こんにちは、リブラです。今回は、ウエイン・ダイアー著「老子が教える実践道(タオ)の哲学」の解説です。

 

 

第57章「権威を棄て『素のまま』で生きる」

 

「優れた指導者になりたければ、道(タオ)に心を委ねなさい。指導を旨としてはいけない。計画も構想も棄てなさい。世界は己の秩序を持っている。

疑うのなら、今の世をごらん。制限や禁止の縄で縛られるから、人は、ますます貧しくなる。武器の数を頼みとするから、国は、ますます陰惨になる。

狡猾な策を練るから、結果は、ますます歪んでいく。法を作りすぎるから、悪事は、ますます世にはびこる。

だから、賢者の言葉を聞きなさい。

わたしが何もしなければ、人は善に向かう。わたしが平和を望めば、人は誠実になる。わたしが事を起こさなければ、人は豊かになる。わたしが我欲を強いなければ、人は素のまま人となる

ー老子が教えるタオの哲学ー

 

「規則だからだめだ」ー子どもや部下にそう言いそうになったら、口を閉じてください。代わりに、何も言わずにただ見守ったらどうなるか考えてみましょう。

 

自分が何をしたいのか、自分の限界はどのあたりか、自分の夢を実現するにはどうすればよいか、誰でも鋭い直感でわかっているのです。タオに倣いましょう。他者の素のままを認めるのです。

 

今日のタオ

 

これまで経験のないことをする時間を作りましょう。これまでやりたかったことを試してみるのです。すると、今まで新しいことに挑戦して経験を広げることができなかったのは、自分で制限を設けていたからだとわかるはずです。

さあ、これまで踏み込んだことのない領域に踏み込んでみましょう。とダイアー博士は言っています。

 

12星座のキャラクターの中で最も『素のまま』パワーが強いのがおひつじ座です。おひつじ座キャラに本音と建前の区別はありません。裏も表もありません。思いつくままに行動し、感じたことを隠さずそのまま表現するー『素のまま』以外を演じる方が難しいのです。おひつじ座の本質は『素のまま』、『ありのまま』の自分なのです。

 

そのおひつじ座に現在チャンスと幸運の木星が滞在中です。ということは、『素のまま』で生きるとおひつじ座に共鳴するのでそこに滞在中(5月17日まで)の木星のもたらすチャンスや幸運の恩恵に預かれるというわけです。

 

実は今月、昨年亡くなったわたしの母の一周忌があり、父と2人の妹と弟と一緒に栃木県のお墓参りに行ってきました。わたしの家族は、父がおひつじ座太陽と水星と土星、母がおひつじ座土星、双子の弟と妹がおひつじ座太陽、もう一人の妹がおひつじ座土星で、わたしはおひつじ座木星を持っています。凄く、おひつじ座色の強い一家なのです。

 

滅多に行かない山の中のようなところにお墓があるので、その土地で生まれ育った父がお寺やお墓に行くスケジュールを独りで取り仕切っていました。

 

おひつじ座水星で考え、おひつじ座土星のルールに則り、おひつじ座太陽のゴールを目指すスケジュールですから、誰の助言も受け付けないし、自分が体験した以外のコースは認めません。時刻表も見ないし、前年のお葬式のときこの時間に出て間に合ったからという父の感覚だけで出発時間を決めていました。

 

おひつじ座は前に向かうことだけを考えて進むので、それを遮ろうとするものがあるとご機嫌斜めになります。だから、父が張り切って引率する珍道中にわたしも妹たちも弟も、温かく見守りながらついていくしかありません。

 

久しぶりに会ったわたしと2人の妹たちは、電車の中で積る話に花が咲き時間が過ぎるのも忘れていました。父と弟が降車駅を気にして見ているから大丈夫だろうと油断したのです。

 

でも、父と弟も降車駅を知らせるアナウンスを聞き逃していて、5駅分乗り過ごしてしまいました。「5駅分引き返して次の電車に乗ればいいじゃないか。1時間も余裕を見て出発しているから大丈夫!」とそのときは思ったのですが、反対側に引き返すのに45分間電車を待たないといけないことに気づいて青ざめたのです。

