こんにちは、リブラです。今回は、ウエイン・ダイアー著「老子が教える実践道(タオ)の哲学」の解説です。
第74章「生にこだわらず、死にこだわらず」
「万物が流転するならば、何にこだわることがあろう?死を怖れなければ、成し遂げられないことは無い。死を一手に司る主がいる。死の主を代行する者は、大工の棟梁の代わりに手斧を使うに同じ。
素人が棟梁の斧を振れば、必ず自らを傷つける」
ー老子が教えるタオの哲学ー
道(タオ)は、あらゆるものの中にあります。生まれ、死ぬ、そのすべてが道(タオ)の作用です。
生命の復路(帰り道)の旅をいつ始めるか、を決めるのは、生死を司る主に任せましょう。
あなた自身がタオと調和して生きればいいのです。
今日のタオ
瞑想の最中に、死んでみる。肉体を抜け出し空中を漂って(イメージして)みてください。すると、身体という容器と自分とは別物だという感覚がわかりやくなります。
肉体という目に見える物から遠ざかり、空中の観察者に近づくにつれ、死に対する恐怖が薄らいでいくでしょう。
この考えは、ニール・ドナルド・ウォルシュの著書によく表されています。
「雪は、皆一緒に美しさを讃え合って、一つの荘厳な光景を造りあげる。それから、互いに溶け合って一つになる。それでも、雪はなくならない。けして消えない。けして存在をなくさない。ただ形を変えるだけ。一度きりではなく、幾度も変化を繰り返すだけ。個体から液体へ、液体から気体へ、見えるものから見えないものへ。
そして、再び空に昇り、再び舞い降りて、息を呑むほどすばらしい光景をつくり出す。
それはまさに生命の営みだ」ー神とひとつになることーより
とダイアー博士は言っています。
すべての物質は固有の振動数を持っているので、固有の振動パターン(周波数)を備えています。量子物理学の世界では、素粒子(物質の一番小さい単位)は、粒子と波の両方の形態を持つことが知られています。
粒子(物体)と波(波動)の両方の形態を素粒子が持っているわけですから、その素粒子の集まりである身体を持つわたしたちにも、波動で表される非物質次元の身体があっても不思議はないと思います。
非物質次元の身体=意識は、そのフォーカスを物質次元以外のところに向けることによりいくらでも時間・空間の制限から自由になることができます。
非物質次元の身体が幾層にも重なって存在しているのがわたしたちの本体の方で、物質次元の身体はほんの一部だからです。
わたしたちの本体は、意識の向け方次第でどこにでも行けるとても自由な存在です。
本来自由な存在であるわたしたちがどうして制限ばかりを感じて苦しむかと言えば、物質次元の身体だけが自分だと思い込み、意識のフォーカスを物質次元にだけ限定するからです。物質次元がわたしたちの本拠地(ホーム)ではないからです。
わたしたちが『生』と呼んでいるものは、物質次元にフォーカスを当て続ける期間であり、『死』は本拠地(ホーム)にフォーカスを戻すことです。
わたしたちの魂意識視点で『生』と『死』眺めるならば、物質次元に好奇心が働く間は物質次元にフォーカスを当て続け、その興味が失せると本拠地(ホーム)にフォーカスを戻すだけのことです。
どうしてわたしたちの魂意識が、わざわざ制限だらけの物質次元の身体に宿ることに好奇心を覚えるのかと言えば、それは個としての体験ができるからです。
物質次元のわたしたちの身体は個別に存在していますが、非物質次元の身体は流動的な波動なので、皮膚から一番近いエーテル体とそれに接している次の層のアストラル体ぐらいまでが物質次元の身体の個別感をなんとなく保ち、それ以上の層は本拠地(ホーム)との一体感の方が強いのです。
また、わたしたちの魂意識はリアルな物質次元の個別体験を味わうために、エゴ(生存本能由来の意識)を人生の相棒として『生』~『死』までの旅を共にします。
このエゴが物質次元の身体と物質次元だけを現実、『死』をすべての終わりと思っているので、わたしたちに『生』の苦しみと『死』の恐怖が付きまとうのです。
『生』の苦しみと『死』の恐怖は、エゴにとったら死活問題なのですが、すべてを知っている魂意識にとったら人間体験の外せない名所めぐりなのです。
ですから、『生』の苦しみと『死』の恐怖に憑りつかれそうになったら、それは物質次元の身体だけを自分だと思っているエゴの苦しみや恐怖で、魂意識が設定した名所だということを思い出しましよう。
ホラー映画の恐怖をリアル体験するエゴ視点になることも、ハラハラドキドキのスリルを楽しむ魂意識視点になることも、本来どちらも選べるようになっているのです。
ネガティブ思考は脇に置き、目を閉じて「今、ここ、この瞬間」に意識を置き、ゆっくりと吸う息と吐く息にフォーカスを当て、身体を弛緩させていくと、身体の感覚は鈍くなり意識の方(非物質次元)の自分を認識できるようになります。
そんな瞑想の時間を1日の始まりか終わりに用意する習慣がつくと、魂意識の自分の視点をいつでも忘れずにいられます。
次回も「老子が教えるタオの哲学」の解説を予定しています。
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