こんにちは、リブラです。今回は、アニータ・ムアジャーニ著「喜びから人生を生きる」の第17章を解説をしていきます。

 

第17章「ありのままの自分を生きる」のあらすじ

アニータは「自分についてどう感じているかが、人生で1番大切です。自分自身に正直でいることが、ポジティブでいるよりずっと重要です」と言っています。

 

アニータは動揺することが起きた場合、自分がネガティブな気持ちになるのを許します。なぜなら、ほんとうの感情を封じ込めるよりも、体験する方がはるかに良いと考えるからです。

 

それは、自分が感じることと闘うのではなく、受け入れるということです。判断せずに、許すという行為は、まさに自分への愛の行為です。

 

ほんとうの自分と仲良くして生きるとは、存在のあり方を意味し、自分が幸せだと感じること情熱を目覚めさせ長所を引き出すこと気分が良くなることをすること無条件に自分を愛することです。

 

アニータは臨死体験で無限の自己以外には何もないとわかってから、自分自身を進行中の完璧な作品だと考えるようになりました。

 

ありのままの自分(純粋な意識)を受け入れることは、解放につながりますすべては一つなので、ありのままの自分の手に入れたいと思うもはその願望~目的のものまでを含めてすでに自分のものだと知ることを意味します。

 

ありのままを受け入れるプロセスは、まず信頼することいつも自分に忠実でいること

このようにして、アニータは真に自分のものを引き寄せますが、それは、彼女が受け入れられるレベルに合わせて実現するといいます。

新しい体験を受け入れ、自分の気づきを拡大すると引き寄せられるもののレベルはさらに上がります

 

すべての時間のタペストリーはすでに完成しているので、人生で起こってほしいと思うあらゆることは、無限の非物質的次元ですでに存在しています。わたしたちがすべきことは、この世での自分を拡大し、この領域(宇宙エネルギー)の中に入り込むだけです。

 

自分が追い求めれば、分離を強めるだけです。ありのままを許容するということは、わたしたちは一つの存在で、すべてはつながっており、自分が望むものはすでに自分のものなのだという理解を意味するのです。

 

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アニータがこの章で推奨している「ありのままの自分を生きること」は、引き寄せの法則の奥義でもあります。

 

「ありのままの自分(純粋な意識)」は無限の自己につながっているので、「人生で起こってほしいと思うあらゆることは、無限の非物質的次元ですでに存在しています」

 

わたしたちは願望がなかなか現実化しなくて悩みますが、「すべての時間のタペストリーはすでに完成している」ので、その願望が意識に浮上した時点ですでに成就までの一連のコースが無限の非物質的次元ですでに存在」しているのです。

 

物質界(3次元)では時間が直線的に流れているように感じられても、無限の非物質的次元」ではすべての時間が同時に存在しているのです。過去も現在も未来も並行世界も同時に存在しているのです。

 

願望が実現するときは受け入れられるレベルに合わせて実現する」ので、願望とその願望を受け取る側の波動が一致するタイミングで現れます。

 

願望が浮上するときは、それが手に入っていないから願望になったわけで、「欲しい」という欠乏の意識が強く、まだ、受け取り可能な状態にはなっていません。

 

引き寄せの達人のアニータは、こんなときは「欲しい」という気持ちを受け入れ判断せずに、許します。

本を執筆していたけれど彼女の希望する出版社とは連絡をとるルートがなく5年の歳月が流れますが、出版社に自分から売り込む行動は取りませんでした。

 

アニータは、まだ本の出版を受け入れられるほど意識拡大が起きていないことに気づいたからです。ドバイで臨死体験の講演をしたときに、意識変革が起きて「自身の臨死体験は万人の役に立つ」という確信を得て願望実現の受け取り準備ができると、ヘイハウス社からダイアー博士の紹介で出版依頼が来て願望は現実化ました。

 

願望が現実化するまでの待ち時間で欠乏感を募らせて追い求めれば、願望とその成就の分離を強めるだけです。

「ありのままを許容するということは、わたしたちは一つの存在で、すべてはつながっており、自分が望むものはすでに自分のものなのだという理解」を促します。

 

「無限の非物質的次元ですでに自分のものなのだという理解」があれば、意識の上では「すでに持っている自分」のイメージを描けるようになり、願望成就に対する欠乏感を手放すことができます。

 

強く願ったものはなかなか成就が難しいけれど、忘れるくらいの歳月が流れたときに全部当たり前のように叶っていたというのは意外とよくある話です。

 

引き寄せの法則の原理からすれば、願望を忘れるほど時間が経過して欠乏感も消え失せ、遮るものがなくなり、受け取る準備ができたから、当然のように願望とその成就の一連が現実化したということになります。

 

今ある現実と激しいギャップを感じる強い願望が出てきたら、その願望は「怖れ」や「未来志向」で「すること」を目的にしているのか、「ありのままの自分」が「存在する喜び」を目的にしているのかを心に問いかけましょう。

 

「ありのままの自分」が「存在する喜び」を目的にしている願望であれば、その願望が成就する一連のコースはすでに潜在意識に存在し、受け取り準備ができるのを待ちかまえている状態です。

 

「すでに持っている自分」のイメージして、その願望の成就を自然に受け取れる意識状態に拡大しましょう。

 

次回は「老子が教えるタオの哲学」の解説を予定しています。

 

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