こんにちは、リブラです。

 

ウクライナ侵攻の渦中の人である、プーチン大統領とゼレンスキー大統領のホロスコープを読み比べの続きで、今回は6室(貢献のハウス)です。

 

プーチンは1952年10月7日生まれ、ゼレンスキーは1978年1月25日生まれで、ホロスコープはASTROTHEMEのcelebrity serchで検索したものを採用しています。

 

プーチンの6室はおひつじ座17度で始まりおうし座3度で終わります。このハウスに主要な天体はありません。

 

6室のルーラー(始点)の星座を読むと、その人物がどのような貢献に向かうのかがわかります。数秘術のセオリーからすると、「6」は「5」の独自の変革を経験するからこそ、「6」で愛や絆を通して人と深くつながる方に向かうという意味があります。

 

ホロスコープでも同様で、「至福の追求で個性が目覚める」からこそ、その個性を才能に発展させて「貢献」することができるのです。趣味に没頭しているうちにそれがプロ級の技術に発展し、サービスする側になるプロセスが5室→6室の間にあるのです。

 

プーチンの6室のルーラーはおひつじ座なので、誰もやっていないことにチャレンジ、開拓し、成就して見せることで、限界を突破して可能性を開く勇気を周囲に与えることができます。

 

火のエレメントのおひつじ座のイメージは「噴火する火山」です。爆発的でパワフルで、制御不可能なエネルギーです。活動サインなので、そのパワフルエネルギーをアクティブな行動に注ぎます。

 

プーチンがKGBに就職することを夢見はじめた14歳の頃(1966年年10月~1967年10月)、トランシットの土星はうお座からおひつじ座に移行する時期です。KGB職員のアドバイスどおり、抜きん出たスポーツの成績と学業の成績を残すべく努力を始めたのは、まさに彼の6室におひつじ座土星が運行している時期だったのです。

 

プーチンがスパイ映画を観てスパイに憧れたのはトランシットのうお座土星が5室運行の頃で、その夢を具現化すべく現実的な努力を継続できたのは、土星が5室の至福によって目覚めた個性を才能に転換し、6室の貢献に活かそうと働いたからでしょう。

 

アセンダトさそり座のエゴマインのキャラクターから推察すると、秘密裡に情報を握り、裏舞台から表舞台の実権を獲得しようと目論んだのかもしれません。でも、6室絡みの土星の働きがあるとしたら、その努力の影には「人や社会に貢献したい」という動機があることは確かです。

 

おひつじ座の貢献は誰もやっていないことにチャレンジし、限界を突破して見せることにあります。特権階級の生まれでもないプーチンが、共産主義国家の中で権力の階段を登り詰め、衰退し混迷を極めるソ連をなんとかしようという動機は、おひつじ座らしい貢献のテーマだと思います。

 

プーチンが後に振り返って「1番おもしろい仕事だった」と言った大統領府第1副長官の就任も土星が彼の6室運行中の1998年です。この年に彼はFSB(KGBの後身)の長官に就任し、エリツィン大統領のマネーロンダリング疑惑を捜査中の検事総長を女性スキャンダルで失脚させました。これでエリツィンの信頼を得て翌年の1999年にプーチンは首相に任命されました。

 

ゼレンスキーの6室はさそり座5度で始まりいて座21度で終わります。このハウスにはさそり座16度の天王星(変革)といて座17度の海王星(直感、イマジネーション)があります。

 

さそり座16度の天王星は、3室(表現のハウス)のしし座17度の月(心のよりどころ、インナーチャイルド)90度で葛藤するアスペクトをとっています。

 

また、いて座17度の海王星、3室のしし座17度の120度で協調するアスペクトをとっています。

 

ゼレンスキーの6室のルーラーはさそり座です。さそり座は真実や本質に1番価値を置く星座です。6室に天王星があると要所を捉えた本物の貢献をするべく、自己変革を促します。言い換えると、「ほんとうの貢献」をするにはそれまでの自分を捨てて、新しい自分に変革することが必要になるのです。

 

ゼレンスキーの5室(至福と創造性のハウス)で土星がてんびん座~さそり座に滞在中の2012年に、彼は映画「ルジェスキー対ナポレオン」のナポレオン役で話題になりました。「革命を起こす人物」というセルフイメージが、ナポレオン役を演じることでゼレンスキーにフィットしたのでしょう。

 

そして、土星が6室に入った2015年にはドラマ「国民の僕」の主役を演じ、ウクライナ国民を魅了することになりました。この「国民の僕」(一介の教師が大統領になって活躍する)の筋書きのように、ゼレンスキーはコメディ俳優から政治家に転身したのです。

 

トランシットの土星がゼレンスキーの6室に入り、彼のさそり座天王星に「本物の貢献するため」の変革を促したのでしょう。

ちょうどトランシットの土星が彼の5室から6室運行中は、ウクライナ国内が政治的混迷を極め、国民の不満が爆発していた時期でした。

 

ソビエト崩壊により独立したウクライナは、経済的な自立がままならず、欧州寄りになるか、ロシア寄りになるかの二極で大統領の政治的方針が揺れていました。

 

トップの方針が二極分化しているので、ウクライナ国内にも反ロシア派と親ロシア派の対立が生まれ、マイダン革命(2014年ウクライナ騒乱)や暴動が起きました。そこでロシアがクリミア侵攻をして併合してしまったのです。

 

欧州仲間にウクライナを引き込みたいアメリカ対それを阻止したいロシアの代理戦争が、ウクライナを舞台に既に始まっていたのです。

 

ゼレンスキーはロシア語を話すウクライナ東部で育ちましたが、ロシア民族主義とウクライナ民族主義のどちらでもない中立派として行動しました。

 

だから彼の立ち位置が微妙で(ウクライナ国内ではロシア語を話しているだけで親ロシア派と誤解されるようです)、自由主義革命に肯定的でありながら、ロシア語文化の弾圧には反対していました。

 

混迷するウクライナに貢献しようと彼のさそり座天王星は変革を促したのでしょうが、彼のしし座月はみんなの人気者を演じられるコメディ俳優でいたかったのではないかと、葛藤する配置を見ると思います。

 

戦争の当事者になってしまった今のゼレンスキーは、ドラマの大統領役とリアルの大統領役のギャップを痛感しているところではないでしょうか。

 

次回は、プーチンとゼレンスキーのホロスコープの7室(対人関係のハウス)をリーディングしてみようと思います。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。