 

引き返してもその後乗り換えることになる電車は1時間に1本なので、それに乗り遅れるとお寺に約束していた時刻より1時間遅れてしまいます。そして、さらに追い打ちをかけるように「次の電車は到着時間が10分遅れます」とアナウンスがあり、1時間遅刻がその時点で確定してしまいました。

 

仕方ないので父に、とりあえず、1時間遅れることを住職に連絡先しようと促し、一報を入れた後は、父はあっけらかんとしていました。さすが、おひつじ座太陽・水星・土星持ちは、遅刻ぐらいではドギマギしないのです。

わたしや妹たちはそれぞれ電車の乗り換えや到着時刻を見て、ローカル線の本数の少なさに絶望感を感じていましたが。

 

しかし、最後の乗り換え駅でミラクルが起こるのです。1両編成のそのローカル線は、わたしたちの乗る電車の10分遅れの到着を待っていてくれたのです!

駅員さんに、あちらに1時間1本の電車が待ってますからと追い立てられて、その電車に乗ることができたため、結局予定時刻通り遅刻なしでお寺に到着できました。

 

「ほら、だから大丈夫だと言っただろう!」と父は得意満面でした。動物的直感で行き当たりバッチリに行動する父を、おひつじ座天体を持つわたしのきょうだいたちは誰も批難しませんでした。それよりも、遅刻しないでたどり着いた奇跡にウキウキして、母の一周忌の良い思い出になったような気分でした。

 

おひつじ座の神話は、おひつじ座「素のまま」パワーを物語るようなストーリーです。

テッサリア王の子どもブリクソス(兄)とヘレー(妹)は、継母イーノ―の謀略により嘘の神託が降ろされて火炙りにされることになりました。それを知った伝神ヘルメスが大神ゼウスに伝え、ゼウスはこの世で最速の生き物である金毛羊に子どもたちの救出を依頼しました。

 

金毛羊はあっという間に2人を救出し、背中に乗せて猛スピードで戻ってきました。金毛羊が海を飛び超えるとき、ビックリしたヘレーはつかんでいた手を離し海に落ちてしまいました。

帰還したのは金毛羊とブリクソスだけでしたが、ヘレーがいないことをゼウスは一切咎めず、金毛羊のすばらしさを褒め称えました。そして、その功績を讃えて12星座の筆頭星座として天に上げたのでした。

 

金毛羊は最速の生き物ですから、帰りは背に乗せた子どもたちのためにゆっくり戻ってくる配慮は思いも浮かばなかったのです。「素のまま」の自分で救出に向かい、自分のペースで帰還したのでした。それをゼウスは最上級の称賛で迎え、12個の星座の中で1番に天に上げたのです。

 

どんなにおひつじ座が神から愛されているかが、伺い知れる神話です。2人とも助けることができなかったのにどうして金毛羊が神に褒め称えられるのか?と言えば、神はチャレンジする者を何よりも愛するからです。失敗を咎めたりしたら、リスクの高い冒険に出られなくなってしまいます。

 

「大いなる源」は無限の存在である自分自身を、限りある命の物質界の身体に宿らせ、すべてを忘れて人間の転生をするという壮大な計画を試みました。その目的は「自分を知る」ことです。無限の存在が「自分のありとあらゆる可能性知る」ために、有限の世界にいるのです。

 

ですから、「大いなる源」が奇想天外なチャレンジや冒険をする魂をとても歓迎するのも納得できます。

おひつじ座木星が滞在中は「権威を棄て『素のまま』で生きる」絶好のチャンスと言えるでしょう。

 

未体験ゾーンへのチャレンジや冒険をおひつじ座木星が応援するだけでなく、それによって「新たな自分」の可能性が開かれ、5月18日からおうし座木星に移行するときには、そのチャレンジによって拓かれた可能性が豊かさの流れを運んできます。

 

次回は「もしここが天国だったら」の解説を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。