこだわるその性質を欠点に思っていたりします。

 

アセンダントがふたご座なら、まず、情報を好奇心に任せて収集し、その中から自分に適したものを自由に選べる選択の采配で環境の変化に対応することをゲーム感覚で楽しみます。でも、好奇心任せのその姿勢を飽きっぽさや移り気の欠点と思っていたりします。

 

アセンダントがいて座なら、「シンプル・イズ・べスト」をモットーに要点を押さえ直感を頼りに行動して、大らかに適応します。でも、本人はそれをズボラで短絡的な欠点と思っていたりします。

 

アセンダントはこの世を生き抜こうとするエゴマインドの影響が出やすくキャラがわかりすいので当てはめてみましたが、天体やICやMCなどでもその性質は現れやすいので、ホロスコープのふたご座、おとめ座、いて座、うお座の在り処を探してみると、「柔軟サインの適応力の強さ」を認識できるかもしれません。

 

わたしは1室(本人のハウス)にうお座キロンがあるので、自身のコンプレックスやトラウマの経験から、人の心の痛みに溶け込んで感じる共感能力が自然に身につきました。かつては、人のネガティブな相談事をすぐ背負い込む性質を欠点と思っていました。

 

7室(対人関係のハウス)におとめ座冥王星と天王星があるので、ホロスコープのしくみを使って人生の問題に答える仕事をしています。かつては、つい、生年月日のデータから人を知りたくなってしまうその性質を、こんなめんどうくさいことをなんで趣味にしちゃったのだろうと思ってました。

 

わたしはIC(基盤のハウスの始点)がふたご座なので、変化に際して情報をたくさん集めて、その中から好きに選べると思うことが安心材料になります。かつては、情報や知識ばかり集めるけれど行動力に乏しい自分を責めてました。

 

わたしはMC(天職のハウスの始点)がいて座なので、クライエントさんに未来の希望を提示するのことにセッションに重点を置いています。12年前の起業当時は、膨大なホロスコープの内容の全部を伝えようとして、伝えられるのはほんの一部だなと無力感を覚えていました。

 

誰のホロスコープにも、柔軟サインのハウスがあります。そこはあなたが変幻自在なミュータブル(柔軟)サインの環境に適応する力が発揮できるところです。

 

自分のホロスコープを信じて委ねると、自然にその星たちが働く人生の展開が見てとれるので、嵐に遭遇してたわんでも未来を信じて凌ぐ強さが生まれます。

 

 

次回も「老子が教えるタオの哲学」の解説を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。