こんにちは、リブラです。アニータ・ムアジャーニ著「喜びから人生を生きる」の解説は今回で終わります。
第18章「臨死体験についての質疑応答」のあらすじ
Q あなたが体験した死後の観点から、お金についてどう思われるか聞かせてください。
A(アニータ)「お金そのものには、善も悪もありません。わたしたちがそれにパワーを与える選択をして、お金や宗教や人種などに対し、ネガティブあるいはポジティブな判断をしているだけなのです。
わたしたちには感情があり、それを、たとえばお金についての信念につぎ込んでいます。
しかし、死は二元性を超越しています。(死後も存在する)わたしたちはあらゆる価値や信念を超えた存在です」
Q 自分の身体を癒したい人は、実際どのように(ヒーリング)すればいいのか教えてください。
A「型にはまった方法論や教えのようなものは、ますます教義を増やすことになるので、わたしはそれを好みません。大切なのは、そういったものから自由になることです。けれど、病気や症状を、“追い払うべき敵”として見ないようにすることをお勧めします。
それは恐怖からの反応だからです。わたしにとって病気は、わたしの身体が自分を癒すための方法でした。大切なのは、病気を治すことだけを目的にして毎日を過ごすことをやめることです。
わたしは、幸せになるために自分の健康がこうでなければいけないという考えから自由になり、すでに健康であると思い、今の瞬間に喜びを感じるようにしています。
現在に生きるとは、時間のあるコマから次のコマへと感情の荷物を持ち運ばないことを意味しています。あらゆる瞬間がかけがえのないものであり、再現することできません。すべての瞬間を最大限に生かし、精一杯生き、自分が幸せになれることをしてください」
Q もっと実用的アドバイスをいただけますか?現在どのように健康を保っていますか?食事で気をつけていることは何ですか?
A「癌で臨死体験する前までは、恐怖心から菜食主義者になり、癌の原因になるといわれているあらゆるもの(電子レンジや防腐剤など)を避けていました。しかし、現在は、自分が食べたいと思うものを食べています。食べ物や人生を楽しむことだけはいつも忘れません。何よりも、幸せでいることが1番大切です」
Q 臨死体験からのメッセージやレッスンで、あなたがみんなにぜひ知って欲しい、あるいは理解して欲しいと思うことは何ですか?
A「エゴも知性もスピリットもすべてがすばらしいということを知って欲しいと思います。あなたは、この宇宙の創造における美しい産物なのです。あなたのそばにいるすべての人に、ありのままの自分でいることを思い出させてください。かれらは完璧であなた自身も完璧なのです。
ほとんどの苦しみは“劣っている”と感じるところから生じています。恐れずに、自分のすばらしさを思うままに表現してください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
アニータは臨死状態になることで体外離脱をし、意識だけで存在する体験を経て物質界の出来事を俯瞰的に捉えるようになりました。アニータは本来の自分が「大いなる源(神、創造主、根源)」とひとつになっていることを知り、それを受けとめ信じることができたので、彼女の意識が物質化した“健やかな身体”で生きることが可能になったのです。
スピリチュアルな摂理を受けつけられないと、死の淵にいた末期癌患者が臨死状態から目覚めて5週間後にすべての癌が消失し、その後の再発もないことが摩訶不思議な超常現象としか思えないでしょう。
でも、アニータが説明していることは、スピリチュアルな法則に照らし合わせると、とても理にかなっているのです。強い意識(思考、感情)がひとつの信念になって注がれると、その思いは現実化します。「信じる」という状態になると、プラシーボ効果(偽薬でも治癒する現象)が起こることも科学的に認められています。
アニータの治癒が完全で奇跡的だったのは、彼女が「大いなる源(神、創造主、根源)」のシステムごと信じることができたことが、大きな要因と思われます。「信じる」対象がすべての根源でこの世のシステムそのものだったら、その意識状態を投影するこの世に完全にマッチした現実化が起こります。
それは、アニータの意識(思考、感情)が「大いなる源(神、創造主、根源)」の意図と常に一致する状態を意味しています。
アニータは彼女だけでなく、誰しもその状態になり得ると言っています。
なぜなら、わたしたちの本質は「大いなる源」の分霊である魂意識そのものだからです。
本来のわたしたちは「大いなる源」と一体ですから、完璧であるのが当然なのです。完璧である「大いなる源」だからこそ、自分自身を知るためにわざと不完全と思い込む自分を創り、それを忘却した状態で本来の自分に戻る試みをしているのです。
体外離脱をしてアニータは、そのしくみを理解し、身体に戻っても本来の自分(「大いなる源」と一体の自分)を忘れず信じることができたから、奇跡のような治癒が起こったのです。
わたしたちも、自身のエゴ(生存本能由来の物質次元だけを信頼する意識)が魂意識を主として信じることができれば、アニータと同じ状態になれます。それには、「大いなる源」が創り出したこの世界を怖れないことです。エゴが創り出すネガティブな妄想に惑わされないことです。
迷ったら、自身は「大いなる源(神、創造主、根源)」であると信じた視点(俯瞰視点)でこの世界を眺めてみることです。
お金にしても、治療法にしても、食生活にしても、「怖れ」を感じたら、それはエゴが意識の主導権を握っている状態だとわかります。
「大いなる源(神、創造主、根源)」は自身の創ったこの世界に翻弄されたりしませんが、物質次元の虜になるエゴは「大いなる源」の創ったこの世界の見えないシステムを信じられないので、生き残れないのではないかと「怖れ」を感じるのです。
わたしたちは社会に守られ、生存の危機に遭遇することは滅多にないので、エゴの「怖れ」が魂意識を信頼できない状態を創り出すのがわかりにくいのです。
これ気づくサインとして“劣っている”と感じることについて注意して俯瞰的観察してみると良いでしょう。それがまさにエゴの「怖れ」なのです。その「怖れ」をエゴ視点で見てしまうと、ネガティブな思考回路が回り始め苦しみが始まります。
エゴのネガティブな思考回路が弾き出す対処法は、物質次元のみの解決法だからです。いつも、物質的制限に阻まれ、不完全だからです。でも、ここで、エゴの「怖れ」を魂意識で観察してあげれば、この世のシステムを創った「大いなる源」が応えてくれるのです。
本来はエゴの「怖れ」に魂意識が完全な導きをすることで「大いなる源」との共同創造の人生を生きるはずだったのです。エゴと魂意識を分断してしまう生き方が、わたしたちの人生に苦しみをもたらすのです。
ですから、“劣っている”と感じたら、それはエゴが“生き残り”の危機を感じ悲鳴をあげているサインと受け取り、一瞬だけ神になった気持ちで俯瞰的に観察してみましょう。けっこう、取るに足らないことを、生存の危機でも何でもない起こりもしないようなことをエゴがいろいろ「怖れ」ていることに気づくでしょう。
そして、その愚かさがわかれば、エゴ視点(怖れの動機)で世界を眺めて自身の人生を考えることは、バカバカしいからやめようと思うでしょう。
次回はアニータ・ムアジャーニ著「もしここが天国だったら?」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちら をご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。