こんにちは、リブラです。今回は、ウエイン・ダイアー著「老子が教える実践道(タオ)の哲学」の解説です。
第59章「慎ましくタオの徳点を重ねる」
「人を治め、自然に仕えるうえで最高の行いは、慎ましく、控えること。慎みの始まりは、己の意思を棄てること。過去の徳は高ければ、慎みは深くなる。高い徳のあるところに、不可能はない。不可能がなければ、無限の力が溢れ出る。無限の力の持ち主こそ、治める者にふさわしい。
慎み深さは、道(タオ)に深く根を下ろす術、枯れず倒れず、久しく繁り続ける秘訣」
ー老子が教えるタオの哲学ー
老子の説く慎み深さ「道(タオ)に深く根を下ろす術、枯れず倒れず、久しく繁り続ける秘訣」は、シェイクスピアの「ヘンリー6世」第三部にも表されています。
我が王冠は、頭上ではなく、この胸の中にある。
ダイヤモンドやインドの宝石に飾られるわけではなく、
目にも見えない、「満足」という名の冠だ。
奇特な王だけが戴く、世にも希な王冠だ。
今日のタオ
万物の聖なる源=道(タオ)では、生命創造のサイクルを絶やさないために何が行われているのかを想像し、それに見合うような事柄を実行してみましょう。超消費社会のシンボルである、捨てられたガラクタを拾う。匿名で、貧困に苦しむ人に贈り物をする。そのように徳を積むことで、道(タオ)に深く根を張ってください。とダイアー博士は言っています。
「慎ましくしなさい」、「先に与えなさい」、「奉仕しなさい」、「寄付しなさい」とかの言葉が並ぶと、「ギブ&テイク」が常識と思っている合理主義のエゴは、おそらくソッポを向きたくなることでしょう。
でも、ここには「道(タオ)に深く根を下ろす術、枯れず倒れず、久しく繁り続ける秘訣」があります。それは、わたしたちの潜在意識の性質に根差した秘訣なのです。
映画館のCMで視覚では捉えられないくらいの速さでコーラの映像が繰り返し映し出されると、観客は休憩時間にこぞってコーラを買いに行くというサブリミナル効果の実験をご存知の方も多いと思います。
人はあからさまに「これを買ってね!」とお願いされるより、「買いたい!」と自分から思う方を好みます。その「買いたい!」衝動も本人の顕在意識の判断をすり抜け、無意識レベルに視覚・聴覚・触覚に繰り返される刺激によって誘発されやすいのです。
わたしたちの意識の95%を潜在意識が占めるといわれていますから、顕在意識が買う判断をしているように見えて、実は潜在意識が購買衝動を起こし購買行動を促しているといっても過言ではありません。
このサブリミナル効果を逆手に取ると、潜在意識の協力を得て顕在意識の望みを実現に向かわせることが可能です。何せ、潜在意識というところは、集合意識(神羅万象・万物の意識=大いなる源=タオ)と通じていますから、無限の力を秘めています。
自分一人分の潜在意識を制覇できれば、集合意識とつながりタオの流れに合流でき、そこに流れ込む自分自身の願望がタオ=自然の摂理と一致すれば、集合意識の力が働きます。
サブリミナル効果の例でもわかるように、潜在意識は無意識レベルに視覚・聴覚・触覚に繰り返される刺激に反応し、衝動を誘発(行動する気にさせ)ます。
良い人と思われるようにしようと思って顕在意識が奉仕や貢献を実行しても、95%の潜在意識はその気になりません。無理してやっても自己犠牲にハマり、被害者意識まで出てきてしまうとかえってネガティブな結果を招きます。
それよりも、誰にも知られないように隠れて、秘密裏に、自発的に、自然体で日課のように奉仕や貢献をすると、潜在意識が自動的にその行動にふさわしい肯定的なセルフイメージを構築します。そのセルフイメージが集合意識に送られると、神羅万象・万物に働きかけるので「与える人」のイメージにふさわしい豊かな現実が現象化します。
また、誰にも知られないように徳を積む経験は、承認欲求の他者承認を卒業させ、自己承認で「ありのままの自分」を認識できる状態=自己覚知を促す効果があります。
他者の承認に一喜一憂するスリルよりも、密かに徳を積んで新たな自分の境地を知るスリルの方が格段におもしろいのです。エゴと魂意識がタッグを組んで、非二元性の発想を物質界に持ち込んで行動→具現化するわけですから。
どんな陰徳を積んだらよいのか思いつかない人は、数秘のライフパスNo(生年月日の総和)が同じ人物の中から気に入った人をモデリング(その人の好みや行動を真似して、その人の思考回路を自分用にカスタマイズして身につけるNLPの手法)をしてみるとよいでしょう。
1901年12月5日(ライフパスNo1)生まれのディズニーは、子どもの頃からチャプリン1889年4月16日生まれ(ライフパスNo1)に憧れ、よく真似してステッキを持ってダンスを踊ることを学校の学芸会でしていたそうです。
憧れで考え方を真似(モデリング)することで、チャプリンの映画(エンターテイメント)で笑わせ、希望を見せて明るい気持ちにさせる、唯一無二の自分の貢献をする(ライフパスNo1)のポリシーが、ディズニーに培われたのではないかと思います。
営業成績が振るわないセールスマンで小説家志望のオグ・マンディーノ1923年12月12日生まれ(ライフパスNo3)は、離婚で妻子が去って行き、小説の出版も断られ、自殺を考えるまで追い詰められますが、そのとき初めて目にした成功哲学の本に書かれていることを試すため保険会社のセールスマンになります。
オグ・マンディーノが選んだ保険会社は、実業家で啓蒙作家でもあるW・クレメント・ストーン1902年5月4日生まれ(ライフパスNo3)が経営する会社の1つでした。
オグが成功哲学本に書いてあることを保険のセールスで実践するとたちまち営業成績がトップになり、他の営業社員の指導も任されました。そのときオグが指導用に作った小冊子(アファメーション集)を社長であるクレメント・ストーンが絶賛し、小説として出版することを支援したので、オグは啓蒙小説家としてベストセラー作家になることができました。
クレメント・ストーンは逆境から実業家として成功し、その経験から啓蒙作家となった人なので、どん底状態のころのオグから見たら、憧れの雲の上の人に見えたに違いありません。でも、成功哲学本に啓蒙された共通点がある2人なので、考え方や仕事の仕方を真似しやすかったのではないかと思います。
そして、ライフパスNo3の子どものように純粋な表現をする2人は、互いの作品に共鳴したので、オグはストーンの経営する会社を選んで社員となり、ストーンはオグの営業指導用小冊子に文学的才能を見出したのではないかと思います。
因みにわたしはライフパスNo9なので、ライフパスNo9でみずがめ座ASCで1ハウス土星持ちであるところまで似ているユング博士をモデリングして、自身の意識と対話して潜在意識の探求をしています。
ライフパスNoやホロスコープが似ていると真似しやすいので、モデリングがしやすいと思います。
次回も「老子が教えるタオの哲学」の解説を予定しています。
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